« 木星 2022/08/14-15 | トップページ | オタマジャクシ斑の移動 »

2022年8月16日 (火)

木星 2022/08/16

23時から活動開始。
太平洋高気圧は相変わらず腰折れ状態で日本の南から本州南部までしか覆わず、日本海の低気圧と前線の影響を受け始め、それらで発生した上空の薄雲が流れ込んで来ています。ベランダには南風が吹き込みはじめ望遠鏡が揺れます。

土星が衝
Sat_202208151428_5
8月15日23時28分  D=180mm、F=2700mm、Neptune-C II 、SharpCap 4.0、8ms、Gain=320、10000フレームを40%スタック、RegiStax 6でWavelet処理

衝だからといって良く写るわけではなく気流が悪いので直頂点撮影ですがリングの切れ味が悪いです。

Jup_202208151527_7
8月16日00時25~30分  D=180mm、F=2700mm、2.5×パワーメイト、ADC、Neptune-C II 、SharpCap 4.0、15ms、Gain=300、4000フレームを50%スタック×6、RegiStax 6でWavelet処理

気流は夏の気流からほど遠く荒れ荒れです。
7番白斑が中央あたり、左端に8番白斑。
南赤道縞の南側中央付近に千切れかけた暗斑。

あまりひどいので2時間ほど仮眠。

Jup_202208151729_6
8月15日02時26~32分  D=180mm、F=2700mm、2.5×パワーメイト、ADC、Neptune-C II 、SharpCap 4.0、15ms、Gain=300、4000フレームを50%スタック×7、RegiStax 6でWavelet処理

この時間は風が比較的穏やかで今日の中で一番良く写りました。とはいえ詳細は見えません。
中央に色付き白斑、その右下に8番白斑。
大赤斑から右に伸びる縞と南赤道縞に挟まれた狭く白いゾーンが目立ちます。
このあと大赤斑が見えてくるまで2時間ほど仮眠。

Jup_202208151929_4
8月15日04時25~32分  D=180mm、F=2700mm、2.5×パワーメイト、ADC、Neptune-C II 、SharpCap 4.0、15ms、Gain=310、4000フレームを50%スタック×8、RegiStax 6でWavelet処理

薄雲がかかりベランダに吹き付ける南風は強まり気流はさらに悪化してボケボケ。
大赤斑の南に縦に2つ並んでいるはずの白斑さえ見えません。ガッカリです。

| |

« 木星 2022/08/14-15 | トップページ | オタマジャクシ斑の移動 »

コメント

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)




« 木星 2022/08/14-15 | トップページ | オタマジャクシ斑の移動 »