木星 2022/11/09
移動性高気圧に覆われて穏やかな晩秋の晴れが続いています。
夕方から宵のうちは南から千切れ雲が流れていましたがその後は快晴状態が続きました。
11月09日18時00~06分 D=180mm、F=2700mm、2.5×パワーメイト、ADC、Neptune-C II 、SharpCap 4.0、15ms、Gain=320、4000フレームを50%スタック×6、RegiStax 6でWavelet処理
透明度の低い空で時々雲がかかっても気流は安定していました。
1番白斑が中央を過ぎているのでもうすぐ大赤斑が見え始めます。
11月09日19時08~13分 D=180mm、F=2700mm、2.5×パワーメイト、ADC、Neptune-C II 、SharpCap 4.0、15ms、Gain=320、4000フレームを50%スタック×6、RegiStax 6でWavelet処理
北半球中緯度の暗斑列が目立ちます。
1番白斑は2番白斑からどんどん逃げて沈みかかっています。
2番白斑の輪郭がはっきりしないのは3番や4番のように薄暗い雲に縁取られていないせいでしょう。
11月09日20時11~20分 D=180mm、F=2700mm、2.5×パワーメイト、ADC、Neptune-C II 、SharpCap 4.0、15ms、Gain=320、4000フレームを50%スタック×10、RegiStax 6でWavelet処理
南中に近く大赤斑が中央で11月として良い気流に恵まれました。
大赤斑の北側を回った縞は大赤斑から大分離れて左に下がっています。大赤斑を回り込んで右に流れる量は減りそうです。
大赤斑から右に伸びる縞の先端は大赤斑の左に到達しました。以前あった暗斑列の緯度よりも南の位置になっています。このまま大赤斑の南を回って右に流れて行きそうです。
2番白斑と5番白斑の距離は2番と1番の距離と同じくらいでしょうか。
11月09日21時10~17分 D=180mm、F=2700mm、2.5×パワーメイト、ADC、Neptune-C II 、SharpCap 4.0、15ms、Gain=320、4000フレームを50%スタック×8、RegiStax 6でWavelet処理
5番白斑が中央です。ぼやけて見えたのは2番と同じく縁取りが無いためでしょう。
大赤斑後方の乱れが以前より活発になったようで南赤道縞南側のグレーの雲が増えた感じです。
大赤斑は沈み木星が南西の空に移動して高度が下がり始めると気流も悪化してきたので終了。
連日の明け方と夜の星見で疲れました。
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