木星 2022/11/12
朝方雲が多かったもののその後晴れ上がって穏やかな晴天となりました。これで8日連続の木星です。
日没後まもなく大赤斑が中央のタイミングを迎えるので望遠鏡を向けたのですが今日に限ってはゆらゆらと揺れの大きな気流に包まれてボケてしまいボツ。
11月12日18時12~19分 D=180mm、F=2700mm、2.5×パワーメイト、ADC、Neptune-C II 、SharpCap 4.0、15ms、Gain=320、4000フレームを50%スタック×8、RegiStax 6でWavelet処理
30分前は揺れ揺れだったのに急に気流が安定しました。
大赤斑の左を回り込む流れは途切れました。その代わり大赤斑から右に一周してきた縞が大赤斑に巻き付き始めています。
大赤斑の左側の白い雲の沸き上がりが増えました。
北赤道縞の大赤斑の経度より左は茶縞がべったり。
11月12日19時12~18分 D=180mm、F=2700mm、2.5×パワーメイト、ADC、Neptune-C II 、SharpCap 4.0、15ms、Gain=320、4000フレームを50%スタック×7、RegiStax 6でWavelet処理
かつて暗斑列だった縞と大赤斑から伸びてきた縞がギリギリ合体せず並行しています。
南赤道縞の南半分はグレーの成分が多いです。
11月12日20時11~18分 D=180mm、F=2700mm、2.5×パワーメイト、ADC、Neptune-C II 、SharpCap 4.0、15ms、Gain=310、4000フレームを50%スタック×8、RegiStax 6でWavelet処理
右端5番と中央7番と左端8番の白斑がほぼ等間隔の距離です。
11月12日21時11~18分 D=180mm、F=2700mm、2.5×パワーメイト、ADC、Neptune-C II 、SharpCap 4.0、15ms、Gain=310、4000フレームを50%スタック×8、RegiStax 6でWavelet処理
北赤道縞中央付近のアーチの中には白斑のようなものがありそうです。
左端のぼやけ白斑の右で発生しているグレーの暗斑の素が右に流れるにつれ北を流れる大赤斑からの縞に寄り添っていきます。
南赤道縞の南半分のグレーはいつの間にか薄れ全体に茶色が多くなっています。
今日も南西の空に移るとともに急にモヤモヤ感が出てボケました。
明日は悪天になる予報。春からずっと雲に邪魔され続けるのが当たり前となっていましたが秋様明け宣言後乾燥期に入ってこの一週間はほとんど雲に邪魔されず連続できました。
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