木星 2022/11/06
自転車走から帰宅してあわただしい夕方を過ごし休む間もなく星見に突入です。
夕方からキレの悪い雲がたなびいてきましたが次第に南に下がって行きました。
11月06日18時41~43分 D=180mm、F=2700mm、2.5×パワーメイト、ADC、Neptune-C II 、SharpCap 4.0、15ms、Gain=310、3000フレームを65%スタック×3、RegiStax 6でWavelet処理
木星の周りに衛星が3つ集まってきていたところから撮影開始。雲が去って色付き白斑の中に模様が見えるかどうかくらい気流も安定しています。
右の木星の縁はイオ、少し離れて大きなガニメデ、左下はエウロパ。
北赤道縞は幅の狭いエリアが右に去って波打って幅の広がっている活動域が見えています。
11月06日19時39~44分 D=180mm、F=2700mm、2.5×パワーメイト、ADC、Neptune-C II 、SharpCap 4.0、15ms、Gain=310、4000フレームを50%スタック×6、RegiStax 6でWavelet処理
イオもガニメデも木星の裏側に隠れエウロパが木星面を経過中で色の濃い縞の上空にいるので相対的に明るく光点として見えています。
ピント合わせするのに一気に3つの衛星が使えなくなり頼りはカリストですが木星の左方向、木星半径の26.3倍の位置にあり視野をずらしてピント合わせ後木星を画角内に戻すのに苦労しました。
エウロパの下は1番白斑。
11月06日20時39~44分 D=180mm、F=2700mm、2.5×パワーメイト、ADC、Neptune-C II 、SharpCap 4.0、15ms、Gain=310、4000フレームを50%スタック×6、RegiStax 6でWavelet処理
木星面の模様の自転による移動よりエウロパの移動の方が早いので1番白斑の右上に見えるようになりました。
木星から右に伸びる縞は中央付近(エウロパの左あたり)が薄まっています。
11月06日21時37~42分 D=180mm、F=2700mm、2.5×パワーメイト、ADC、Neptune-C II 、SharpCap 4.0、15ms、Gain=310、4000フレームを50%スタック×6、RegiStax 6でWavelet処理
南中を過ぎて細かい揺れが増え始めました。
エウロパが経過を終え影が大赤斑の右に落ちています。
11月06日22時37~44分 D=180mm、F=2700mm、2.5×パワーメイト、ADC、Neptune-C II 、SharpCap 4.0、15ms、Gain=310、4000フレームを50%スタック×8、RegiStax 6でWavelet処理
大赤斑が中央のタイミングです。何とか気流は持ちこたえました。
ガニメデが木星の後ろから出現しました。このあと木星の影に入って食となります。
大赤斑の左を回り込む縞の位置が大赤斑から離れました。
大赤斑から右に延びる縞の先端がもうすぐ大赤斑に到達します。
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