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2022年9月18日 (日)

「天和」を撮る 2022/09/16

16日明け方の4時は所々薄雲があるものの良く晴れ渡っていました。
この日のCSSは南西の空から南東の最高点を通過して東北東に飛行するベランダから狙いやすいコースでした。
人工衛星自動追尾ソフトを利用して経緯台で久しぶりの追尾撮影です。
3星アライメントを行い望遠鏡のピントを合わせ軌道要素から追跡座標を作成して追尾ソフトに読ませてスタート。
CSSが見えてくるであろう南西の空のポイントに望遠鏡が向いて追跡が始まりました。
最初はどうしても誤差があるので電視ファインダーを見ながら狭いNeptune-C IIの撮影範囲に追い込みROIを1024×768に狭めて動画撮影開始。
撮影中も撮影範囲から逃げ出そうとするので必死でマウスのボタンクリックして微調整し続けます。
庇に隠れるまで秒間130fspで撮影できたので100枚を良像50%スタックして処理してみました。
Css_20220916_0454
焦点距離1500mm直焦点で最接近時480kmでこのサイズです。
今年7月に2つ目のモジュール「問天」が打ち上げられて「天和」と直列にドッキングしているので以前より大きくなり見栄えが良くなりました。
左右2枚ずつの太陽電池があるのが「問天」で全長17.9m。太陽電池パネルの長さは片側28mで左右で56mもあります。

Css_20220916
最接近前後の姿を1.5倍拡大して見ました。
中央に小さく光っているのが宇宙飛行士が乗って行った宇宙船で「天和」のドッキングポートにドッキングしています。
短い太陽電池パネルが付いているのが「天和」モジュール。その右にくびれた先に別の輸送宇宙船がドッキング。
年内に最後のモジュールが打ち上げられてCSSは完成形になるようです。

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