木星と土星 2022/07/18
流れ込み始めた薄雲によりそのまま曇り空になるのかと思われましたがその後再び雲は減って土星が見え始めました。
一週間ぶりに望遠鏡を惑星用180mmに据えなおして土星を撮影。
7月18日00時19~23分 D=180mm、F=2700mm、2.5×パワーメイト、ADC、Neptune-C II 、SharpCap 4.0、17ms、Gain=360、3500フレームを50%スタック×5、RegiStax 6でWavelet処理
眠気が襲ってきたので木星の高度が上がるのを待つ間1時間ほど仮眠。
7月18日01時09~13分 D=180mm、F=2700mm、2.5×パワーメイト、ADC、Neptune-C II 、SharpCap 4.0、15ms、Gain=300、4000フレームを50%スタック×5、RegiStax 6でWavelet処理
薄雲が頻繁に通過して行きますがまずまずの気流でした。
5番白斑が右端。7番白斑が中央左寄り。5番白斑の左に右に見える扁平白斑と同じようなものが見えます。
北赤道縞右端の青黒い領域はモニター上でも衛星の影のように黒く見えていました。
7月18日02時46~50分 D=180mm、F=2700mm、2.5×パワーメイト、ADC、Neptune-C II 、SharpCap 4.0、15ms、Gain=280、4000フレームを50%スタック×5、RegiStax 6でWavelet処理
エウロパが木星の後ろ側から現れました。エウロパの見えている緯度には暗斑が不規則に連なっています。
7番白斑が右に移動し8番白斑が見え始めました。
2列に分かれている南赤道縞の北側半分は規則的な渦になっているようです。
北赤道縞の中央あたりから左下に長いフェストーンが目立ちます。
7月18日03時30~35分 D=180mm、F=2700mm、2.5×パワーメイト、ADC、Neptune-C II 、SharpCap 4.0、15ms、Gain=280、4000フレームを50%スタック×5、RegiStax 6でWavelet処理
8番白斑の左上に色付き白斑。
色付き白斑の位置を境に左側では白いゾーンの幅が広がっています。
南赤道縞北側列のグレーの渦列は貨物列車の列のよう。
7月18日04時27~40分 D=180mm、F=2700mm、2.5×パワーメイト、ADC、Neptune-C II 、SharpCap 4.0、16ms、Gain=260、4000フレームを50%スタック×4、RegiStax 6でWavelet処理
日出直前に木星は南中しました。高度は54度くらいあります。木星には濃い目の雲がかかり続けて12ショットのうちの良さげな4ショットを使いました。
大赤斑がやっと縁に見え始めたところで今日はおしまいです。
南赤道縞の南側列中央付近にはいくつかリング状になった渦が見えます。
北半球の中緯度暗斑列は真ん中の3個を最後に左側には見られなくなりました。北半球は模様が少なく寂しい。
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