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2022年4月

2022年4月30日 (土)

冥王星 2022/04/30

前の晩雨が早めに止んだので明け方晴れるかと思い目覚ましを3時にセットして就寝。
2:20起床。目覚ましは不要でした。
外は快晴となっていたのでベランダに望遠鏡を展開。
夏の球状星団をいくつか写してみましたが気流が悪くて星が殆ど分離せずボツ。
明け方に並んでいる惑星列の先頭を走る冥王星を撮影。
Plu_20220430_stack_49frames_245s
4月30日02時57分、D=127mm、F=1500mm×0.5レデューサー、IR685、Neptune-C II 、SharpCap 4.0、5s、Gain=500、49フレームライブスタック、RegiStax 6でWavelet処理、トリミング、縮小

土星の高度が20度を越えてきたので狙ってみましたがやはり気流が悪すぎて撮影する気にもなれず終了して4:00二度寝に入る。

5:50起床。
快晴の朝。自転車の夏服ではちょっと寒いくらいだったので気温が10度を越えるのを待って出発。

7:30出発~多摩川CR~府中四谷橋~浅川CR~万願寺歩道橋~浅川CR~多摩川右岸~多摩大橋~多摩川CR~羽村~根がらみ前水田休憩~多摩川CR~多摩大橋~府中四谷橋間4周回~多摩川CRで15:30帰宅。

今日も後輪ホイールの具合を見ながらの試走で距離を伸ばすため府中四谷橋から多摩大橋間を4周回。
日中は明るい陽射しに透明度の高い空気感でとても爽やか。ホイールの乗り心地はまろやかで快適。問題なさげなので試走は終了。

走行距離:159km

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2022年4月29日 (金)

NGC2907、NGC3390、NGC4689など

今日から大型連休。
昨夜曇られたので3:50明け方早起きしてみましたがやはり曇が広がっていて星見はできず。すぐに二度寝。
せっかく接眼部から先の内面反射対策を施したのにそれ以降半月、土星を撮影することができずじまいで効果を確かめられません。
天気悪すぎ。

5:00起床。
相変わらずの曇り空です。昼から雨予報なのでその前に自転車走をしておきます。

5:30出発~多摩川CR~府中四谷橋~浅川CR~万願寺歩道橋~浅川CR~多摩川右岸~多摩大橋~多摩川CR~羽村休憩~多摩川CR~多摩大橋~多摩川右岸~浅川CR~万願寺歩道橋~浅川CR~府中四谷橋~多摩川CRで10:00帰宅。

交換した後輪の手組ホイールの乗り心地がすこぶる滑らかで快適でいつもより疲労感が少ない感じ。
11時頃から雨となり連休初日は不完全燃焼のまま終了。

走行距離:100km


うみへび座NGC2907
Ngc2907_stack_45frames_900s35
渦巻銀河です。中心の上側にかすかに暗黒帯が見えます。写真左上のほうにうっすらと小さな真横から見た渦巻銀河が見えます。

ポンプ座NGC3223
Ngc3223_stack_45frames_900s35
渦巻銀河です。この時は気流が悪くて全体にボケた写りで腕の構造などほとんど分かりません。

うみへび座NGC3390
Ngc3390_stack_90frames_900s35
渦巻銀河を真横から見ています。右下の明るい星は7等星。

かみのけ座NGC4689
Ngc4689_stack_60frames_900s35
渦巻銀河です。もやもやと広がる円盤の中にかすかに濃淡が見えます。

おとめ座NGC4984
Ngc4984_stack_60frames_900s35
レンズ状銀河です。中心部の明るさは左にある星(12.0等)と同じくらいで集光しています。

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2022年4月28日 (木)

NGC4651、NGC5247、NGC5253など

通勤電車はほぼ普段通りの混雑に近い状態になっていました。
午前中は曇っていましたが午後から青空となり明日から連休なので今夜は星見を朝までやるぞーと意気込んで帰宅。
晩飯を食べてから望遠鏡をベランダにセッティングしてウォーミングアップにM104をスライブタック始めたとたん西から低い雲が広がり始めてしまいすぐに終了。かなりガッカリ。

うさぎ座NGC2124
Ngc2124_stack_45frames_900s35
渦巻銀河です。冬の天の川に近く星がいっぱい。ちょっとピンボケ。

ろくぶんぎ座NGC3365
Ngc3365_stack_45frames_900s35
渦巻銀河です。中心部もそんなに明るくなくのっぺりした感じ。

かみのけ座NGC4651
Ngc4651_stack_61frames_915s35
渦巻銀河です。アンブレラ銀河という呼び名が付けられていますが、銀河の外側に傘を広げたような構造は全く写りません。

おとめ座NGC5247
Ngc5247_stack_60frames_900s35
意外と大きな渦巻銀河。2本の緩く巻く腕が見えます。下に伸びるウデは途中で枝分かれしているように見えます。

ケンタウルス座NGC5253
Ngc5253_stack_60frames_900s35
レンズ状に見えますが不規則銀河に分類されています。1100万光年と比較的近くにあるらしい。

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2022年4月27日 (水)

NGC3981、NGC4731、NGC6384など

朝まで吹いた強い南風で湿度が高く日差しが無いのに気温も高くてムシッとして梅雨時のような感じ。
次の高気圧は北を通過していくようなので今回はスッキリとした晴れは期待薄。

コップ座NGC3981
Ngc3981_stack_90frames_900s35
渦巻銀河です。反時計回りに巻く2本の腕が左右に見えます。

おとめ座NGC4045
Ngc4045_stack_60frames_900s35
渦巻銀河です。中心付近の明るい部分の外側に淡いリング状の円盤が広がっています。すぐ右下の星の脇に小さな銀河NGC4045A、写真右下の方にもかすかな銀河が見えます。

おとめ座NGC4371
Ngc4371_stack_60frames_900s35
レンズ状銀河です。銀河は左上右下方向に広がっていますが中心付近を通って直行するようなあたりが少し明るく見えます。

おとめ座NGC4731
Ngc4731_stack_60frames_900s35
棒渦巻銀河です。左右に延びる棒の先の腕がほとんど渦を巻かずゆるゆると外側に伸びています。

へびつかい座NGC6384
Ngc6384_stack_60frames_898s35
渦巻銀河です。反時計回りに3本くらい腕が巻いているのが分かります。
夏の天の川が近く星がいっぱいです。

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2022年4月26日 (火)

NGC4856、NGC5085、NGC6118など

昨日は日中青空が広がってすごくいい天気でしたが残念ながら夕方から薄雲が広がって星見は断念。
この先の予報では周期変化ながら晴れが少ない傾向のようで3日に1回晴れのタイミングが来るようです。
連休期間は結構晴れが続いて長距離のお泊り自転車ツーリングに行ったものですが、2020年、2021年とコロナで動けず今年もノープランです。
雨が降っていなければ日中は自転車走行。夜晴れていれば星見で過ごします。

おとめ座NGC4771
Ngc4771_stack_60frames_900s35
渦巻銀河をかなり横から見ています。

おとめ座NGC4856
Ngc4856_stack_60frames_900s35
明るい中心部を持ったレンズ状銀河です。中心の左に見える星は13.4等、左上の暗い星は16等。

うみへび座NGC5085
Ngc5085_stack_60frames_900s35
渦巻銀河です。円形にコンパクトに巻く腕が見えています。

てんびん座NGC5878
Ngc5878_stack_60frames_900s35
渦巻銀河をかなり横から見ています。心眼を開けば時計回りに巻いているように見えます。

へび座頭部NGC6118
Ngc6118_stack_60frames_900s35
渦巻銀河です。淡いですが腕が反時計回りに巻いているのが分かります。

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2022年4月25日 (月)

Satellite Trackerを試す7

昨日の雨が上がった後23時過ぎには上空の雲もスパっとキレ良く抜けていき快晴の夜空となりました。
1時頃まで銀河めぐりを楽しんだ後、明け方のISS通過に備えて就寝。

3:40起床。
快晴が継続し南東の空低く月もしっかり見えています。
これまで6回ほどのSatellite Trackerでの人工衛星自動追尾撮影テストを行いだいぶ慣れてきました。
今日のISSは南西の空で地球の影から出て光り始め北西の空高度55度付近で550kmくらいまで接近します。でも最接近時は庇の向こう側なので見えなくなる直前で700kmほどですが昨日より少し近い距離でした。

Iss_202204241913_7
連続する50枚をスタックして1.5倍拡大してあります。
今日は太陽に対して正対するような見え方だったのでこれまでの自動追尾撮影で一番の写りです。
中央上側に出っ張って光っているのは全員民間人のAx-1ミッションでドッキングしているドラゴン宇宙船と思われます。今日帰還予定。

これでほぼSatellite Trackerでの自動追尾撮影手順はマスターできたので本運用に入ります。ISSが500km以内まで接近するのを待つことにします。

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2022年4月24日 (日)

ロースぺーサーを忘れていたこと

昨日交換した後輪ホイールの試走で是政橋まで周回。
シフトチェンジがウマく決まらず何度も止まってはワイヤーのテンションを変えて見てもスッキリしない。おまけにスプロケットからチャリチャリ音がする。
何がダメなんだと考えつつ走っているとペダリングで血行が良くなって頭がさえたのか新しいホイールを買った時のことを思い出した。
ハブはシマノの105(FH-5800)を使っていて、今回のは11速化されているハブ。壊れたホイールから外して付け替えたスプロケットは9速。
たしか9速も使えるけどスペーサーが必要だったと思い当たった。

家に戻って調べてみると2019年に買った当時の袋の底にロースペーサー1.85mmが転がっていた。9速で使う時はこれをフリーボディの一番内側(ローギヤ側に入れるスペーサーだから「ロースペーサー」?)に入れてスプロケット全体を外側にオフセットさせる必要がある。

スペーサーを入れたことでスプロケットもしっかり固定されてチャリチャリ音は消え、ずらしたワイヤーのテンションも元の設定に戻して気持ちよくシフトチェンジした。

以前の10速対応の105ハブは9速スプロケットもそのまま使えていたはず。11速化したことでスプロケット全体の幅が広がりスペーサーが必要となったのだろう。
11速なんて必要なのと思ってしまう。ギヤ板は薄くなりチェーンは細くなるので消耗は9速よりも早いし価格は高いので余計に運用コストがかかるようになる。全然ありがたみが無い。
でもメーカーは新しいものを投入していかないと競争に負けてしまう?。ユーザーはそれに付き合わされている?
去年は12速化の商品が出ていた。いるの?そんなの。ロー側の34Tなんてどこで使うの?。ハイ側の11T、12Tなんて回せるの?

9速は生き残っていくのだろうか。今のうちに交換部品をストックしておいて9速ライフが続けられるよう自己防衛するか?
作業が終わるころ、いろいろと値上げのうわさがあるのでまとめ買いをしておいた9速用チェーン5本が到着。これであと4年は安泰。さっそく新しいチェーンに交換。

午後からは雨ふりで試走はせず終了。
昨日はメカトラ、今日は雨ふり。走って気持ちの良い4月なのに不発に終わった週末。

走行距離:33km

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2022年4月23日 (土)

Satellite Trackerを試す6

昨晩は久しぶりの銀河めぐりを楽しんでいましたが1時半ころ薄雲が広がり始めたので打ち切って明け方のISS通過まで就寝。

3:40起床。
南東の空低くに下弦近い月が鈍く光っていました。まだ薄雲がかかっているようです。

最近Satellite Trackerの使い方のマニュアル(英語版)がPDFで公開されてので改めて読み直していたのですが、衛星の位置を計算するタイムステップについての説明で、有線接続の場合は20ms間隔、WiFi接続の場合は200ms間隔が推奨とのこと。
ベランダ天文台はWiFi接続なのに50msで行っていたので今回は推奨通り200msで計算させました。

今日のISSは南南西の空から姿を現すので自動導入の誤差もすぐ修正できます。南東の空45度くらいで570kmくらいまで接近しました。しかしその付近は薄雲が濃かったのでうまく写らず最接近前、南の空距離700kmくらいの姿です。
Iss_202204221914_315
ISSを画面に捉えてからROIを1024×768に狭めると1msのシャッタースピードで秒間180枚撮影できます。
これは2秒間に撮影した約400枚を50%スタックして1.5倍に拡大しています。薄雲越しで気流も悪く今一つ。
自動追尾なので撮影しながらgainの値を調整できるし、ブレが少ないのでローリングシャッターでも歪みを少なく撮影枚数が稼げて手動追尾の時よりも好結果が得られそうです。

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御嶽駅の先でスポーク折れる

明け方のISS撮影を終えてそのまま自転車で出発というのはハードすぎるので05:00就寝。
6:30起床。
気候も天気も良く今年初の奥多摩湖走を決意。

7:20出発~多摩川CR~羽村~新奥多摩街道~青梅~R411~御嶽駅~後輪スポーク折れ引き返す

御嶽駅前を通過して日陰の涼しい緩い下りを堪能し登り返しが始まるところでペダルを回し始めたところで「ガツン」というショックが伝わってきました。何だろうとブレーキをかけると後ろブレーキが片効きになっていました。
道路わきで調べるとスポークが1本破断してリムに振れが発生していたのでした。

出先でのスポーク折れは過去に経験済みなので慌てず嘆かず応急処置をして引き返すことにします。
リムがブレーキに当たらないようにニップル回しでテンション調整をかけ振れを小さくして走行可能にします。
折れて宙ぶらりんのスポークはガムテープでほかのスポークに括り付けて暴れないように固定。
P50_20220423_1144181
応急処置の図
破断したスポークの先端がガムテから覗いています
ガムテープはいざという時何かと役に立ちます。ニップル回しも常備しておいてよかった。

後輪はスポークが折れてテンションが狂っているので急加速や急ハンドルやスピードは控えめ、衝撃を与えないよう一定速度で帰途につきました。

~R411~軍畑大橋~都45~R411~多摩川橋~新奥多摩街道~羽村~多摩川CRで12::30帰宅。

後輪に使っていたホイールは2016年に購入したシマノのWH-R501Aという安い完組ホイール。最近リムがブレーキですり減ってきたのでそろそろ寿命かなと思っていましたが、先にスポークがダメになりました。
手組ホイールなら折れたスポーク1本、100円もかからず修理できるのですが、この完組ホイールはリペア部品が提供されていないのでたった1本のスポークが無いがために廃棄です。他の部分はまだ使えるのに。環境にやさしくないです。そういう売り方のほうが売る側は儲かるから?。

帰宅後、あらかじめストックしておいた手組みホイールに交換。

走行距離:111km

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2022年4月22日 (金)

NGC2139、NGC3692、NGC4697など

未明に雨が止み10時頃から待望の青空が広がりました。青空で晴れたのは10日ぶりくらい。気分もハレバレ。
太陽光の強さは8月下旬並みなので晴れれば気温が一気に上昇して初夏越えの陽気。相変わらず気温変化が大きすぎ。
望遠鏡格納BOX内の除湿用シリカゲルをレンジでチンして強い太陽光にさらして水分を吐き出させ吸湿能力を回復させました。
今夜は星見ができそうです。

うさぎ座NGC2139
Ngc2139_stack_45frames_900s35
正面を向いた渦巻銀河です。小さい割には反時計回りに巻く腕が何本か見えています。

うみへび座NGC2992、2993
Ngc2992_stack_60frames_900s35
右上がNGC2992渦巻銀河、左下がNGC2993渦巻銀河。ハッブル師匠の写真では両者は相互作用で繋がっています。

ポンプ座NGC3095、3100
Ngc3100_stack_89frames_900s35
右上がNGC3095渦巻銀河、左下がNGC3100レンズ状銀河

しし座NGC3692
Ngc3692_stack_60frames_900s35
渦巻銀河を横から見ています。

おとめ座NGC4697
Ngc4697_stack_60frames_900s35
かなり潰れた形の明るい楕円銀河です。写真を見る限りレンズ状銀河と言われても信じます。
右端にシミのように小さな銀河が見えています。

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2022年4月21日 (木)

NGC2811、NGC4330、NGC4473など

4:00起床。
かすかな希望を持って起きてみました。昨日どん曇りをもたらした下層の雲は消えていましたが代わりに上層の薄雲が空一面にかかり南の空にある月は朧でした。すぐに二度寝に入りました。
日中も薄雲がかかったままのいつもの白空。でも午前中は日差しもあったので良い天気と思わないといけません。
今夜は西から近づく低気圧の雨ですが、低気圧の後ろ側の雲が北側に立ち上がってきたので通過後は青空が拝めそうです。ひょとすると明日の夜は星空が期待できるかも。

うみへび座NGC2811
Ngc2811_stack_60frames_900s35
渦巻銀河です。中心部が明るく円盤部が淡くのっぺりなのでレンズ状銀河と言われても疑いません。

ポンプ座NGC3268
Ngc3268_stack_60frames_900s35
ちっこい銀河の集まりです。
中央がNGC3268楕円銀河、その右上NGC3267レンズ状銀河、左下NGC3271レンズ状銀河、そのほか右上隅や右下のほうにかすかな銀河が散らばっています。

ポンプ座NGC3347
Ngc3347_stack_60frames_900s35
ここも銀河の集まりです。右上NGC3347棒渦巻銀河で上下に広がった腕が心眼を開けば見えます。その左下NGC3354正面から見た小さな渦巻銀河。写真左下NGC3358明るい中心部しか見えませんが渦巻銀河でこちらも心眼を開けばかすかに・・。

おとめ座NGC4330
Ngc4330_stack_60frames_900s35
渦巻銀河を真横から見ています。淡いですがまずまずの大きさ。

かみのけ座NGC4473
Ngc4473_stack_60frames_900s35
楕円銀河でした。中心部の明るいかなり潰れた楕円ですが所詮は楕円なので見どころ無し。

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2022年4月20日 (水)

IC2560、NGC2525、NGC4307など

昨夜の雨は朝方には止んだもののどん曇りが継続して日差しさえなし。関東だけ天気悪すぎ。
今度の週末あたりから南海上の太平洋高気圧が強まって九州から関東は梅雨の走りのような天気が続く予想になってきました。4月中にスカッと一日中晴れるような天気は来るのでしょうか。

しし座IC696
Ic696_stack_60frames_900s35
ちっこい渦巻銀河が密集しています。
中央やや右の丸いのがIC696、その右下がIC2857、右端の星の下にIC2853、右下端の星の脇にIC2850、左端にIC699、上端真ん中左寄りにIC698、その下暗い星の脇にIC2867。
みんな約3億光年の彼方らしい。

ポンプ座IC2511
Ic2511_stack_90frames_900s35
左がIC2513、右がIC2511。どちらも渦巻銀河を横から見ています。

ポンプ座IC2560
Ic2560_stack_92frames_920s35
渦巻銀河です。1億1千万光年離れたポンプ座銀河団に属する銀河。こんなちっこい銀河もハッブル師匠の手にかかれば渦巻の腕の中の暗黒帯や星団が見えています。

とも座NGC2525
Ngc2525_stack_60frames_900s35
棒渦巻銀河です。中心を通る棒構造とキッチリと取り巻く2本の腕が見えています。

おとめ座NGC4307
Ngc4307_stack_60frames_900s35
渦巻銀河を真横から見ています。右下に小さく円形の渦巻銀河NGC4307Aが見えています。

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2022年4月19日 (火)

NGC3124、NGC4235、NGC4941など

3:50起床。
雨を降らせていた低気圧の雲は東に離れ目論見通り晴れて大きな月が南西の空に見えていましたが西から流れてきた上空の薄雲が広がっていました。
これでは高度が低くて暗い土星の撮影は無理なのですぐに二度寝に入りました。
日中も大陸方面から流れ込み続ける雲の帯の北側の薄雲だらけの白空ですっきりとは晴れずでした。夕方からは下層の雲も増えてどん曇りに近く天気悪すぎ。
今回の高気圧も関東地方にとってはほとんど役立たずのまま東海上に移りそこで勢力を増して湿った風を送り込んで天気を悪くするパターンです。

うみへび座NGC2986
Ngc2986_stack_45frames_900s35
楕円銀河でした。中心部しか写っていません。すぐ右上に小さな渦巻銀河が見えます。

うみへび座NGC3124
Ngc3124_stack_45frames_900s35
渦巻銀河を正面から見ています。中心部以外は淡く腕が反時計回りに巻いている感じ。

しし座NGC3301
Ngc3301_stack_90frames_900s35
レンズ状銀河です。

おとめ座NGC4235
Ngc4235_stack_67frames_1005s35
渦巻銀河です。渦の構造は分からずレンズ状銀河と同じ見えかたですが両端まで銀河の幅が同じようです。

おとめ座NGC4941
Ngc4941_stack_60frames_900s35
渦巻銀河です。中心部は明るく渦は淡く腕の構造などは見えません。

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2022年4月18日 (月)

NGC4294、NGC4818、NGC4939など

今日も曇り空から雨降りとなりました。
東海沖で沸き続けた雲がやっと低気圧にまとまって今夜関東の南を通過していく予想。
ひょっとすると明日の明け方雲が切れるかも。

おとめ座NGC4294、4299
Ngc4294_stack_60frames_900s35
右上がNGC4294棒渦巻銀河、左下の丸いのがNGC4299渦巻銀河。どちらも淡く形だけわかります。

おとめ座NGC4761、4764、4776、4778
Ngc4778_stack_52frames_780s35
ちっこいのが3つ寄り添っています。
真ん中2つ並んだ左がNGC4776、右がNGC4778、少し左上にNGC4761、左下の星を挟んでNGC4764。
ちっこいのは距離が2億4千万光年と遠いためでこの4つでHCG62という銀河群を形成しています。

おとめ座NGC4818
Ngc4818_stack_60frames_900s35
棒渦巻銀河をかなり横方向から見ています。中心を通る左上右下の明るい部分が棒構造。

おとめ座NGC4939
Ngc4939_stack_60frames_900s35
渦巻銀河です。外側に大きく巻く腕が淡く見えています。

おとめ座NGC5506、5507
Ngc5506_stack_60frames_900s35
下がNGC5506渦巻銀河、上がNGC5507レンズ状銀河。

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2022年4月17日 (日)

未明には曇っていた

3:30起床。
今月の満月は今日未明の3:55なのでジャスト満月と土星撮影を目的に早起きしてみました。が、もう曇っていました。
今回の高気圧もあまり役立たずなうえに天気を悪くする働きをしています。
ガッカリして二度寝に入りました。

しょうがないので前の晩撮影しておいた満月前8時間前の月です。
Moon_202204161138_325
4月16日19時38分 D=60mm、F=370mm、Neptune-C II、SharpCap 4.0、2.5ms、Gain=0、100
0フレームを25%スタック、RegiStax 6でWavelet処理、トリミング、縮小

左下側が僅かに欠けています。
月は地球の影の北端から1.3度北側を通過しているので月食にはなりません。

6:30二度寝から目覚めました。
明るいながらも曇り空。でも雨は夕方からとのことで今日も自転車走。
7:20出発~多摩川CRで羽村折り返し~多摩川CR~多摩水道橋~是政橋間周回して13:20帰宅。
午前中は花は終わったけれど花曇り。今一つ暖かみが無くヒンヤリ感じる天気で元気が出ないまま終了。
またしばらく天気悪そう。

走行距離:113km

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2022年4月16日 (土)

惑星撮影のため内面反射対策をしたこと

5:40起床。
まだ雨がショボショボ降っていました。しつこい雨。

雨が止んで路面が乾くまでは自転車走はできないので望遠鏡いじり。
木星シーズンが近づいてきたので、少しでも撮影時のコントラストを良くする目的で内面反射対策を行いました。 
使用するのは反射防止シート「ファインシャット極(きわみ)」です。

惑星撮影時は接眼部に
 バローレンズ+大気分散補正プリズム+CMOSカメラ
の順で連結されます。
20220416
この3つを連結して空に向けてCMOSカメラのノーズ部から覗きこむと入射した光が筒内で白く反射している場所が分かります。
対策が必要だった場所は以下の3か所
 バローレンズのレンズ後端から遮光環まで
 大気分散補正プリズムのノーズスリーブ内
 CMOSカメラのノーズスリーブ内
この部分に「ファインシャット極」を貼り付けます。

作業途中のバローレンズ内の様子
P50_20220415_2226481
どれくらい効果があるのか確認するため8割がた対策を済ませたバローレンズを空に向けて光を通し内部の様子をデジカメで撮ってみました。
中央の真っ白い円は空。その手前がバローレンズの内面です。対策したのは黒く円形に見える遮光環より先の部分。まだシートを張っていない場所が白く光っています。作業の終わった所は真っ黒で反射が抑えられていて効果は抜群。
遮光環より手前の白く光っている部分には大気分散補正プリズムのスリーブが挿入されるのでこの場所は対策の必要なし。

内径31ミリしかない筒内に反射防止シートを貼りつけるのは根気のいる作業でした。
まずシート裏の粘着面のフィルムを剥がすのにイライラ、
シートを狭い筒内に張るとき、予期せぬ場所に引っ付いたり、真っ直ぐ張れなかったり、しわになったりして剥がしては位置合わせの繰り返しでイライラ。
溜まったイライラを解消するためには自転車走が必要です。

10時頃になってようやく薄日が出て路面も乾いてきたのでイライラを積んで自転車で出発。
羽村の根がらみ前水田のチューリップ畑を遠巻きに見て折り返しました。イライラは日野市あたりの多摩川右岸CR脇に落ちていると思います。

走行距離:111km

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2022年4月15日 (金)

NGC3423、NGC4027、NGC4781など

今日も冷え冷えとした雨ふりで一日が経過しました。

2020年コロナ流行に伴いベランダ天文台用の望遠鏡を購入して2年が経過しました。
街中の明るい空なので当初は月、惑星と二重星くらいを眺められれば良いと思っていましたが自動導入機能とCMOSカメラとキャプチャーソフトにより星見の楽しみもでき、最近は人工衛星の自動追尾まで手を染めました。まだまだ全然飽きが来ませんね。

この先に来るのは木星をもっとクッキリ撮影したいという願望を満たすための望遠鏡の大口径化計画ですが、いかんせんベランダの狭さがネック(大きな望遠鏡を載せる赤道儀の三脚が展開できない)となっています。
望遠鏡のために引っ越す?。引っ越しの経費で望遠鏡予算が吹き飛びます。

ろくぶんぎ座NGC3423
Ngc3423_stack_60frames_900s35
渦巻銀河を真正面から見ています。淡いですが腕がまん丸に巻いてところどころ濃淡があります。

コップ座NGC3957
Ngc3957_stack_60frames_900s35
レンズ状銀河です。横から見るタイプは小さく暗くても写りは良いです。

からす座NGC4027
Ngc4027_stack_90frames_900s35
棒渦巻銀河ですが片方の腕だけが良く見え勾玉のような形です。下の方にNGC4027Aという淡い銀河が見えます。

おとめ座NGC4313
Ngc4313_stack_60frames_900s35
渦巻銀河を横から見ています。右端にも4313を小さくしたようなIC3209が見えています。

おとめ座NGC4781、4784
Ngc4781_stack_90frames_900s35
上の大きいのがNGC4781渦巻銀河、下にNGC4784レンズ状銀河です。

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2022年4月14日 (木)

IC2531、NGC3189、NGC3344など

昨夜遅くに前線が南下して冷たい北東風に変わって雨となり気温が急降下。
前日の昼との差が13度以上もあって季節が3か月逆戻り。春は気温の急変が多くて疲れます。
4月に入って撮った銀河は空の透明度が悪くて写りは今一つです。

らしんばん座IC2469
Ic2469_stack_90frames_905s35
棒渦巻銀河をかなり斜めに見ています。この写真では棒構造は分かりません。

ポンプ座IC2531
Ic2531_stack_90frames_900s35
渦巻銀河を真横から見ています。かなり大きめですが淡いです。かすかに中央を横切る暗黒帯が見えます。

しし座NGC3187、3189、3193
Ngc3189_stack_60frames_900s35
中央左の一番大きく明るいのがNGC3189渦巻銀河、その右の淡いのがNGC3187棒渦巻銀河、上にNGC3193楕円銀河。
3189の円盤下部には暗黒帯が見えます。

こじし座NGC3344
Ngc3344_stack_90frames_900s35
渦巻銀河を正面から見ています。やや大きめの銀河で形の整った円形に巻く渦の構造も見えます。

コップ座NGC3887
Ngc3887_stack_60frames_900s35
棒渦巻銀河です。中心を上下に通る棒構造に腕が巻いて縦長の楕円渦になっています。

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2022年4月13日 (水)

M64、NGC5248、NGC5690など

今日も暑い一日でした。
日が暮れるころから雲が切れてベランダで涼みながら軽くお月見。CMOSカメラを通さず接眼レンズを通して直接見る月は明るく眩しかったです。

かみのけ座NGC4064
Ngc4064_stack_62frames_930s35
棒渦巻銀河を斜めから見ています。右上から中心を通て左下に延びる明るい部分が棒の部分。

おとめ座NGC5054
Ngc5054_stack_60frames_900s35
渦巻銀河です。幅広い腕が3本見えます。過ごし右上に小さな伴銀河があります。

うしかい座NGC5248
Ngc5248_stack_60frames_900s35
棒渦巻銀河ということになっていますが棒が良く分かりません。上と下に明るい腕が見えていますがその先にも淡く腕が続いています。

おとめ座NGC5690
Ngc5690_stack_60frames_900s35
渦巻銀河をかなり横から見ています。毛羽立ったような腕がかすかにわかります。右下の明るい星は6.5等星

かみのけ座M64
M64_stack_60frames_900s35
大きな渦巻銀河です。黒眼銀河と呼ばれています。中心の上側の暗い取り巻きは暗黒帯です。

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土星 2022/04/13

4:00起床。
薄雲も無く快晴だったので今シーズン初めての土星を撮影してみました。

Sat_202204121949_3
4月13日04時46分~51分 D=127mm、F=1500mm、2.5×バロー、ADC、Neptune-C II 、SharpCap 4.0、15ms、Gain=430、4000フレームを60%スタック×5、De-rotation、RegiStax 6でWavelet処理

火星の視直径がまだ小さいのでバーティノフマスクを使ってピント合わせに利用してから土星を導入。
撮影が久しぶりだったので数パターン試し撮りして感を取り戻してから5ショット連続撮影してDe-rotationしてみました。
撮影時の高度は20度とまだまだ低かったですが気流がそこそこ安定していたので採用です。
昨シーズンよりも一層輪の傾きが小さくなり南半球の縞も見えるようになりました。

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2022年4月12日 (火)

しし座η星の食

今日も日中は良く晴れて初夏の陽気が継続。

日没の15分後くらいの明るい空で月によるしし座η星の食が見られました。
ベランダからは幸運にも庇ギリギリで月が見えたので月と食前のη星を撮影し星が消える瞬間は肉眼で楽しみました。

Moon_202204121
4月12
日18時24分44秒 D=127mm、F=1500mm、Neptune-C II 、SharpCap 4.0、4ms、Gain=280、500フレームスタック、縮小

η星は3.5等級の明るさがあり月面のクレーターが写る設定でも星を同時に写し込めました。
月齢が進んで月の欠けた部分が地球照で光っているのは見えていないのが残念。この写真の5分後に月に隠されました。

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2022年4月11日 (月)

NGC4710、NGC5084、NGC5746など

今日も初夏のような陽気が続きましたが雲が多くなりました。
月も大きくなって満月期を挟んで銀河の密集しているしし座、おとめ座あたりを通過していくのでしばらく銀河めぐりはお休みです。
この週末の晴天でいっぱい仕入れた在庫を貼り続けていきます。
今日は横から見た銀河ばかり。レンズ状銀河なのか渦巻銀河なのかは小口径の望遠鏡ではなかなか見分けが付きません。

おとめ座NGC4570
Ngc4570_stack_60frames_900s35
レンズ状銀河です。明るい中心部とのっぺりとした円盤部が特徴です。周辺に星が少なく寂しい写真です。

かみのけ座NGC4710
Ngc4710_stack_60frames_900s35
渦巻銀河です。中心から少し離れた位置に暗黒帯の渦が取り巻いているように見えます。

かみのけ座NGC4866
Ngc4866_stack_60frames_900s35
レンズ状銀河ですがかすかに渦構造のような濃淡が見えます。微妙です。

おとめ座NGC5084
Ngc5084_stack_60frames_900s35
レンズ状銀河です。銀河の範囲は写真横幅の3分の2くらいある大型の銀河ですが全然写っていません。右下にちっこい銀河も見えます。

おとめ座NGC5746
Ngc5746_stack_60frames_900s35
渦巻銀河です。中央部を暗黒帯が通っているのも見えています。メシエNoが付いていてもおかしくない見栄え。
以前掲載したかみのけ座のNGC4565をちょっと小さくした感じでそっくりです。

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2022年4月10日 (日)

Satellite Trackerを試す5

先週末は真冬の寒さでしたが今週末は初夏過ぎの暑さとなりました。ほとんど同じ太陽光の強さなのに気温によって感じる光の熱さが大きく変わります。
午後から軽く自転車で体を動かそうと思っていましたが暑さを感じたので中止。

今日もSatellite Trackerで人工衛星の自動追尾撮影のテストです。
PreviSat-4.1でSatellite Trackerに渡す人工衛星の位置情報を出力するときに[Output Step]で時間刻みを指定します。
100msと指定すれば100msごとに人工衛星の天空上の位置情報を作成します。
読み込んだSatellite Tracker側はその時間刻みごとに経緯台に対してモーターコントロールを行います。
ということは望遠鏡はその刻み時間ごとにピクピク動いて人工衛星を追っているわけです。揺れの原因の一つはこのピクピク動きで発生する望遠鏡の振動と思われます。
貧弱な三脚では上に載っている重い望遠鏡の振動を抑えきれません。今のところ時間刻みを調整して一番揺れの少ない設定を見つけるという対応しかなさそうです。

Okeano_20220410_1935Image11_20220410225401
今日もOkean-Oが19:35頃南から北に飛行していきました。南からくる人工衛星は動きのゆっくりな低高度から追跡が始まるので望遠鏡への導入は簡単です。
今日は40ms間隔で追跡させてみました。前回50msよりも揺れは小さくなった感じでした。
最接近ちょっと前の姿を連続する20枚をスタックしてみたのが上の写真。今日は丸と長方形がくっついた形が捉えられました。右上は3倍に拡大したもの。
HP上にあったOkean-Oの写真と比較すると長方形は衛星本体で丸は太陽電池パネルの反射光と思われます。

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金星 2022/04/10

5:40起床。
昨夜は1時頃まで星見を堪能していましたが銀河撮影中に疲れで寝落ちする状態となり望遠鏡出しっぱなしで就寝。
今朝も快晴の青空。雲のかからない快晴が3日目に入ります。
しかし、夜は星見、昼は自転車という日が2日続いただけで体力は限界となりました。
3日目の快晴の日曜日。午前中は疲労回復に努めるため自転車走は控えアライメントされたままベランダに放置されていた望遠鏡で金星見。

Ven_20220410_0833
4月10日08時33分 D=127mm、F=1500mm、IR685、Neptune-C II 、SharpCap 4.0、1ms、Gain=30、1500
0フレームを10%スタック、RegiStax 6でWavelet処理

金星を撮影するのも1ヵ月ぶりくらい。どんどん遠ざかって視直径は19.9秒。西方最大離角も過ぎ欠け際が凸な状態に変わってきました。
朝早めだとベランダに太陽光が差さず望遠鏡が熱せられないので比較的像が安定しています。

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2022年4月 9日 (土)

吉見、川島あたりの桜を見に行く

5:30起床。
今朝も快晴で薄雲の無い青空です。
昨夜は2時半頃まで星見を堪能してしまって寝不足が増していますがこの天気を利用しないわけにはいかないので出発です。
今日は荒川の吉見堤桜や市野川、越辺川、入間川あたりを回ってきました。

6:20出発~多摩川CR~都19、都12~ひばりが丘~県36~志木~羽根倉橋~荒川CR~吉見堤桜~市野川CR

回った川沿いの桜はこちらとほとんど同じで散り急いでいました。先週はにぎわったであろう吉見の堤桜も人影はまばらで路面は花びらがコーティングされていました。
P50_20220409_1001091
市野川から越辺川に向かう途中のCR沿い

~越辺川沿い~入間川CR~R299沿い~飯能~県195~都28~東青梅~新奥多摩街道~かつや休憩~羽村~多摩川CRで16:00帰宅。

午前中早くは快適で走っている分には全然眠気も無く気持ちよく走っていましたが昼前から暑さを感じるような陽気に変わりました。
持参した食料では足らず羽村のかつやでかつ丼を注入すると途端に眠気が出てきてスピードダウン。南東の向かい風もあって何度も休憩しながらやっと帰宅。

持参したアルフォートはチョコが溶けちゃって補給食に使えるシーズンは終わりですね。

走行距離:170km

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2022年4月 8日 (金)

青空来る

6:00起床。
晴れています。待ちに待った青空です。休みです。
昨夜は晴れたので2時くらいまで星見をして寝不足ですが行かねばなりません。
近所の用水沿いの桜はほぼ散ってしまっていますが青梅方面はまだ花が残っていると思われ上流を目指しました。

8:30出発~二子玉川~多摩川CR~府中四谷橋-多摩大橋間周回~多摩川CR~羽村~新奥多摩街道~青梅~R411~御嶽駅~都45~R411~多摩川橋~新奥多摩街道~羽村~多摩川CRで16::10帰宅。

多摩大橋から上流は散り急いでいますがまだ花は半分くらい残っていました。
羽村の堰あたりでは7割くらい残っている感じ。
薄雲も無くずっと青空で空気は乾いて暖かく花が咲いて以降一番の上天気だったのではないでしょうか。

青梅からさらにR411で多摩川上流を目指すとまだ満開に近い状態で咲いていました。
P50_20220408_1303251
青梅線二俣尾駅近くの海禅寺境内の菜の花と桜
やっと満足して御嶽駅前から御嶽橋を渡って対岸に渡り折り返して帰途につきました。

走行距離:153km

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2022年4月 7日 (木)

NGC3412、NGC4402、NGC4527など

晴れるという予報で確かに日差しがあったりしますが空には常に薄雲がかかって白空ですっきりとした青空がなかなか拝めません。
上空は西南西のジェット気流が吹いて大陸方面から次々と上層雲の雲列を流し込んできます。
銀河めぐりも在庫処分ばかりです。

うみへび座NGC2920、2921
Ngc2921_stack_45frames_900s35
左下がNGC2921渦巻銀河、右上の小さいのがNGC2920渦巻銀河。

しし座NGC3412
Ngc3412_stack_90frames_900s35
レンズ状銀河です。潰れた楕円銀河とレンズ状銀河は見分けが付かないです。

おとめ座NGC4402
Ngc4402_stack_60frames_900s15
渦巻銀河を横から見ています。円盤の縁に暗黒帯が一筋見えています。

おとめ座NGC4527
Ngc4527_stack_60frames_900s35
渦巻銀河をかなり横から見ています。かすかに腕の濃淡が見えます。

おとめ座NGC5838
Ngc5838_stack_60frames_900s35
レンズ状銀河です。楕円銀河よりも周辺部が写りやすいのかも。
上のほうを人工衛星が横切りました。

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2022年4月 6日 (水)

Satellite Trackerを試す4

会社から帰宅しても晴れていました。
完全な晴れではなく高い所を薄雲が流れているようです。
今日のISSの通過を調べると19:30過ぎに九州の西を北西から南東に通過するコースがありベランダからだと南の空低くに見られる予報がありました。距離が遠く移動がゆっくりなのでISSを1500mm直焦点で衛星自動追尾撮影テストする良い機会です。
下の画面がISS追尾中の様子です。
Iss_20220406601
左端は追跡ソフトSatellite Trackerの画面。
真ん中は撮影ソフトSharpCapでISSを映し出している画面。ファインダーを覗いて位置を微調整してISSが見えています。
下は星図ソフトSkyChartで星図上にISSのコースを表示させている画面。ISSのコース上の〇マークが現在望遠鏡の向いている場所。
使っているソフトが全てフリーソフトというところがスバラシイ。

ISSとの距離は最接近時でも1150kmと遠く低高度で気流の影響も大きく薄雲もかかって見え方は全然ダメダメでしたが初めてリアルタイムで望遠鏡のとらえたISSを見ることができました。
せっかくなので一連の流れの練習で撮影した動画から画像処理してみました。
Iss_20220406_1937
南西から南の空に移動してきたので太陽光パネルも見え始めH形のISSの姿が写りました。おもしろい!

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2022年4月 5日 (火)

NGC4477、NGC4958、NGC5560など

ようやく雨は止んだもののしつこく湿った東風が入りこみ曇の多い空で雲間から日差しが出る程度。まあ少し暖かくなったからいいか。
日が沈むと再び低い雲が広がって期待したISS自動追尾テストはできずでした。

エリダヌス座NGC1337
Ngc1337_stack_45frames_900s35
棒渦巻銀河ですがかなり斜めに見えているので棒渦巻なのか渦巻なのか判別できません。

かみのけ座NGC4477、4479
Ngc4477_stack_60frames_900s35
真ん中がNGC4477、左下にNGC4479。
NGC4477はレンズ状銀河に分類されています。レンズ状銀河を正面から見ていることになります。中心の上下に突き出した明るい部分もあり棒構造を持ったレンズ状なのかな。

おとめ座NGC4550、4551
Ngc4550_stack_60frames_900s35
下がNGC4450レンズ状銀河、上がNGC4451楕円銀河。

おとめ座NGC4958
Ngc4958_stack_63frames_945s35
レンズ状銀河です。このタイプは光度が暗めでも比較的写りが良いです。

おとめ座NGC5560、5566、5569
Ngc5566_stack_60frames_900s35
中央左がNGC5566棒渦巻銀河、右がNGC5560渦巻銀河、5566の左上の淡いのがNGC5569渦巻銀河。
この3つは近接していて重力の影響を及ぼし合って渦の外側は引き延ばされて変形しています。

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2022年4月 4日 (月)

NGC4314、NGC4388、NGC5775など

今日も一日雨で4月に入ってから2月のような寒い日が4日続いています。北を通過して行った関東地方にとってはほとんど役に立たない高気圧が東海上で勢力を強めて東から湿った気流を吹き付けて同じ場所で悪天を引き起こしています。いい加減にしてほしいです。

ふたご座NGC2339
Ngc2339_stack_60frames_900s15
棒渦巻銀河をほぼ正面から見ています。小さくて暗い割には渦の構造がかすかにわかります。
ふたご座の冬の天の川の縁にあるので細かい星がいっぱい。

かみのけ座NGC4314
Ngc4314_stack_60frames_900s35
棒渦巻銀河です。中心部と棒の部分が見えています。心眼を開けば棒から巻き付いている腕が(左側は上方向に、右側は下方向に)かすかに見えてきます。

おとめNGC4387、4388
Ngc4388_stack_60frames_900s35
中央左がNGC4388渦巻銀河、右上隅がNGC4387楕円銀河です。右下のちっこい楕円銀河はIC3303。
4388はかすかに暗黒帯が中心を取り巻いているように見えます。

おとめ座NGC4431、4436,4440
Ngc4440_stack_60frames_900s35
粒のそろった小っちゃいのが3つ集まっています。左上がNGC4440渦巻銀河で2本の腕が緩く巻いているのが見えています。
中央上がNGC4436レンズ状銀河、下がNGC4431レンズ状銀河。

おとめ座NGC5774、5775
Ngc5775_stack_60frames_900s35
中央の大きいのがNGC5775渦巻銀河をほぼ横から見た姿、右はNGC5574渦巻銀河を正面から見た姿、下のちっこいのはIC1070渦巻銀河。
NGC5775は円盤の縁上側に暗黒帯も見えます。

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2022年4月 3日 (日)

M87、NGC4274、NGC4845など

結局一日中雨降りで冷え冷えとした日曜日でした。

おとめ座NGC4030
Ngc4030_stack_60frames_900s35
渦巻銀河を斜めから見ています。中心に巻き込む細い腕が幾本も見えます。

おとめ座NGC4179
Ngc4179_stack_61frames_915s35
レンズ状銀河です。渦巻銀河も真横から見るとレンズ状銀河と同じ形に見えます。でもこのちっぽけな望遠鏡では判別できませんが腕構造が無くのっぺりしていて暗黒帯が無かったりの違いがあるようです。

かみのけ座NGC4274
Ngc4274_stack_60frames_900s35
渦巻銀河です。腕が土星のリングのように見えます。明るく見えるリングの外側にも淡く広がっているようです。
経緯台の場合天頂に近い高度の対象を追尾するのは苦手なようで15秒スタックで星が流れてしまっています。

おとめ座NGC4845
Ngc4845_stack_60frames_900s35
渦巻銀河をかなり横方向から見ています。これも中心と腕の間が空いてリングっぽいですがハッブル師匠の写真を参照すると暗黒帯が見えているようです。

おとめ座M87
M87_stack_51frames_765s35
楕円銀河です。楕円銀河は撮影してもつまらないのですがこいつだけは別格で銀河中心からジェットが吹き出しているのが見えます。
右上は縮小率を下げて中心部だけを処理したものです。右上に向かってジェットがトゲのように突き出しています。

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2022木星シーズンに向けて

5:40起床。
あれ、雨が降っています。夕方からじゃなかった?
今回の移動性高気圧もロクな働きをせず寒さを持ち込んで役立たず。花見自転車走はキャンセル。
このところ高気圧のコースが北に偏る傾向が続き関東南部は天気がよろしくないです。

さて、4月も月末頃になれば木星を撮影できるようになってくると思われます。
ただし今シーズンの木星は天の赤道付近まで北上しているのでほぼ真東(方位90度)の空から昇ってきます。
ベランダ天文台は真南に向いていて東はお隣さんとの仕切り壁に阻まれて視界がありません。現在の望遠鏡設置場所からだと方位107度よりも南に回ってこないと望遠鏡の射程に入ってきません。

そこで対策として経緯台のモードを東の空を少しでもカバーできる右アームに変更することにしました。
経緯台のファームウェアを右アーム用に乗せ換えればこれまでと同様に自動導入と追尾をしてくれます。
右アームにすることの効果は下の図の通り。
Rightarm
ベランダ天文台設置の図

ベランダに設置した経緯台で右アームと左アームでは経緯台の回転軸に対する望遠鏡のオフセット位置が逆になり東の空は右アームが有利。
実際に望遠鏡の視野が壁に阻まれるギリギリの角度を測定してみると左アーム107度に対して右アームは98度と9度の差がありました。その分昇ってきた木星を早めに望遠鏡の射程に捕らえることができます。
望遠鏡とお隣との壁との距離を離せばもっと効果がありますがCMOSカメラと室内のPCとを接続するUSBケーブル長に限界があるためこれが精いっぱい。

その分西の空では不利ですがそれは秋が深まって木星が西に傾いたら左アームに戻せばよいこと。
今シーズンはこれで頑張ります。
来シーズンになると木星はさらに13度ほど北に移動するためベランダからだと観測可能な期間が短くなっていきます。

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2022年4月 2日 (土)

日野橋ー立日橋間のCRが良くなっていたこと

昨夜は人工衛星自動導入のテスト後薄雲が濃くなり星見を中止しましたが23時前には星が見え始めたので再開。
時々薄雲が広がりましたがせっかく月の無い晴れた夜なので明け方4時半ころまで星見を楽しんでから就寝。

8:00起床。
晴れて日差しがありますが冷え込んだ朝です。相変わらず南の空には薄雲がかかり続け白い空ですが新聞を取りに玄関を出ると北側の空は青色になっています。青空の下で満開の桜を見るチャンスなので眠いですが出発準備。

9:10出発~多摩川CR~府中四谷橋~浅川CR~万願寺歩道橋~浅川CR~多摩川右岸~多摩大橋~多摩川CR~羽村~新奥多摩街道~青梅~R411~日向和田~梅郷~都45~R411~新満寺峠~草花丘陵~羽村~根がらみ前水田休憩~羽村~多摩川CR~多摩大橋~府中四谷橋間周回~多摩川CRで16:30帰宅。

寒かったのでウィンドブレーカを羽織って指長の手袋です。まるで2月頃の走行スタイル。
羽村に向かって桜を見ながらの走行ですが空の南半分はずっと白いままでした。

都立日野高校新校舎建設現場
P50_20220402_1005081
去年の今頃は校舎の解体が済んで基礎部分だけが残っていました。その後3か月くらい何もしていないように見えましたが
1年経過して基礎も撤去され新校舎の基礎工事が続いています。完成は来年6月末予定。

日野橋上流の築堤工事完了
P50_20220402_1019491
日野橋と立日橋間の堤防工事が完了しました。盛り土されて高く幅が広くなりました。堤防上には広い舗装路が出来上がり走行可能に。先週はローラーが何度も往復して固めていたので走行感覚は平坦で非常に滑らかでよろしい。

いつもの休憩ポイントである羽村の根がらみ前水田ではチューリップが咲き始めていました。いつもは閑散としているのに今日は花見の人が多く来ていて赤い魚肉ソーセージを食べるのが恥ずかしく持ち帰りました。今週来週は使えないですね。
肝心の桜は真っ青な空じゃなかったので写真も撮らず眺めておしまい。ウインドブレーカーを脱ぐことも無く肌寒い一日でした。

走行距離:143km


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2022年4月 1日 (金)

Satellite Trackerを試す3

昨夜の雨は朝まで降り続き止んだ後も昼まで雲に覆われて寒い状態。昼過ぎてやっと日差しが出ましたが前線の北側の薄雲が流れ込み続ける状態で夕方を迎えました。

今回はF=1500mmにNeptune-C IIの直焦点でISS撮影本番環境での人工衛星自動導入追尾のテストです。

この組み合わせでの視野は大体18分×10分となります。
前回のテストで精度的に一発で視野に導入するのはまず無理であることが分かったので人工衛星追尾に入ったところでファインダーを覗いて誤差を修正する方法で臨みます。

最初は高度が高くならず移動が比較的ゆっくりなCosmos1833。
南から現れて南東の高度50度くらいを通過して北東の空に飛行しました。
案の定、自動導入では視野に入らずファインダーを覗き込むと十字線の僅か上に静止する人工衛星の光点が見えました。
すかさずSatellite Trackerの「Tracking Position Offset」でずれの方向にオフセット位置修正して視野に導入成功。
ROIを640×480に狭めシャッタースピードを1msに設定しGainを光点がギリギリ見える値まで下げて動画撮影開始。
あとは精度の悪さのため逃げ出そうとする衛星を視野内に留めておくためオフセット位置修正の上下左右ボタンを必死にマウスクリック。
庇に隠れたところで撮影停止して一通り自動追尾での衛星撮影手順を確認できました。

そして今夜もOkean-Oという人工衛星の通過がありました。南の空から天頂近くを北に向かって飛行しました。庇に隠れる直前で670kmくらいの距離です。
Okeano_20220401  
連続する15枚ほどをスタックしてみました。今日は上空寒気のため気流が悪くボケた感じですが長細い形は捉えられています。

3回のテストを経て経緯台の自動追尾で人工衛星を撮影できることが確認できました。
これで4月4日、5日に予報されているISSの通過時に自動追尾での撮影に臨めます。
しかし天気がホントにダメだわ。

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