木星 2022/11/10
大きな移動性高気圧の後面に入り午後から日没過ぎまで高い雲が広がりましたが次第に薄れて夜には晴れ上がりました。
11月10日18時47~52分 D=180mm、F=2700mm、2.5×パワーメイト、ADC、Neptune-C II 、SharpCap 4.0、15ms、Gain=310、4000フレームを50%スタック×6、RegiStax 6でWavelet処理
大赤斑が沈んだ後で7番白斑が中央の面です。今日も気流は安定しています。
大赤斑から伸びる縞と暗斑列の縞が右に行くに従って接近していきます。
北赤道縞の左寄りに太いアーチが見られます。
11月10日19時45~52分 D=180mm、F=2700mm、2.5×パワーメイト、ADC、Neptune-C II 、SharpCap 4.0、15ms、Gain=310、4000フレームを50%スタック×8、RegiStax 6でWavelet処理
見どころの少ない面が続きますが気流は安定しています。
8番白斑の左上のぼやけ白斑の右からは相変わらずグレーの雲が湧いて右に流れ小さな暗斑にまとまっていきます。
11月10日20時47~52分 D=180mm、F=2700mm、2.5×パワーメイト、ADC、Neptune-C II 、SharpCap 4.0、15ms、Gain=310、4000フレームを50%スタック×8、RegiStax 6でWavelet処理
この面では北赤道縞の南側から青黒いフェストンが多く伸びています。
中央にぼやけ白斑が見えますが周囲が暗い雲に囲まれているせいかぼやけで見えません。
11月10日21時47~52分 D=180mm、F=2700mm、2.5×パワーメイト、ADC、Neptune-C II 、SharpCap 4.0、15ms、Gain=310、4000フレームを50%スタック×8、RegiStax 6でWavelet処理
色付き白斑が中央に来ました。ギリギリ白斑内に模様が見える程度の気流です。
北赤道縞の中央付近3か所の青黒い雲の湧き出しがモニター上でもくっきり見えていました。
左下隅にカリストが入ってきました。
11月10日22時47~52分 D=180mm、F=2700mm、2.5×パワーメイト、ADC、Neptune-C II 、SharpCap 4.0、15ms、Gain=310、4000フレームを50%スタック×6、RegiStax 6でWavelet処理
南西方向に高度が下がり40度を切ってきました。気流の影響が大きくなってきました。
今回はカリストにもアライメントポイントを設定してスタックしてみました。カリストのコントラストが上がって見やすくなりました。
1番白斑が見えてきました。大赤斑が見え始めるまでまだ1時間以上かかります。今日は気流も良く雲もなく良いコンディションでしたが見どころの少ない面を淡々と撮影して終了です。
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