木星と土星 2022/06/19
1:50起床。
天気の変化が早く昨日夕方から降り始めた低気圧による雨は夜半前に止んだようで低気圧通過後に急速に晴れ渡り快晴域が広がっていました。
今シーズン雲に邪魔されないで落ち着いて木星を撮影できるのは初めてじゃないでしょうか。昨日の嘆きが天に通じたか。
2時過ぎではまだ木星高度が低く気流の影響が大きいので土星や月に寄り道。
6月19日02時32~37分 D=127mm、F=1500mm、2.5×バロー、ADC、Neptune-C II 、SharpCap 4.0、15ms、Gain=400、4000フレームを60%スタック×6、RegiStax 6でWavelet処理
模様の変化は無しですが土星も大きくなってきました。
6月19日02時50~57分 D=127mm、F=1500mm、2.5×バロー、ADC、Neptune-C II 、SharpCap 4.0、17ms、Gain=330、3500フレームを60%スタック×8、RegiStax 6でWavelet処理
低気圧通過後の割には気流は安定していました。
五つ子白斑の4番5番が右端に見えます。
左端の黒点はイオの影。
南赤道縞の南側中央付近にはグレーのリング状の暗斑。
6月19日03時00分 D=127mm、F=1500mm、2.5×バロー、ADC、Neptune-C II 、SharpCap 4.0、15ms、Gain=340、5000フレームを60%スタック、RegiStax 6でWavelet処理
衛星イオと影を1ショットで撮影。
衛星の影をクッキリ撮影できたのは今シーズン初めて。
6月19日04時17~26分 D=127mm、F=1500mm、2.5×バロー、ADC、Neptune-C II 、SharpCap 4.0、17ms、Gain=330、3500フレームを60%スタック×10、RegiStax 6でWavelet処理
日出直前の木星高度は45度を越えていました。
色付き白斑が昇りぼやけ白斑が中央やや左であと1時間もせず大赤斑が見えてくるタイミングです。
イオは木星面上にあり左端の南赤道縞が2本に分かれている真ん中に白斑のように見えています。
撮影を終えて望遠鏡を撤収した4:40にはすでに薄雲が広がり始めていたので快晴域が広がったのはほんの数時間のことになります。
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