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2022年11月16日 (水)

木星 2022/11/16

午後から寒気の吹き出し雲が西から流れて来ましたが日没頃にはほほ消滅。
空気も乾いて今夜は結露の心配はなさそうです。

Jup_202211160904_1
11月16日18時00~07分  D=180mm、F=2700mm、2.5×パワーメイト、ADC、Neptune-C II 、SharpCap 4.0、15ms、Gain=310、4000フレームを50%スタック×8、RegiStax 6でWavelet処理

気流は昨日よりちょっと良くなったようです。
北赤道縞は北側に大きく波打って幅が広いエリアです。

このあと南から風のぶつかりで発生したキレの悪い雲が量を増やしながら流れて来て上空を覆いました。大赤斑が見えてくるタイミングなのに意地悪な雲です。この時間を利用してお風呂。
Jup_202211161105_9
11月16日20時02~09分  D=180mm、F=2700mm、2.5×パワーメイト、ADC、Neptune-C II 、SharpCap 4.0、15ms、Gain=310、4000フレームを50%スタック×7、RegiStax 6でWavelet処理

雲の切れ間での撮影だったので気流は荒れ気味。
大赤斑の右側に延びる縞が大赤斑の右上あたりから伸びて右下に下がっています。
北半半球中緯度の暗斑縞が黒く目立ちます。

次のタイミングでは大赤斑が中央に来るのですが再び雲が南から湧き上りながら面積を広げてかかってきそうだったので早めに撮影開始
Jup_202211161156_4
11月16日20時51~01分  D=180mm、F=2700mm、2.5×パワーメイト、ADC、Neptune-C II 、SharpCap 4.0、15ms、Gain=310、4000フレームを50%スタック×10、RegiStax 6でWavelet処理

雲が接近中でしたが何とか10ショット撮れました。良い写りで満足。
南赤道縞の茶色い縞は大赤斑の北を周ってそのまま左方向に流れています。回り込みは止まっています。
大赤斑から右に伸びて一周してきた縞が大赤斑の南を回り込んで右上まで流れています。一部は枝分かれしてそのまま右に出ているようにも見えます。
4番白斑が大赤斑の中心経度を通過中です。5番白斑の右上にあった平べったい白斑はすっかりぼやけ一部が左上にたなびいているようにも見えます。

Jup_202211161304_0
11月16日22時00~07分  D=180mm、F=2700mm、2.5×パワーメイト、ADC、Neptune-C II 、SharpCap 4.0、15ms、Gain=310、4000フレームを50%スタック×8、RegiStax 6でWavelet処理

木星は南西の空に移りいつものように気流が荒れてきました。
北赤道縞は波打ちが無くなりストレートです。中央付近から左下方向の赤道に向かって薄オレンジ色の雲が青黒い雲の上を覆って流れているように見えます。
大赤斑の左の暗斑列はもう復活しないのでしょうか。

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