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2022年3月 2日 (水)

NGC3717、NGC4038、NGC4535など

暖かくなったものの夜は雲のかかることが多く今日も最近撮影した系外星雲を。

うみへび座NGC3717
Ngc3717_stack_45frames_900s35
渦巻銀河を横から見た姿。
ハッブル師匠の写真では円盤部に幅広の暗黒帯が写っているのですがベランダ天文台ではさっぱりです。

からす座NGC4038、4039
Ngc4038_stack_45frames_900s35
アンテナ銀河と呼ばれています。上がNGC4038、下がNGC4039
相互に重力の影響で銀河の一部が上下に長いひげのように引き延ばされ触覚を伸ばしているような姿がハッブル師匠の写真で有名。
心眼を使えばこの写真でも左上と左下にカーブして伸びているのがホントにかすかに見えます。

うみへび座NGC4105、4106
Ngc4105_stack_45frames_900s35
右がNGC4015(楕円銀河)、左がNGC4016(渦巻銀河)
こちらも相互に重力を及ぼし合っていてNGC4016の渦巻が変形しているのがうっすら感じられます。

かみのけ座NGC4293
Ngc4293_stack_45frames_900s35
中心を取り巻く明るい渦巻の外側に淡いかすかな渦が広がっています。

おとめ座NGC4535
Ngc4535_stack_60frames_1200s35
棒渦巻銀河をほぼ正面から見ています。
中心を通る棒の両側から腕がS字に大きく巻いています。メシエ番号が振られていてもおかしくないくらい見ごたえあります。
上の方には伴銀河も見られます。
ハッブル師匠の写真ではこの腕の中に網目のように暗黒帯が通っているのが写っています。

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