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2022年8月 1日 (月)

暗斑の大赤斑接近

大赤斑の左から暗斑列の先頭を行く大きめの暗斑が大赤斑に接近していきます。
7/24と7/31の未明に撮影した画像から接近の様子を予想してみました。

まずはMAPに落として経度測定して移動量を測ってみます。
20220801
24日 71.9度
31日 53.9度
その差右方向に18度であり1日単位では2.57度のスピード。

大赤斑の左側に巻き込む縞の経度 32.8度
31日未明現在では巻き込む縞まで経度差21.1度あります。

大赤斑とその左に巻き込む縞の位置に変化が無いと仮定すると暗斑が縞の位置に到達するのは 
 21.1度/2.57度 = 8.2日後
ということで接近は8月8日朝方という計算になります。

ただ、暗班を流す気流が大赤斑の左でどのようになっているかです。
縞の手前で北上して折り返し南赤道縞の南縁に沿って左へ行くか。
縞と一緒に南下して大赤斑の下側を通過するか。
下側を通過する場合は潰されて縞と一緒になっちゃうかも。

また、大赤斑左下の白斑と1番白斑は8月18日前後に相次いで大赤斑の南を通過して行きそうです。
楽しみです。

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