木星 2022/10/01-02
秋雨シーズンには珍しく晴れが続いています。
今夜もほぼ快晴の空。大赤斑が南中時刻頃中央を向くので期待して撮影に入りました。
10月01日20時00~05分 D=180mm、F=2700mm、2.5×パワーメイト、ADC、Neptune-C II 、SharpCap 4.0、15ms、Gain=300、4000フレームを50%スタック×6 、RegiStax 6でWavelet処理
今日は上空高い所の気流が悪いようで木星は細かく震えていました。
色付き白斑が中央を過ぎたところですが詳細は良く見えません。
北赤道縞は4連アーチ。
10月01日21時00~05分 D=180mm、F=2700mm、2.5×パワーメイト、ADC、Neptune-C II 、SharpCap 4.0、15ms、Gain=300、4000フレームを50%スタック×6 、RegiStax 6でWavelet処理
高度が40度を越えて来て気流の影響が少し減ったでしょうか。
大赤斑が見え始めました。
10月01日22時00~07分 D=180mm、F=2700mm、2.5×パワーメイト、ADC、Neptune-C II 、SharpCap 4.0、15ms、Gain=300、4000フレームを50%スタック×8 、RegiStax 6でWavelet処理
モニター上では1番白斑の左上にある白斑が明るく目立っていました。
大赤斑の南側を回る縞が暗斑列のようにごつごつした感じに見えています。右側は一時的に流れ込みが減って縞が薄くなっています。
10月01日23時00~07分 D=180mm、F=2700mm、2.5×パワーメイト、ADC、Neptune-C II 、SharpCap 4.0、15ms、Gain=290、4000フレームを50%スタック×8 、RegiStax 6でWavelet処理
大赤斑が真正面を向きました。気流に落ち着きがないのが残念ですが。
南赤道縞の茶縞はほとんどが大赤斑の右上で折り返して大赤斑の北側では途切れています。
大赤斑の南側に連なる暗斑状のものは左から流れて来た暗斑列のものではなく左側を回り込む縞が大赤斑の縁に接近して千切れたものではないでしょうか。
2番白斑の右上にあった平べったい白斑は薄れて拡散したような感じになっています。
10月02日00時00~07分 D=180mm、F=2700mm、2.5×パワーメイト、ADC、Neptune-C II 、SharpCap 4.0、15ms、Gain=290、4000フレームを50%スタック×8 、RegiStax 6でWavelet処理
北赤道縞の中央付近は青黒い雲が顕著です。
北半球中緯度では左寄りの白斑が唯一目立ちます。
暗斑列は2個ペアを作っているようです。
10月02日01時00~07分 D=180mm、F=2700mm、2.5×パワーメイト、ADC、Neptune-C II 、SharpCap 4.0、15ms、Gain=300、4000フレームを50%スタック×8 、RegiStax 6でWavelet処理
大赤斑は右端に沈みました。
その後を追うように暗斑列が左端まで続きます。
南赤道縞の南側にはグレーの雲がループを描くように連なっています。
5番白斑が中央で、その右上の平べったい奴は中央がくびれて2つに分かれたようにも見えます。
10月02日02時00~07分 D=180mm、F=2700mm、2.5×パワーメイト、ADC、Neptune-C II 、SharpCap 4.0、15ms、Gain=300、4000フレームを50%スタック×8 、RegiStax 6でWavelet処理
ガニメデを枠内に入れることができました。体力の限界に達しこれが最後の1枚。
中央付近から左では暗斑列と大赤斑から延びる縞が重なって太い1本の縞に見えます。
微妙に気流が荒れていましたが雲の邪魔が無く1時間毎にルーチンワークのように撮影ができました。
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