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2022年5月19日 (木)

木星 2022/05/19

3:30起床
南の空に見える月がクッキリしていました。本州の南東海上で強まっていた太平洋高気圧が少し南に後退したおかげであれほどしつこかった薄雲の帯もようやく下がって快晴域に覆われました。その分北からの寒気が入っているのか気流は昨日よりやや悪化。

たまには月を強拡大撮影
Moon_202205181847_9
5月19日03時47 分 D=127mm、F=1500mm、2.5×バロー、ADC、Neptune-C II 、SharpCap 4.0、5ms、Gain=250、3000フレームを20%スタック、RegiStax 6でWavelet処理、50%縮小

せっかくバローレンズで2.5倍拡大しているのに容量節約のため50%縮小かけています。
右下アトラス(87km)。段丘状の内壁、クレーター内にクレーター壁と同心円状の谷と幾本かの直線状の谷、クレーター周辺に形成時に飛び散った土砂が放射状にモコモコと堆積しているのが見られます。
左上ヘラクレス(69km)。こちらも段丘状の内壁を持ちますがクレーター内は溶岩で埋められて平坦。クレーター内にアトラスから飛び散った土砂の堆積らしきものが見えないのでヘラクレスのほうが新しいと思われます。

Jup_202205181930_4
5月19日04時26~34 分 D=127mm、F=1500mm、2.5×バロー、ADC、Neptune-C II 、SharpCap 4.0、15ms、Gain=320
、3500フレームを60%スタック×10、RegiStax 6でWavelet処理

今日もまずまずの見え方で日出が近づき高度が上がってくるに従い解像してきます。
もう少しで大赤斑が見え始めるところで左縁にそれらしき雰囲気が漂っています。先行する色付き白斑と中央に白いぼやけ白斑、その右下に小さな白斑。
このあたりの北赤道縞は昨日見たような濃いグレーの沸き上がりは無くうっすらと幾筋かの青黒いフェストゥーンが見られます。

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