ガニメデの食を見る 2022/10/30
7日ぶりの曇天でベランダ天文台はお休みでゆっくりした夜です。
10月30日はガニメデが木星の裏側から現れたあと木星の近くで影に隠れる食が見られました。
幸運なことに雲の邪魔が無く気流も落ち着いていたのでベランダ天文台ではその様子を50分間連続撮影してみました。
10月30日18時42分 D=180mm、F=2700mm、2.5×パワーメイト、ADC、Neptune-C II 、SharpCap 4.0、15ms、Gain=310、4000フレームを60%スタック、RegiStax 6でWavelet処理、縮小
ガニメデが掩蔽を終えて木星の裏側から現れ始めたところ。
太陽光は右から差しているので木星の縁はわずかに夜の部分が見えているので少し離れた場所から見え始めています。
10月30日19時12分 D=180mm、F=2700mm、2.5×パワーメイト、ADC、Neptune-C II 、SharpCap 4.0、15ms、Gain=310、4000フレームを60%スタック、RegiStax 6でWavelet処理 縮小
ガニメデが木星の影に入りつつあり三日月状に欠けて見えています。月食です。
掩蔽の終わりから食までの1分毎撮影した画像を動画にしてみました。
ブログのサイズ制限のためガニメデ近辺だけの切り出し画像です。
18時32分~19時23分
形状が分かりやすいように無理やり拡大してあります。
何もない所で急に欠け始めて消えるのが面白い。
ガニメデに落ちる木星の影がちゃんと丸みを持っているのが見えます。スバラシイ。
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