木星 2022/07/09
2:00起床。
晴れていました。今日は新しく入手した赤道儀で撮影。セッティングにグダグダして撮影開始が遅れました。
7月9日02時57~06分 D=127mm、F=1500mm、2.5×バロー、ADC、Neptune-C II 、SharpCap 4.0、16ms、Gain=320、3500フレームを60%スタック×4、RegiStax 6でWavelet処理
赤道儀での追尾は木星が視野内で回転しないのでDe-lotation処理の位置合わせが楽です。
大赤斑が見えてきました。気流が今一つ良くなくボケ気味です。
左端にエウロパの光跡、右の黒点はその影です。影は木星面の模様より早く移動しているので伸びています。
北赤道縞の中央付近は大きくアーチ状になっています。
上でDe-lotationに使った10枚のうちの2枚でDe-lotationしてみました。
2分間だと衛星も影も丸くなります。右上にはカリストが見えています。
7月9日03時55~02分 D=127mm、F=1500mm、2.5×バロー、ADC、Neptune-C II 、SharpCap 4.0、16ms、Gain=350、3500フレームを60%スタック×8、RegiStax 6でWavelet処理
大赤斑が中央に差し掛かる頃から西から接近中だった南北に立った上空の薄雲の帯がかかり始め木星は明滅を始めました。雲が薄くなったタイミングでgainを高くして撮影し8ショット連続撮影できました。
この雲の帯は上空の強風帯に沿って発生した雲のようで気流が悪くなりました。それでも大赤斑が中央近くなので採用。
1番白斑の左上のグレーの縞の中にさっきまで影を投じていたエウロパがうっすら明るく見えています。
右上端にカリストが近づいてきました。もう木星の裏側に隠れることは無く木星の北極の上を通過して行きます。
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