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2022年10月23日 (日)

木星 2022/10/23-24

今日は晴れて日中気温も上がって自転車日和でした。
しかし日本海から前線が南下中で夜には関東地方にかかってくる予報。
今夜の木星は21時頃大赤斑が正面を向くのでそれまで天気が持ちこたえてほしいというかすかな希望を持って撮影に入りました。
Jup_202210231004_1
10月23日19時00~07分  D=180mm、F=2700mm、2.5×パワーメイト、ADC、Neptune-C II 、SharpCap 4.0、15ms、Gain=310、4000フレームを50%スタック×8 、RegiStax 6でWavelet処理

この時期としては良い気流でした。
色付き白斑が右端、1番白斑が中央で左端に大赤斑の縁が見え始めています。
北赤道縞の南側には青黒い雲とフェストンが目立ちます。

Jup_202210231105_7
10月23日20時01~09分  D=180mm、F=2700mm、2.5×パワーメイト、ADC、Neptune-C II 、SharpCap 4.0、15ms、Gain=310、4000フレームを50%スタック×9 、RegiStax 6でWavelet処理

大赤斑から伸びる縞は回り込みが弱くなった時期の中央付近で細く淡くなっています。その後は量が増えて復活傾向。
北赤道縞中央付近の太いフェストンはモニタ上でもくっきり目立っていました。
北半球中緯度には暗斑列が見えます。

Jup_202210231205_9
10月23日21時00~10分  D=180mm、F=2700mm、2.5×パワーメイト、ADC、Neptune-C II 、SharpCap 4.0、20ms、Gain=320、3000フレームを50%スタック×4 、RegiStax 6でWavelet処理

このタイミングって時にとうとう撮影中に雲がかかってきました。使い物になったのは10ショット中4ショット。
大赤斑の左側を回り込む縞は大赤斑から少し離れました。
大赤斑の左の暗斑列は残り2個となりました。
中央に回ってきた北半球中緯度の暗斑列は粒が大きいようです。
3番白斑は間もなく大赤斑の中央経度です。
このあと間もなくべた曇り。レーダーを見ると埼玉県方面から雷雲が南下中なので今夜も日付を跨がずこれで打ち切りです。

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