木星 2022/10/30-31
日中は薄雲もありましたが夕方はほぼ快晴。ようやく秋雨シーズンから抜けつつあり秋晴れが続くようになりました。
日没も早くなり日没時の木星の高度も高く日が沈むと忙しくなります。
10月30日18時32~37分 D=180mm、F=2700mm、2.5×パワーメイト、ADC、Neptune-C II 、SharpCap 4.0、15ms、Gain=310、4000フレームを50%スタック×6、RegiStax 6でWavelet処理
気流は良い状態でした。昨日の最後の写真とほぼ同じ面です。
昨日北赤道縞に見えていた3層の縞模様は崩れてぐちゃぐちゃになっています。
色付き白斑の右の光点はエウロパ。その影が左の方に落ちています。
良ーく見ると木星左上の欠け際にかすかにガニメデが見え始めています。
10月30日19時30~36分 D=180mm、F=2700mm、2.5×パワーメイト、ADC、Neptune-C II 、SharpCap 4.0、15ms、Gain=310、4000フレームを50%スタック×6、RegiStax 6でWavelet処理
この時間ではガニメデもエウロパも画面の外になっています。
中央に1番白斑が見えるのでもうすぐ大赤斑が見え始めます。
北赤道縞のぐちゃぐちゃになった付近はだいぶ拡幅しています。
10月30日20時30~37分 D=180mm、F=2700mm、2.5×パワーメイト、ADC、Neptune-C II 、SharpCap 4.0、15ms、Gain=310、4000フレームを50%スタック×8、RegiStax 6でWavelet処理
大赤斑が見え始めましたがいつものように気流が悪くなりました。
10月30日21時22~24分 D=180mm、F=2700mm、2.5×パワーメイト、ADC、Neptune-C II 、SharpCap 4.0、15ms、Gain=310、4000フレームを50%スタック×3、RegiStax 6でWavelet処理
気流が改善したのですが北西から雲が流れてきてかかりそうだったので早めに撮影を開始しました。しかし3ショット目途中から雲に入りました。大赤斑はいつも邪魔されます。それでもまずまずの見え方。
大赤斑の左を回り込む縞の流れは継続しています。
北半球中緯度の暗斑列が良く見えます。
10月30日22時30~37分 D=180mm、F=2700mm、2.5×パワーメイト、ADC、Neptune-C II 、SharpCap 4.0、15ms、Gain=310、4000フレームを50%スタック×8、RegiStax 6でWavelet処理
大赤斑の左の暗斑列の最後の1個が縞に巻き込まれようとしています。後続は大赤斑から伸びる縞と重なっていますがその中にツブツブが確認できます。
2番から5番の白斑が並びます。5番は淡く見えます。4番と5番の間にあった平べったい奴もかなり淡く広がっています。
北半球中緯度のやや左寄りに白斑が縦に2つくっついて見えています。
次のタイミングでは高度40度近くあったのですが気流が急に悪くなっていてボツ。
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