天王星や海王星などのちっこい奴 2022/07/30
木星撮影の合間に海王星、天王星、火星などの見かけのちっこい天体を木星を撮影しているのと同じ拡大率で撮影してみました。
海王星
7月30日02時24分 D=180mm、F=2700mm、2.5×パワーメイト、ADC、Neptune-C II 、SharpCap 4.0、40ms、Gain=450、2000フレームを70%スタック、RegiStax 6でWavelet処理
視直径2.3秒、明るさ7.8等級。
適当に設置したベランダの赤道儀で拡大率が高く狭いCMOSカメラの視野に自動導入できるはずもなく、ファインダーで明るい夜空の中を探してやっと導入できました。
天王星
7月30日04時17分 D=180mm、F=2700mm、2.5×パワーメイト、ADC、Neptune-C II 、SharpCap 4.0、30ms、Gain=430、3000フレームを70%スタック、RegiStax 6でWavelet処理
視直径3.5秒、明るさ5.8等級。
火星の近くにいる青っぽい6等星をファインダーで探して比較的楽に導入できました。
かすかに表面の明るさに差が見られます。
ガニメデ
7月30日01時53分 D=180mm、F=2700mm、2.5×パワーメイト、ADC、Neptune-C II 、SharpCap 4.0、15ms、Gain=300、6000フレームを40%スタック、RegiStax 6でWavelet処理
視直径1.6秒、明るさ4.9等級。
口径180mmになったら模様が写るんじゃないかとひそかに期待していましたが黒い夜空が背景だとリムがリンギングを起こしてしまいドーナッツ状になってしまいました。
でも中央は暗く写っているので木星面経過中なら模様が写るかもしれません。海王星よりちっこいのに模様が見えそうなところがスバラシイ。
火星
7月30日04時27分 D=180mm、F=2700mm、2.5×パワーメイト、ADC、Neptune-C II 、SharpCap 4.0、5ms、Gain=250、20000フレームを30%スタック、RegiStax 6でWavelet処理
視直径7.8秒、明るさ0.3等級。
まだ天王星の2倍くらいの大きさにしか見えません。とっても明るいくせにちっこいので左側リムが強烈にリンギングを起こしてどう処理してもありえない模様が浮かんでしまいます。
寝不足な上に太平洋高気圧に真上から覆われて透明度の高い青空から強烈な日差しと暑さで今日は自転車はお休みかな。
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