木星 2022/10/26-27
低気圧は東に離れ日が昇ってからはずっと快晴が続き夕方には北風も収まりました。
しかし上空には寒気が流れ込んでいるので安定した見え方は期待薄でした。
10月26日18時22~32分 D=180mm、F=2700mm、2.5×パワーメイト、ADC、Neptune-C II 、SharpCap 4.0、15ms、Gain=300、4000フレームを50%スタック×10 、RegiStax 6でWavelet処理
予想に反してこの時期としては安定していました。
大赤斑が中央に差し掛かるタイミングからスタート。左を回り込む縞の様子は前回同様で少し大赤斑から離れた位置です。
大赤斑の左上には白い湧き上りの雲が増えました。
2番白斑が大赤斑の中央経度を通過しました。
10月26日19時26~33分 D=180mm、F=2700mm、2.5×パワーメイト、ADC、Neptune-C II 、SharpCap 4.0、15ms、Gain=300、4000フレームを50%スタック×8 、RegiStax 6でWavelet処理
大赤斑の左に連なっていた暗斑列は直近2つ以外はしばらく間が空いています。
中央左寄り5番白斑が淡くなりました。
10月26日20時27~34分 D=180mm、F=2700mm、2.5×パワーメイト、ADC、Neptune-C II 、SharpCap 4.0、15ms、Gain=300、4000フレームを50%スタック×7、RegiStax 6でWavelet処理
大赤斑から伸びる縞は5番白斑の右上あたりまで伸びてきました。その付近では暗斑列と重なっています。
10月26日21時26~33分 D=180mm、F=2700mm、2.5×パワーメイト、ADC、Neptune-C II 、SharpCap 4.0、15ms、Gain=300、4000フレームを50%スタック×8 、RegiStax 6でWavelet処理
大赤斑から伸びる縞と暗斑列はわずかな隙間を開けて分離して見えます。
10月26日22時26~35分 D=180mm、F=2700mm、2.5×パワーメイト、ADC、Neptune-C II 、SharpCap 4.0、15ms、Gain=300、5000フレームを50%スタック×8 、RegiStax 6でWavelet処理
南中する頃から気流が悪くなり小刻みに揺れるようになりました。
左端のぼやけ白斑付近で発生した暗斑列が中央付近では白い雲に覆われて見えなくなっています。
10月26日23時26~33分 D=180mm、F=2700mm、2.5×パワーメイト、ADC、Neptune-C II 、SharpCap 4.0、15ms、Gain=300、4000フレームを50%スタック×8 、RegiStax 6でWavelet処理
南赤道縞の南側に淡いループ状の模様が見られます。
このあたりの北赤道縞はおとなしい感じ。
10月27日00時26~33分 D=180mm、F=2700mm、2.5×パワーメイト、ADC、Neptune-C II 、SharpCap 4.0、15ms、Gain=310、4000フレームを50%スタック×8 、RegiStax 6でWavelet処理
気流は悪くなったまま高度も下がりボケ具合が大きくなりました。一応日替わりまで頑張ったということで。
10月で雲を気にせず撮影できた貴重な一日。
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