« ボレリー彗星など | トップページ | M1(かに星雲)を撮る »

2022年2月13日 (日)

M65、M66など

6:40起床。
曇っています。未明まで晴れて冷え込んだ状態から曇ったので気温が全然上昇しません。
しかも昼前から雨降りとなり自転車は完全休業。2月は春到来までもう一歩というところで日差しの無い寒い日が多くなり一番つらい季節です。
仕方ないので11日の夜に撮影した画像を処理して時間をつぶします。

しし座のトリオと呼ばれている3つの系外銀河です。3つを1つの画角に収めるのがお作法らしいのですが長い焦点距離と狭いセンサーなので個別取りです。

しし座M65
M65_20220211
D=127mm、F=1500mm×0.5レデューサー、CLS、Neptune-C II 、SharpCap 4.0、10s、Gain=460、180フレームライブスタック、RegiStax 6でWavelet処理、トリミング、縮小

×0.5レデューサーを付けても焦点距離は900mm程度にしかならないのでF7と暗いですが大きな像が得られるので6cm370mmの屈折で撮るよりも迫力が出ます。今回はCLSフィルターを付けて30分間ライブスタックしました。
マウスで天体を指定すれば自動で導入してくれて自動追尾、撮影もクリックするだけでパソコン上でアプリがスタックしてくれるので自分は室内でぬくぬくと拓郎のオールナイトニッポンを聞いていました。
そんな手抜きでも高校時代(フィルム時代)の自分には絶対無理だった系外銀河がクッキリと撮れるのですから良い時代になったものです。

しし座M66
M66_20220211
D=127mm、F=1500mm×0.5レデューサー、CLS、Neptune-C II 、SharpCap 4.0、10s、Gain=460、180フレームライブスタック、RegiStax 6でWavelet処理、トリミング、縮小

CLSフィルターは光害カットフィルターの一種ですがNeptune-C IIの感度の高い赤外領域は素通ししてしまうので結果はピンクっぽく写ります。仕上げの時にちょっと赤みを落とす必要があります。 

しし座NGC3628
Ngc3628_20220211
D=127mm、F=1500mm×0.5レデューサー、CLS、Neptune-C II 、SharpCap 4.0、10s、Gain=460、180フレームライブスタック、RegiStax 6でWavelet処理、トリミング、縮小

| |

« ボレリー彗星など | トップページ | M1(かに星雲)を撮る »

コメント

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)




« ボレリー彗星など | トップページ | M1(かに星雲)を撮る »