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2022年3月 7日 (月)

M58、NGC3166、NGC3495など

夕空の中見えなくなった木星が昨日ようやく太陽と合となり明け方の空に移りました。
でも夏至点に向けて赤緯を上げていく太陽に比べ木星の赤緯は低く、木星の出時刻と日出時刻の差の広がり方は遅いため5月連休くらいにならないと高度が上がってきません。
また今シーズンの木星は天の赤道付近にあるので東の空から昇るようになったため、しばらくしないとベランダから見えるようになりません。
今後南中高度が高くなるのは気流の影響を考えると歓迎ですが、望遠鏡の射程圏外の時間が長くなっていきます。

なのでしばらくは系外銀河めぐり。

ろくぶんぎ座NGC3165、3166、3169
Ngc3166_stack_45frames_900s35
左上がNGC3169、右がNGC3166、右下隅のちっちゃいのがNGC3165
3169には中心核の下側に暗黒帯が見えています。

しし座NGC3495
Ngc3495_stack_45frames_900s35
渦巻銀河ですが非常に淡いです。中心核に上側にかすかに暗黒帯が見られます。
右下には小さいレンズ状銀河があります。

コップ座NGC3511
Ngc3511_stack_45frames_900s35
渦巻銀河の幅広いウデが見えています。

しし座NGC3593
Ngc3593_stack_45frames_900s35
しし座の三つ子銀河のちょっと東にあるレンズ状銀河。

おとめ座M58
M58_stack_45frames_900s35
棒渦巻銀河で取り巻く腕も見えます。中心部が明るくスタックしなくてもはっきり見えていました。

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