木星 2022/09/14-15
相変わらず上空は本州上に中心を持つ太平洋高気圧が居座っていて日中は晴れて暑くなりました。しかし地上付近は北からの高気圧から吹いてくる北東風が吹き込み始め夕方から気温が下がり過ごしやすくなりました。
今日は19時ころにISSの通過が予報されていました。南西の空から北東に向かってベランダから狙いやすいコース。
めっきり出番のなくなった5インチ望遠鏡を経緯台に載せてベランダに展開。人工衛星自動追尾ソフト用に最新の軌道要素から追跡座標計算して予行演習。
これで機器の準備は万端。あとは星が見え始めたら3星アライメントで経緯台の追尾精度を高めピントを合わせすればいつでも撮影に入れます。
しかし、それまで晴れていた空が18時過ぎると湿った北東風により急に低い雲が湧き始めて覆われすべての準備がおじゃん(死語?)。今年はISSが不作です。
夜も更ければ雲も薄れ木星は見れるだろうと気を取り直し経緯台を撤収して赤道儀に7インチ鏡筒を搭載して冷やしておきました。
9月14日22時38~40分 D=180mm、F=2700mm、2.5×パワーメイト、ADC、Neptune-C II 、SharpCap 4.0、15ms、Gain=320、4000フレームを50%スタック×3、RegiStax 6でWavelet処理
雲の隙間からやっと3ショット撮影できました。雲の隙間は気流が全くダメダメで木星はブヨブヨと振幅の大きな揺れ方でした。
大赤斑が昇ったところで昨日の最後の写真とほぼ同じ面ですが全く見え方が違います。
濃い縞模様の本数くらいは数えられそうです。
撮影できたのはこの1枚だけで終了。
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