木星 2022/10/10-11
6:30起床。夏日で暑くなる予報だったので朝から半袖ウェアを着て自転車で出発準備。
まだ路面がびしょ濡れなので南風が吹いて日が差して気温が上がって路面が乾くまで待っていたのですが昼前になってもどん曇りで肌寒い天気。路面は乾いたものの体は久しぶりの夏日を期待していた分ギャップが大きくやる気を失いました。
16時頃になってやっと雲が消え始めたので星見に集中することにしました。
19時過ぎから木星に望遠鏡を向けましたが気流が悪くことごとくボケボケでボツ。
木星はあきらめて5インチ鏡筒に変更して今朝満月となった月を撮影して終了するつもりでした。
10月10日21時45分 D=127mm、F=1500mm、0.5レデユーサー、ASI294MC、SharpCap 4.0、5ms、Gain=80、1000フレームを30%スタック、RegiStax 6でWavelet処理、28%縮小
満月から半日以上経過して右側がだいぶ欠けていますが先月に続いて満月をGETできました。
次の満月は皆既月食です。11月ともなると満月の昇ってくる方位が北に寄ってしまうのでたぶんベランダでは前半が庇に隠された状態です。その前に雲に邪魔されないという難関があります。
せっかく5インチ鏡筒を出したので木星を撮影してみることにしました。
10月10日22時25分 D=127mm、F=1500mm、2.5×バロー、Neptune-C II 、SharpCap 4.0、15ms、Gain=260、4000フレームを50%スタック、RegiStax 6でWavelet処理
1ショットものですがボケボケではなく思いのほか写りが良くなっていました。気流が改善したようです。
それならばと再び7インチ鏡筒を引っ張り出して来て撮影に入りました。
10月10日23時12~17分 D=180mm、F=2700mm、2.5×パワーメイト、ADC、Neptune-C II 、SharpCap 4.0、20ms、Gain=290、3000フレームを50%スタック×6 、RegiStax 6でWavelet処理
この頃になって南風がベランダに吹き込み始め望遠鏡を揺らし始めました。気温も20度を越えて来て生ぬるい感じ。
夜の初めころよりは良くなりましたが今一つ。5インチは像が小さく圧縮効果でシャープさが出ていたのかもしれません。
10月11日00時09~16分 D=180mm、F=2700mm、2.5×パワーメイト、ADC、Neptune-C II 、SharpCap 4.0、15ms、Gain=310、4000フレームを50%スタック×8 、RegiStax 6でWavelet処理
さらに気流は悪くなりました。
大赤斑の右の縞は大赤斑に近い所は斑点状に見えます。
北赤道縞中央やや左には青黒い雲の隣が白く明るく見えています。
大赤斑が中央付近に来るまで頑張ったものの薄雲もかかって条件はさらに悪くなりボツ。
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