木星 2022/11/21
午前中の冷え冷えとした雨が止み昼頃から晴れ上がると穏やかな天気になりました。
この時期日差しが有るのと無いのとでは室内の気温が10度以上変わってきます。太陽の日差しはありがたいものです。
11月21日18時05~12分 D=180mm、F=2700mm、2.5×パワーメイト、ADC、Neptune-C II 、SharpCap 4.0、15ms、Gain=310、4000フレームを50%スタック×8、RegiStax 6でWavelet処理
雨をもらたした低気圧の通過後で気流は荒れているかと思ったのですが予想に反してかなり良い気流でした。
1番白斑が右側、2番と3番白斑が左側にあり大赤斑の右の縁が見え始めています。
北赤道縞の幅は広く中央やや右には活発な箇所が見られます。
11月21日19時05~14分 D=180mm、F=2700mm、2.5×パワーメイト、ADC、Neptune-C II 、SharpCap 4.0、15ms、Gain=320、4000フレームを50%スタック×10、RegiStax 6でWavelet処理
北赤道縞の波打つ部分は去って幅広い領域が中央に見えます。
大赤斑の姿が見えました。右に伸びる縞は大赤斑のすぐ右から中央あたりまで薄れています。その南側に新しく伸び始めた縞が見えます。
11月21日20時05~14分 D=180mm、F=2700mm、2.5×パワーメイト、ADC、Neptune-C II 、SharpCap 4.0、15ms、Gain=330、4000フレームを50%スタック×10、RegiStax 6でWavelet処理
大赤斑が中央です。良い気流に恵まれました。
大赤斑の周囲は左から来た縞の一部を巻き込んで淡いリング状に取り巻かれています。巻き込まれなかった縞はそのまま右に伸び始めました。
大赤斑の左上は相変わらず活発に白い雲が湧いてその一部は右上に流れているように見えます。その左のオレンジ色っぽく伸びた線はイオが移動した軌跡。
北赤道縞中央付近のアーチ状の部分から左で縞の幅が狭くなります。
5番白斑はぼやけて見えます。
11月21日21時07~09分 D=180mm、F=2700mm、2.5×パワーメイト、ADC、Neptune-C II 、SharpCap 4.0、15ms、Gain=340、4000フレームを50%スタック×3、RegiStax 6でWavelet処理
上空にベールのような薄雲が流れ靄っぽくコントラストが落ちました。木星も南西の空に下がり始め気流の悪くなる空域で像も悪化。
イオの影が落ち始めました。イオ本体は大赤斑の左上。
5番白斑はぼやけて見えます。
望遠鏡に軽く結露が始まってしまったので終了です。
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