木星と土星 2022/11/11
今日も移動性高気圧に覆われて穏やかな晴天が続きました。これで7夜連続して星見ができます。
11月11日17時35分 D=180mm、F=2700mm、2.5×パワーメイト、ADC、Neptune-C II、SharpCap 4.0、20ms、Gain=400、9000フレームを40%スタック、RegiStax 6でWavelet処理
たまには土星を撮影。ずいぶん小さく暗くなりました。
かなり横から見る角度でリングに落ちる本体の影が左に大きくずれました。またリングの影が本体に落ちているのが見えます。
気流はかなり良い状態なのですぐに木星に向かいました。
11月11日17時43~50分 D=180mm、F=2700mm、2.5×パワーメイト、ADC、Neptune-C II 、SharpCap 4.0、15ms、Gain=310、4000フレームを50%スタック×8、RegiStax 6でWavelet処理
良く見えています。中央の色付き白斑の中の模様もはっきり見えます。
濃いフェストンが北赤道縞から赤道に向かって流れています。
11月11日18時45~52分 D=180mm、F=2700mm、2.5×パワーメイト、ADC、Neptune-C II 、SharpCap 4.0、15ms、Gain=310、4000フレームを50%スタック×8、RegiStax 6でWavelet処理
良い気流が続きます。
このあたりは毎晩見ている気がします。
11月11日19時45~52分 D=180mm、F=2700mm、2.5×パワーメイト、ADC、Neptune-C II 、SharpCap 4.0、15ms、Gain=310、4000フレームを50%スタック×8、RegiStax 6でWavelet処理
北赤道縞が北に波打つように幅が広がっています。
北半球中緯度の暗斑列が繋がったように縞状です。
左隅に大赤斑の縁が見え始めました。次の撮影タイミングに期待がかかりました。
11月11日20時48~55分 D=180mm、F=2700mm、2.5×パワーメイト、ADC、Neptune-C II 、SharpCap 4.0、15ms、Gain=330、4000フレームを50%スタック×8、RegiStax 6でWavelet処理
せっかく大赤斑が見え始めたのに上空に薄雲が流れて来て木星にかかり気流が悪くなりました。何でいつもそうなの。
11月11日21時45~54分 D=180mm、F=2700mm、2.5×パワーメイト、ADC、Neptune-C II 、SharpCap 4.0、15ms、Gain=310、4000フレームを50%スタック×10、RegiStax 6でWavelet処理
大赤斑が中央です。薄雲は去り気流がちょっと持ち直しました。
大赤斑の北を周る縞は左側で南下した後そのまま左方向に流れています。大赤斑を右に回り込む流れはほぼ止まったようです。
でも左方向から暗斑を含む濃い縞が右側に補給されそうです。
2番から5番の白斑が見えています。
11月11日22時45~52分 D=180mm、F=2700mm、2.5×パワーメイト、ADC、Neptune-C II 、SharpCap 4.0、15ms、Gain=320、4000フレームを50%スタック×8、RegiStax 6でWavelet処理
木星が南西の空に移るといつものように気流が悪くなります。今日の1枚目の撮影時とほぼ同じ高度なのですがボケボケです。
ベランダ天文台の西500mには小田急線の登戸、向ヶ丘遊園駅があり周辺のビルやマンションからの排熱の影響を受けているのでしょうか。
明日雲が広がらなければもう一晩良い気流が期待できそうです。
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