M58、NGC3166、NGC3495など
夕空の中見えなくなった木星が昨日ようやく太陽と合となり明け方の空に移りました。
でも夏至点に向けて赤緯を上げていく太陽に比べ木星の赤緯は低く、木星の出時刻と日出時刻の差の広がり方は遅いため5月連休くらいにならないと高度が上がってきません。
また今シーズンの木星は天の赤道付近にあるので東の空から昇るようになったため、しばらくしないとベランダから見えるようになりません。
今後南中高度が高くなるのは気流の影響を考えると歓迎ですが、望遠鏡の射程圏外の時間が長くなっていきます。
なのでしばらくは系外銀河めぐり。
ろくぶんぎ座NGC3165、3166、3169
左上がNGC3169、右がNGC3166、右下隅のちっちゃいのがNGC3165
3169には中心核の下側に暗黒帯が見えています。
しし座NGC3495
渦巻銀河ですが非常に淡いです。中心核に上側にかすかに暗黒帯が見られます。
右下には小さいレンズ状銀河があります。
コップ座NGC3511
渦巻銀河の幅広いウデが見えています。
しし座NGC3593
しし座の三つ子銀河のちょっと東にあるレンズ状銀河。
おとめ座M58
棒渦巻銀河で取り巻く腕も見えます。中心部が明るくスタックしなくてもはっきり見えていました。
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