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2022年1月22日 (土)

木星 2022/01/22

今日は自転車をさぼって経緯台を赤道儀化して運用する練習
赤道儀化すれば視野回転が無くなるので木星のDe-rotation処理時の位置合わせが簡単に精度よくできるようになります。
ただし、赤道儀の場合は極軸をそれなりに合わせておかないと視野から惑星がどんどんずれて行ってしまうので金星を使って視野内のズレ方を見て極軸を合わせました。
Ven_20220122_1010
1月22日10時10分 D=127mm、F=1500mm、Neptune-C II 、SharpCap 4.0、1ms、Gain=30、20000フレームを10%スタック、RegiStax 6でWavelet処理

極軸合わせのついでに撮影
金星を撮影するのは内合以来です。太陽からも離れて撮影しやすくなりました。

日没後、満を持して木星撮影です。
赤道儀化により木星の視野内のズレ方は南北方向だけを微調整すればよいので10分間の撮影中ほとんどノータッチで楽になりました。
しかも視野回転しないのでDe-rotation処理もすごく時間短縮となりました。
Jup_20220122_1723
1月22日17時18分~27分 D=127mm、F=1500mm、2.5×バロー、ADC、Neptune-C II 、SharpCap 4.0、15ms、Gain=330、400
0フレームを60%スタック×10、De-rotation、RegiStax 6でWavelet処理

冬型は緩んで北から張り出す高気圧の尾根に覆われて日中は穏やかとなり、上空の風も寒気も弱まってきたので気流は昨日よりもずっと改善しました。
大赤斑は沈んだ後で見どころの少ない面ですが南半球には白斑らしきものも認められます。
北半球海老茶縞の左の方は拡幅しているエリアが見えています。
明日はもっとよくなりそうですが雲が心配です。

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