金星と月 2022/01/04
午後から寒気の吹き出しの北風が強まってしまいました。
1月04日14時00分 D=127mm、F=1500mm、IR850、Neptune-C II 、SharpCap 4.0、1ms、Gain=80、25000フレームを5%スタック、RegiStax 6でWavelet処理
吹き出しによって空の透明度は良くなり昨日よりも簡単に金星が見つかりました。
しかし気流が悪化してモニター上の金星は細い糸がグニャグニャと振動しているように揺れボケました。
視直径は62.2秒。日が当たって見えている部分の輝面率は1.1%です。太陽からの離角は8.6度。内合の106時間前。
太陽に近いので自動導入で望遠鏡が金星の方向に向いてから望遠鏡のふたを外すようにします。そうしないと導入中に太陽の直射光が入ってカメラのセンサーを焼いてしまいそうです。
木星はアメーバになっていたので諦めて、南西のマンション上空すれすれで光っていた月を撮影
1月04日17時08分 D=127mm、F=1500mm、ASI294MC、IR685、SharpCap 4.0、15ms、Gain=300、1000フレームを30%スタック、RegiStax 6でWavelet処理、35%縮小
月齢1.5くらいで日が当たって見えている部分の輝面率は3.3%です。
金星のように両極付近までは見えません。
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