木星 2022/09/15-16
ほぼ一日中どんより曇り空で夜になって雲が薄れてきたものの細い切れ目からやっと土星が見える程度。かすかな望みをかけてベランダで望遠鏡を冷やしておきました。
9月15日22時21~22分 D=180mm、F=2700mm、2.5×パワーメイト、ADC、Neptune-C II 、SharpCap 4.0、10ms、Gain=340、4000フレームを60%スタック×2、RegiStax 6でWavelet処理
22時を過ぎ雲の切れ目に出てはすぐ雲に入ったりを繰り返しにしびれを切らしシャッタースピードを速くして細い切れ目から無理やり2ショット撮影。雲の付近ではモワモワと大きく木星が揺れます。
揺れが大きかった割には思ったほど像は悪くありませんでした。
5番白斑が中央の面からスタートなので13日と同じ面を見続けることになります。
北赤道縞右寄りの白い雲の沸き上がりは13日にも存在していました。
9月15日23時20~25分 D=180mm、F=2700mm、2.5×パワーメイト、ADC、Neptune-C II 、SharpCap 4.0、15ms、Gain=310、4000フレームを50%スタック×6、RegiStax 6でWavelet処理
雲が大きく切れ晴れ間が広がり気流が落ち着きました。
右が5番白斑、左が7番白斑。9月に入ってから暗斑列のあたりばかり見ている気がしますが気のせいでしょうか。
北赤道縞中央のアーチの南にある湧き上りも13日にあり大きくなって明るさが増しました。
9月15日00時27~33分 D=180mm、F=2700mm、2.5×パワーメイト、ADC、Neptune-C II 、SharpCap 4.0、15ms、Gain=340、4000フレームを50%スタック×6、RegiStax 6でWavelet処理
気温がどんどん下がって毎回撮影のたびにピント合わせし直しです。薄雲が濃くなって木星が暗くなりボケました。
大赤斑から延びる縞の先端が中央まで来ました。
9月16日01時15~20分 D=180mm、F=2700mm、2.5×パワーメイト、ADC、Neptune-C II 、SharpCap 4.0、15ms、Gain=330、4000フレームを50%スタック×6、RegiStax 6でWavelet処理
相変わらずの薄雲です。
8番白斑が中央です。その北の南赤道縞は中央付近が北に盛り上がって白い雲も湧いているようです。
9月16日02時22~27分 D=180mm、F=2700mm、2.5×パワーメイト、ADC、Neptune-C II 、SharpCap 4.0、15ms、Gain=330、4000フレームを50%スタック×6、RegiStax 6でWavelet処理
いつの間にか低い雲はすっかり消えて薄雲だけとなりましたが気流が悪くなりました。
色付き白斑が中央です。大赤斑が見えてくるまではまだまだです。
眠気に耐えられず撮影前に30分ほど意識を失っていましたが回復せず限界です。今日も肝心なところまで到達できずに終了です。
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