木星 2022/10/11-12
午後からかかり始めた薄雲は夕方には厚みを増してすっかり曇り空でしたが真っ赤な夕焼けの後次第に薄れました。その代わりに北東から下層の雲が流れ込んでしばし待機状態。
21時前雲に切れ間が広がり毎度のことながら雲の隙間をついての撮影となりました。
10月11日21時09~16分 D=180mm、F=2700mm、2.5×パワーメイト、ADC、Neptune-C II 、SharpCap 4.0、15ms、Gain=330、4000フレームを40%スタック×8 、RegiStax 6でWavelet処理
今日の揺れ方は昨日と違ってブヨブヨとした周期の揺れで模様はそれなりに見えていました。
大赤斑がほぼ中央のタイミングで撮影できました。
大赤斑の左から進んできた暗斑の一つが大赤斑の左で下側に巻き込まれずに上方向に曲がり縦に2つ並んだ状態になっています。
2番白斑はほぼ大赤斑中心経度に達しました。
10月11日22時12~17分 D=180mm、F=2700mm、2.5×パワーメイト、ADC、Neptune-C II 、SharpCap 4.0、20ms、Gain=320、3000フレームを50%スタック×4 、RegiStax 6でWavelet処理
次の雲の切れ間は1時間後に訪れました。下層の雲が切れても上層に薄雲があるようで露出とGain を多めに。
大赤斑の左の暗斑列は後続に隙間が多くまばらとなりました。
北赤道縞中央付近で白い雲の沸き上がりが見られます。
北半球中緯度の白斑がぽつんと目立ちます。
このあとはさらに雲が多く耐えられ日が変わる前に終了。
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