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2022年9月19日 (月)

7インチでシリウスBを見る

16日未明、3時頃に木星撮影に力尽きて睡眠に入り5時前のCSS撮影に備えて4時頃起床。
CSS撮影準備に入る前にシリウスが南東の空に見えていたので7インチで撮影してシリウスBが写るか試してみることにしました。
5インチでは一目でコレと分かるほど分離できなかったので期待は大きいです。

その前に簡単なリゲルを撮影でして5インチと7インチの比較
Mak127_Mak180_
左が5インチ(F=1500mm)、右が7インチ(F=2700mm)
5インチではかわいらしく伴星が寄り添っていますが7インチでは伴星も明るさを増して自己主張しています。

さて目的のシリウスBに向かいます。
Mak127__20220919084701Mak180__20220919084701
左が5インチ(F=1500mm)、右が7インチ(F=2700mm)
5インチでは以前も見た通り回析環の上にかすかな明るいコブのようなものとして写ります。気流が悪いと偽コブも写るので悩ましい。
7インチでは撮影中のモニター上でも明らかな星として分離していました。焦点距離も長いので主星との距離も離れて見やすくなっています。
分解能1.0秒と0.64秒の差は数値としたら小さいですが結果としては大きいのでした。
あっけなくシリウスBが写ったので拍子抜け。

このあとCSS撮影に向かったのですが使う鏡筒は5インチ。
鏡筒の性能は 5インチ<7インチですが
人工衛星撮影においては ベランダで自動追尾可能な5インチ>あくせく手動追尾の7インチ
となり適材適所。

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