木星 2022/09/11-12
日中は北から流れ込む低い雲に覆われる状態が続き夜になっても変化なしで星見はあきらめ状態でしたが23時頃外を見たら雲が切れて月と木星が並んで見えていたので急遽ベランダ天文台をオープン。
9月11日23時24~30分 D=180mm、F=2700mm、2.5×パワーメイト、ADC、Neptune-C II 、SharpCap 4.0、15ms、Gain=290、4000フレームを50%スタック×6、RegiStax 6でWavelet処理
雲が切れると透明度の高い空でした。気流も安定しています。 昨日の続きの面です。
色付き白斑が中央。白斑の中に一段と白い部分が見えています。
北赤道縞中央やや右に真っ白く輝く沸き上がる雲が見えます。
晴れ間は一時的なもので北から速いスピードで流れ込む雲が増えて連続ショット撮影が難しい状態。雲がかかると途端に気流が悪くなります。
9月12日00時19~22分 D=180mm、F=2700mm、2.5×パワーメイト、ADC、Neptune-C II 、SharpCap 4.0、10ms、Gain=330、4000フレームを50%スタック×4、RegiStax 6でWavelet処理
シャッタースピードを速くして1ショットにかかる時間を短縮しました。
ここでも色付白斑の中に一段と白い部分が見えているので白斑内の模様をとらえていたようです。
左端に大赤斑の縁が見え始めています。
北赤道縞の中央あたりに唯一の茶色い島状斑が見えます。
大赤斑がこれからというところでこのあと月も見えないべた曇り。北東からは弱いエコーも流れてきたので撤収して終了。
未明にはISSの通過も見られるのですがこれでは絶望的です。
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