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2022年12月

2022年12月29日 (木)

流星 2022/12/28-29

薄雲一時的で明け方まで快晴がが続きました。
そして未明に長経路の明るい火球が流れました。
_20221228_201740273_ut
ZWO ASI224MC+Player One 2.1mmCSレンズ 露出2.0秒、Gain:320、トリミング
12月29日05時17分40秒頃
相変わらずアンテナが邪魔ですが、おとめ座からてんびん座にかけて北西から南東方向に流れました。
アンテナの上の星が1等星スピカ。

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2022年12月28日 (水)

木星 2022/12/28

南の海上を小さな高気圧が通過して行き日本海の低気圧が日本海から東北地方に進み冬型に移行する直前。
上空の風が強まり始めていましたがかろうじてボケボケにならずに済みました。
Jup_202212280800_1
12月28日16時55~04分  D=180mm、F=2700mm、2.5×パワーメイト、ADC、Neptune-C II 、SharpCap 4.0、15ms、Gain=300、4000フレームを50%スタック×10、RegiStax 6でWavelet処理

大赤斑が右端です。右からくる南赤道縞の茶色の縞は大赤斑の北を回って左側に流れています。
左上には白い雲が湧きたって左の方にも続いています。

Sat_202212280825_2
12月28日17時25分  D=180mm、F=2700mm、Neptune-C II 、SharpCap 4.0、10ms、Gain=330、12000フレームを50%スタック×8、RegiStax 6でWavelet処理

木星が南中を過ぎたタイミングで望遠鏡を反転する途中に南西の低空にいる土星に寄り道。
直焦点で撮影。たぶん今シーズン最後。

Jup_202212280859_0capture_lapl4_ap662
12月28日17時55~02分  D=180mm、F=2700mm、2.5×パワーメイト、ADC、Neptune-C II 、SharpCap 4.0、15ms、Gain=300、4000フレームを50%スタック×8、RegiStax 6でWavelet処理

大赤斑は沈んでしまいのっぺりとした木星面になりました。
南半球右寄りに7番、左寄りに8番の白斑があります。

Jup_202212280959_0
12月28日18時55~02分  D=180mm、F=2700mm、2.5×パワーメイト、ADC、Neptune-C II 、SharpCap 4.0、15ms、Gain=310、4000フレームを50%スタック×8、RegiStax 6でWavelet処理

もう一枚頑張りましたが一時的に薄雲もかかりのっぺり感が増しました。
これが2022年最後の木星撮影です。

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フロント右ブレーキのバネ折れる

6:00起床。
ほとんど雲に覆われた空。流星カメラの画像をチェックしてみると夜半過ぎから南西方向よりキレの悪い雲が流れ込んでいました。
冬型が崩れたとたん関東の南で風のぶつかりの雲が湧く流れです。

明日から3年ぶりのお泊り帰省をするため3年ぶりにフロントバッグを自転車に装着します。
フロントバッグをハンドルに固定する部分がプラスチックなので3年間使っていないと経年劣化しているかもしれません。念のため羽村まで試走して様子を見るために出発。

9:20出発~多摩川CR~府中四谷橋~浅川CR~万願寺歩道橋~浅川CR~多摩川右岸~いつの間にかフロント右ブレーキがかかり続けていることに気付く~立日橋折り返し~多摩川CRで11:50帰宅。
P50_20221228_130620
折れたブレーキバネ

ばねが折れるとテンションを失って反対側のブレーキから引っ張られてリムに押し付けられてしまいます。するとずっとブレーキがかかった状態となります。

確か家に1個予備品があったことを思い出しました。それが右用だったか左用だったかははっきりしませんがブレーキが効かない整備不良状態ではないので途中の自転車屋には寄らずに家に向かいました。
家に戻るのに緩い追い風だったのにそれなりの向かい風の中を走っている感じの抵抗を受けながら帰宅。
図らずもフロントバッグの確認試走で別の悪い所を洗い出すことに成功しました。とにかく明日の本番でなくて良かった。

走行距離:50km

記録によるとブレーキバネが折れたのは3回目。
1回目 2013/03/03 リア左
2回目 2015/01/10 フロント左
3回目 2022/12/28 フロント右

幸運にも自宅にあった予備品のブレーキは右が残っていました。効率の良い壊れ方で改めて買い出しに行かずに済みました。
ちなみに1回目は自転車購入後8か月で発生したため初期不良ということで自転車屋さんにブレーキをもらいました。
これで無傷はリア右ブレーキですが間違いなく折れるはず。予備品としてブレーキセットを購入しておかなくては。

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2022年12月27日 (火)

木星と火星 2022/12/27

今日も縦縞の冬型でしたが等圧線が緩んできました。上空の風も低い層では弱まって気流が安定して来るものと期待して木星に向かいました。
Jup_202212270800_0
12月27日16時56~03分  D=180mm、F=2700mm、2.5×パワーメイト、ADC、Neptune-C II 、SharpCap 4.0、15ms、Gain=300、4000フレームを50%スタック×8、RegiStax 6でWavelet処理

細かい揺れは残っていますが昨日がピリピリ×4だとすれば今日はピリピリ×2くらいまで落ち着きました。
その分模様も良く見えてきました。
南半球の左端は2番白斑と思われます。
北赤道縞は以前より細くなった感じですが北側にアーチ状のふくらみがあり、その谷間が白っぽく見えます。

Jup_202212270900_0
12月27日17時56~03分  D=180mm、F=2700mm、2.5×パワーメイト、ADC、Neptune-C II 、SharpCap 4.0、15ms、Gain=300、4000フレームを50%スタック×8、RegiStax 6でWavelet処理

南半球の中央付近から左に2番から4番の白斑が見えます。

Jup_202212271000_0
12月27日18時56~03分  D=180mm、F=2700mm、2.5×パワーメイト、ADC、Neptune-C II 、SharpCap 4.0、15ms、Gain=300、4000フレームを50%スタック×8、RegiStax 6でWavelet処理

南西の空に移って高度が下がり始めましたが気流は何とか持ちこたえています。
大赤斑が見え始めました。
南半球に2番から5番の白斑が並んでいます。5番のすぐ右にあった平べったい奴はぼやけて大きくなっています。
大赤斑が中央に近くなる次のタイミングも狙ってみましたがボケボケになってボツ。

このあと5インチ鏡筒に交換して火星に向かってみました。
Mar_202212271159_1
12月27日20時59分  D=127mm、F=1500mm、2.5×バロー+延長筒 、Neptune-C II 、SharpCap 4.0、5ms、Gain=300、20000フレームを40%スタック、RegiStax 6でWavelet処理

ただでさえちっこいくせに接近を終えてちっこくなりはじめました。
以前北極が白い雲に覆われていましたがずいぶん薄れた感じです。

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CSS 2022/12/27

昨晩は明るい流星は撮影できませんでしたが夜明け前に通過したCSSの光跡が写っていました。
Css_20221227
ZWO ASI224MC+Player One 2.1mmCSレンズ 露出2.0秒、Gain:320、トリミング
12月27日05時06分~09分頃
中国の宇宙ステーションCSSは5時8分頃しし座のお尻あたりで地球の影から現れて東北東の方向に飛行し庇に隠れました。
庇近くの光跡の下明るい星はうしかい座のアークトゥルス0等級です。完成したCSSは明るく見えるようになりました。
今回拡大撮影しなかった理由はベランダの望遠鏡からでは出現してすぐ庇に隠れてしまうためでした。
中央を南から北に伸びる光跡は人工衛星で、こちらも地球の影から現れた後北の空に向かい再び影の中に入ってしまったと思われます。色変化があって面白い。

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2022年12月26日 (月)

木星 2022/12/26

相変わらずの縦縞冬型で北風がそこそこ吹き続けました。昨日夕方から流れ込んだ寒気は底を打ったものの上空の風は強まりました。
モニター上の木星はピリピリと細かい揺れが収まりません。
Jup_202212260759_0
12月26日16時55~02分  D=180mm、F=2700mm、2.5×パワーメイト、ADC、Neptune-C II 、SharpCap 4.0、15ms、Gain=300、4000フレームを50%スタック×8、RegiStax 6でWavelet処理

揺れの割には何とか大まかな模様が見えました。AutoStakkertとRegiStaxの組み合わせは魔法です。
エウロパの小さい影が落ちているのがボケずに写りました。
南半球中央付近のかすかな白斑は8番と思われます。
今シーズンは北半球中緯度の模様が寂しいままです。

Jup_202212260859_0
12月26日17時55~02分  D=180mm、F=2700mm、2.5×パワーメイト、ADC、Neptune-C II 、SharpCap 4.0、15ms、Gain=300、4000フレームを50%スタック×8、RegiStax 6でWavelet処理

気流は相変わらずでボケています。
保谷家白斑が中央付近に来ました。

Jup_202212260959_0
12月26日18時55~02分  D=180mm、F=2700mm、2.5×パワーメイト、ADC、Neptune-C II 、SharpCap 4.0、15ms、Gain=300、4000フレームを50%スタック×8、RegiStax 6でWavelet処理

もう一枚頑張りました。気流は全く変化なく別の意味で安定しています。
色付き白斑が中央やや左です。
24日に見えた北赤道縞の白い雲の沸き上がりが中央やや右寄りに来ています。

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流星 2022/12/25-26

昨日は日没頃から寒気の流れ込みによる雲が湧いて弱い雨雲まで発生し木星のおいしい時間帯を隠してしまいました。
その後は快晴の空に戻り明るい流星が2つ写りました。
_20221225_174953391_ut
ZWO ASI224MC+Player One 2.1mmCSレンズ 露出2.0秒、Gain:320、トリミング
12月26日02時49分53秒頃
南の空低く東から西におおいぬ座のお尻に向かって長い経路で流れました。

_20221225_180810134_ut
ZWO ASI224MC+Player One 2.1mmCSレンズ 露出2.0秒、Gain:320、トリミング
12月26日03時08分10秒頃
東南東から西北西にうみへび座の背中あたりを流れました。上の方にしし座のレグルス、流星のすぐ右下はうみへび座のα星。

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2022年12月25日 (日)

流星 2022/12/24-25

北風に変わりましたが強い冬型なので関東の南で風がぶつかることも無くずっと快晴で透明度の良い夜が続きました。
_20221224_164658596_ut
ZWO ASI224MC+Player One 2.1mmCSレンズ 露出2.0秒、Gain:320、トリミング
12月25日01時48分58秒頃
撮影できた一番明るい流星でふたご座に沿って流れ最後に小バクハツしています。

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2022年12月24日 (土)

木星 2022/12/24

高層天気図を見ると寒気の強さは変わらいもののジェット気流の軸が南海上まで下がったおかげで昨日よりも上空の風が弱まりました。
Jup_202212240758_4
12月24日16時54~01分  D=180mm、F=2700mm、2.5×パワーメイト、ADC、Neptune-C II 、SharpCap 4.0、15ms、Gain=300、4000フレームを50%スタック×8、RegiStax 6でWavelet処理

昨日よりも良く見えています。これも薄明時間効果かな?
色付き白斑とぼやけ白斑の面です。良く見えているといってもこの冬型にしてはという程度です。細かな揺れが続き細部は見えません。
北赤道縞中央付近に帯状の白い雲の沸き上がりが見えます。

Jup_202212240901_1
12月24日17時57~04分  D=180mm、F=2700mm、2.5×パワーメイト、ADC、Neptune-C II 、SharpCap 4.0、15ms、Gain=300、4000フレームを50%スタック×8、RegiStax 6でWavelet処理

暗くなるにつれて気流が荒れ始めました。
やっと色付き白斑の位置が分かる程度。やはり1枚目は薄明時間効果だったようです。

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羽村の堰はどんど焼き小屋建設中

6:30起床。
相変わらず快晴の空。まだ西風の冬型で一晩中風があったのでキンキンには冷え込まなかったけど氷点下。
昨日より風は弱まるようなので暖かくなるまで待って自転車で出発。

9:30出発~多摩川CR~府中四谷橋~浅川CR~万願寺歩道橋~浅川CR~多摩川右岸~多摩大橋~多摩川CR~羽村
それなりの向かい風を覚悟していましたが上流に向かうにつれて風の淀み域に入ったのか時折追い風になったりして拍子抜け。気温も上昇して寒波というよりいつもの年末の気候で走りやすくなりました。
P50_20221224_113530
羽村の堰下流の河川敷にはどんど焼きの小屋が2棟建築中。

~草花丘陵周回~羽村~多摩川CR~多摩大橋~多摩川右岸~浅川CR~万願寺歩道橋~浅川CR~府中四谷橋~多摩川CRで15:00帰宅
多摩大橋まで戻ってくると北風に変わっていました。
日本海にあった低気圧が東海上に抜けて等圧線が縦縞の冬型に移行し始めたのでしょう。下流に向かう分には追い風なので省エネ走法で帰宅しました。

走行距離:106km

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流星 2022/12/23-24

西風の冬型で気流は良くありませんが透明度は相変わらず抜群です。
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ZWO ASI224MC+Player One 2.1mmCSレンズ 露出2.0秒、Gain:320、トリミング
12月23日17時52分06秒頃
おひつじ座のα星近くからくじら座の方に南に流れました。めちゃくちゃ明るくないですが長経路の流星でした。
右の星は木星。

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2022年12月23日 (金)

木星 2022/12/23

強い冬型で強風と今季一番の寒気に覆われ晴れたものの気温の低い一日でした。
大赤斑が中央に来るタイミングだったのでダメもとで木星に向けたところ予想に反して丸く見えていたので撮影してみました。
Jup_202212230759_7
12月23日16時56~03分  D=180mm、F=2700mm、2.5×パワーメイト、ADC、Neptune-C II 、SharpCap 4.0、20ms、Gain=270、3000フレームを60%スタック×6、RegiStax 6でWavelet処理

ボケてはいますが荒れた条件の割には予想外の写りでした。冬季の薄明時間帯に気流が少し落ち着くことがあるのですが今日はそれにはまったようです。
昨日木星は東矩となり太陽の東90度の位置まで来ました。9月の衝の頃50秒近くあった視直径も40秒近く2割小さくなりました。
大赤斑の左上で白い雲の沸き上りが活発なようです。

Jup_202212230900_9
12月23日17時59~02分  D=180mm、F=2700mm、2.5×パワーメイト、ADC、Neptune-C II 、SharpCap 4.0、10ms、Gain=330、6000フレームを60%スタック×4、RegiStax 6でWavelet処理

薄明時間の幸運な時間帯は終わりに近づきボケが大きくなってきました。
イオの影が落ち始めました。イオ本体は大赤斑のすぐ上にいるのですが全く分かりません。

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流星 2022/12/22-23

昨日日中に低気圧が通過して夜には今回も西風の冬型に移行しました。
上空は寒気と強風の悪気流で惑星はお休み。透明度が良いので流星と星見をしました。
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ZWO ASI224MC+Player One 2.1mmCSレンズ 露出2.0秒、Gain:320、トリミング
12月22日21時01分34秒頃
一番明るかった流星。オリオンと絡みましたがもっと上のスペースが空いているのにどうしても前の家のアンテナに絡んできます。

南西風がベランダに吹き付けるので口径6cmの小さい望遠鏡で電視観望しました。
M42
M42_20221222
年に1回くらいは撮っておきます。大きすぎてはみ出しています。

NGC2024
Ngc2024_20221222
オリオンの三ツ星の2等星が巨大に写っています。
冬の南の空は天の川に沿って散開星団がいっぱいあってキラキラきれいでしたが意外と見るものが少ない。

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2022年12月22日 (木)

「今はまだ人生を語らず」のCD

吉田拓郎のアルバム「今はまだ人生を語らず」の完全版CDが届きました。
1曲目「ペニーレインでバーボンを」の中のたった3文字のために発売できなくなっていたCDです。

P50_20221221

思い返せば僕が初めて買ったレコードがこの「今はまだ人生を語らず」でした。

アルバムの発表は1974年12月ですが、僕は当時の拓郎をリアルタイムで知っていたわけではなく高校の友人の影響で1979年の篠島オールナイトコンサートが終わったころから聞くようになりました。
そしてレコードプレーヤーも持っていないのに1980年3月27日に町のレコード屋に行き吉田拓郎コーナーのLPの中からこれを抜き出して買ったのでした。当時2500円。

幸い兄が高級なステレオセットを持っていたので帰宅してすぐさま兄の部屋にこっそり侵入してカセットテープにダビングしたという思い出が残ります。
それ以来カセットテープで再生ばかりしていました。

86年にCDとして発売された時はレコードを持っているので購入しないでいたら、いつの間にか「今はまだ人生を語らず-1」として「ペニーレインでバーボンを」がカットされた不完全版CDに変わっていました。
コンサートでも歌われることがなくなり、唯一2006年のツアーで「蚊帳の外」と言い換えて歌ったのを武道館で聴きました。

そして今日、最初のCD発売から36年目にしてようやく全曲フルで聴くことができました。
拓郎の魅力はステージのライブにあると思っているのですが、レコード録音された1974年、当時28歳のバイタリティに溢れたパワフルなボーカルはスタジオ録音でもライブに負けない勢いを感じます。
最近の円熟した楽曲とは違った若さで突っ走ってる感満載のアルバムで元気をもらえ、気分だけは初めてレコードで聴いた高校時代に戻ります。

これをもって拓郎関連イベントは全て終了してしまいました。
以降、コンサートもテレビもラジオも雑誌も?一切の活動を終了なのでしょうか。
音楽は続けますよね。
ラジオもひょっこりどこかで出ますよね。きっと。

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冬至の虹

今日は冬至で一番昼の短い日。それに加えて夜中から雨降りで午前中は薄暗く寒い日でしたが昼前急に日差しが出ました。
まだ雨が降っているのに日が出たのでもしかしてと北の空の見える玄関から出てみると空の低い位置に虹のアーチがかかっていました。ということを先週にも書いた記憶があります。
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11時42分、ほぼベランダ天文台での南中時刻であり一日の中で一番小さい虹を見たことになります。
冬至の今日、太陽の南中高度は約31度。
虹の視直径は42度ほどらしいので見えている虹の頂上部の高度は42-31で11度。
明日以降は太陽の南中高度が高くなっていくので見える虹の高度は低くなります。
今日は太陽南中時に見える一番大きな虹を見たということになります。

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2022年12月21日 (水)

流星 2022/12/20-21

快晴状態が3日ほど続きましたが昨夜は夜半過ぎから低い雲が南から流れ込むようになりました。そんな中、雲の切れ間で2つほど明るい流星をGETしました。
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ZWO ASI224MC+Player One 2.1mmCSレンズ 露出2.0秒、Gain:320、トリミング
12月21日01時15分07秒頃
冬の大三角の中を流れ最後に小バクハツしています。

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12月21日03時06分24秒頃
上の方に広いスペースがあるのに前の家の屋根の上、こんなごちゃごちゃしたところに流れなくてもと思う。

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2022年12月20日 (火)

木星と火星 2022/12/20

西から移動性となった高気圧に覆われて穏やかな快晴がずっと続きました。
上空の風も昨日よりさらに弱まり今日は良いんじゃないかなと思いながら木星に向かいました。
Jup_202212200804_0
12月20
日17時00~07分  D=180mm、F=2700mm、2.5×パワーメイト、ADC、Neptune-C II 、SharpCap 4.0、15ms、Gain=310、4000フレームを50%スタック×8、RegiStax 6でWavelet処理

一昨日の悪気流が嘘のような12月に入って一番良いクラスの見え方でした。
南半球中央から左に2番、3番、4番の白斑が並んでします。2番は左右に白い雲がかかってボケて見えます。
2番白斑の北にあるぼやけた白斑の右からグレーの縞が伸びています。
北赤道縞の幅は少し細くなった感じです。

Jup_202212200905_2
12月20日18時01~08分  D=180mm、F=2700mm、2.5×パワーメイト、ADC、Neptune-C II 、SharpCap 4.0、15ms、Gain=310、4000フレームを50%スタック×8、RegiStax 6でWavelet処理

大赤斑が見えてきました。大赤斑から右に伸びる縞は継続しています。
2番から5番の白斑が同時に見えています。4と5の間隔が開きました。来シーズンは4つ同時に見られなくなるかもしれません。


Jup_202212201016_8
12月20日19時13~20分  D=180mm、F=2700mm、2.5×パワーメイト、ADC、Neptune-C II 、SharpCap 4.0、20ms、Gain=270、3000フレームを60%スタック×8、RegiStax 6でWavelet処理

南中を過ぎ南西の空に移ると気流が悪くなりました。大赤斑が中央のタイミングなのに残念。
大赤斑のかなり左まで白い雲の沸き上がりが活発です。そのあおりで縞が北側に押し上げられています。
赤道帯の中央付近が白っぽく明るく写っています。

Jup_202212201114_0
12月20日20時10~17分  D=180mm、F=2700mm、2.5×パワーメイト、ADC、Neptune-C II 、SharpCap 4.0、15ms、Gain=310、4000フレームを50%スタック×8、RegiStax 6でWavelet処理

無理をしてもう一枚撮ってみました。
大赤斑の左側が見えています。大赤斑の左に湧く白い雲は4つくらいのセル状に分かれて湧いているようです。
南赤道縞全体が大赤斑に向かって北に押し上げれらているように見えます。

せっかくなので5インチ鏡筒に変更して火星に向かいました。
Mar_202212201226_42
12月20日21
時26分  D=127mm、F=1500mm、2.5×バロー+延長筒、Neptune-C II 、SharpCap 4.0、5ms、Gain=300、20000フレームを50%スタック、RegiStax 6でWavelet処理

寒気が来るたびに今シーズン一番と言われますが今度の低気圧が通過後はさらに強い今シーズン一番の寒気の流れ込みだそうでクリスマス過ぎまでしばらくボケボケですかね。

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流星 2022/12/19-20

昨晩も雲一つない透明度の高い空でしたが流星カメラにかかったのは2個だけでした。
そのうち明るかった方です。
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ZWO ASI224MC+Player One 2.1mmCSレンズ 露出2.0秒、Gain:320、トリミング
12月20日00時50分23秒頃
昨日アップした短い流星とほぼ同じ位置、同じ方向に流れています。

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2022年12月19日 (月)

木星 2022/12/19

今回の寒気の底は過ぎて上空の風も昨日よりも弱くなってきました。
関東南部は伊豆半島を回り込んだ南西風が相模湾から吹き上げて南寄りの風の冬型が続き風のぶつかりも発生せず乾燥した晴天。
ちょっとは条件が良くなったので木星に望遠鏡を向けてみました。
Jup_202212190817_2
12月19
日17時13~20分  D=180mm、F=2700mm、2.5×パワーメイト、ADC、Neptune-C II 、SharpCap 4.0、15ms、Gain=300、4000フレームを50%スタック×8、RegiStax 6でWavelet処理

ボケボケですが昨日が悪すぎたので良くなったと感じてしまいます。
右上にガニメデが何とか丸く写りました。
南半球中央やや左はぼやけ白斑。

Jup_202212190917_0
12月19日18時13~20分  D=180mm、F=2700mm、2.5×パワーメイト、ADC、Neptune-C II 、SharpCap 4.0、20
ms、Gain=270、3000フレームを60%スタック×8、RegiStax 6でWavelet処理

南中過ぎですが見え方は同じでした。
色付き白斑とぼやけ白斑が見えています。
北赤道縞の中央付近は白い雲が湧いているように見えます。

明日は移動性高気圧がやってくるので関東の南で風のぶつかりで雲らなければもう少しましな木星が見られると思われ期待。

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流星とISS 2022/12/18-19

昨晩は雲一つない透明度の良い快晴がずっと続きました。
なのに写った流星は3個だけと寂しくなりました。
_20221218_171530254_ut
ZWO ASI224MC+Player One 2.1mmCSレンズ 露出2.0秒、Gain:320、トリミング
12月19日02時15分30秒頃
一番明るかった流星です。ふたご座群の経路に似ていますが方向がちょっと違うようです。

明け方にはISSの通過が写っていました。
Iss_20221219
12月19日05時15分28秒~19分08秒 比較明合成 縮小
不覚にもこの通過予報を見逃していて拡大撮影しませんでした。ベランダから追跡しやすいコースだったのにもったいないことをしました。
でもいつも拡大撮影ばかりで飛行経路を撮影したのは初めてのような気がします。
破線状になっているのはシャッタースピード2秒の撮影で前のコマと次のコマの撮影の間に0.1秒ほどかかっているためです。
高度の低い南の空で明るさが増して太くなっている場所が2か所あります。太陽との角度でたぶんラジエーターの反射光が強まったのだと思われます。

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2022年12月18日 (日)

今日で15000km達成

6:30起床。
まだ曇っていて路面はびしょ濡れ。この後晴れて路面が乾くまで待機。

10時過ぎてやっと乾き始めましたが寒気の流れ込みが始まり西風が強まりました。
10:30出発~二子玉川~多摩川CR~是政橋折り返し~多摩川原近くのかつやで唐揚げ定食の昼食~多摩川CRで12:20帰宅。
走行距離:30km

この走りにより今年の走行距離が15000kmを越え目標を達成しました。
帰宅後は部屋の冬支度や年賀状書きしてのんびり。

日没後も快晴が続きましたがどう見ても気流が良いはずないので最初から木星はあきらめて星見にしました。
Ngc253_20221218_stack_90frames_900s
12月18日18時30分  D=127mm、F=1500mm、×0.5レデューサー+CLSフィルター、Neptune-C II 、SharpCap 4.0、10S、Gain=480、90フレームライブスタック、23%に縮小
南の空低くちょうこくしつ座のNGC253銀河。

M74_20221218_stack_154frames_1232s
12月18日20
時25分  D=127mm、F=1500mm、×0.5レデューサー+CLSフィルター、Neptune-C II 、SharpCap 4.0、8S、Gain=550、154フレームライブスタック、37%に縮小
うお座の渦巻銀河。

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2022年12月16日 (金)

木星 2022/12/16

明日は南岸低気圧で天気が悪いということで今回の冬型はいったん緩み関東南部は穏やかな晴天。真冬の気流もちょっと落ち着いたんじゃないかと望遠鏡を向けてみました。
Jup_202212160804_6
12月16
日17時01~08分  D=180mm、F=2700mm、2.5×パワーメイト、ADC、Neptune-C II 、SharpCap 4.0、15ms、Gain=300、4000フレームを50%スタック×8、RegiStax 6でWavelet処理

11月の頃ほどではありませんが何とか見れる程度の木星面です。
大赤斑の左上にイオの影が落ちています。イオの影のあたりから左の方に白い雲が湧きたっています。
南赤道縞の茶色の縞が左の方から立ち上がってイオの上の方まで北上しています。
左寄りに7番白斑が見えています。

Jup_202212160904_0
12月16日18時00~07分  D=180mm、F=2700mm、2.5×パワーメイト、ADC、Neptune-C II 、SharpCap 4.0、15ms、Gain=300、4000フレームを50%スタック×8、RegiStax 6でWavelet処理

南中時刻でした。
南赤道縞の中央あたりから茶色の縞が右上に立ち上がっています。
北赤道縞から結構フェストンが垂れさがっているようです。

Jup_202212161031_5
12月16日19時01~07分  D=180mm、F=2700mm、2.5×パワーメイト、ADC、Neptune-C II 、SharpCap 4.0、15ms、Gain=300、4000フレームを50%スタック×8、RegiStax 6でWavelet処理

中央左寄りはぼやけ白斑、右寄りは8番白斑です。

南西の空に移った木星はあきらめて雲が広がる前に火星に向かいました。
Mar_202212161308_4
12月16日22時08分  D=127mm、F=1500mm、2.5×バロー+延長筒、Neptune-C II 、SharpCap 4.0、5ms、Gain=300、20000フレームを50%スタック、RegiStax 6でWavelet処理

火星はちっこいくせにコントラストが高いので何となく模様が写ります。
中央で北に尖っているのが大シルチス、その南に丸く抜けているところがヘラス平原というらしい。

拓郎のオールナイトニッポン最終回が始まってしまったので終了。
明日の悪天が通過した後は一層強い寒気の流れ込みらしいのでまたしばらく我慢ですね。

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ふたご座流星 2022/12/15-16

昨夜は相変わらずの冬の気流で木星は撮影したもののすべてボツにして早々に切り上げました。
極大日を過ぎたふたご座流星群も急激に出現数が減ってしまいました。
_20221215_142134566_ut
ZWO ASI224MC+Player One 2.1mmCSレンズ 露出2.0秒、Gain:320、トリミング
12月15日23時21分34秒頃
昨晩一番明るかったのがこれでした。おうし座のアルデバランの近くを流れました。

ちょっと寂しいので極大日でおしくもボツにしたものをいくつか添えておきます。
_20221214_141840773_ut
12月14日23時18分40秒頃

_20221214_153145638_ut
12月15日00時31分45秒頃

_20221214_161555360_ut
12月15日01時15分55秒頃

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2022年12月15日 (木)

ふたご座流星 2022/12/14-15

極大日を迎えたふたご座流星群。強い冬型で透明度の良い快晴が夜半過ぎまで続きました。
寒いベランダから肉眼で見ることは無くカメラの画像を室内でぬくぬくとモニターで見る至福の夜。
広角レンズで撮影した画像は肉眼で見た時より広いエリアを高感度でカバーしてくれるので見逃しが無く圧倒的に捉える数が違います。
_20221214_113050_ut
ZWO ASI224MC+Player One 2.1mmCSレンズ 露出2.0秒、Gain:320、トリミング
12月14日20時30分50秒頃
オリオンの三つ星を貫いて流れバクハツしました。この夜捉えた中で一番明るかった火球です。
アンテナの立っている屋根が白く照らしだされていたので暗い場所なら影が見えたことでしょう。
このあと流星痕が1分以上見えていました。

_20221214_125759088_ut
12月14日21時57分59秒頃
左上は火星とアルデバラン左下端はリゲルです。
南側の良いところに前の家のテレビアンテナが立っているのでトリミングしても多くの場合このアンテナが登場しています。

_20221214_144616840_ut
12月14日23時46分40秒頃
オリオンの右側を鋭く流れています。

_20221214_155604830_ut
12月15日00時56分04秒頃
スバルのちょっとしたあたりから庇に沿って流れました。
明るい星は火星。

_20221214_164538692_ut
12月15日01時45分38秒頃
シリウスの右から不夜城のマンションに向かって流れました。後半明るくなっています。

_20221214_173118009_ut
12月15日02時31分18秒頃
おおいぬ座の右から流れ不夜城に命中しました。
結構大物でしたが不夜城が邪魔です。この建物明るすぎでエネルギーの無駄遣いだわ。
3時過ぎた頃から南から雲が湧き上りながら流れ込み始め見栄えの良いのは撮れなくなりました。

Player One製 Neptune-C IIカメラの購入によって惑星撮影の座を奪われたZWO ASI224MCですが、仇であるPlayer One製の 2.1mmCSレンズによって流星撮影という新たな生き甲斐を見つけて活躍。押入れの肥やしにならずに済んでいます。

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2022年12月14日 (水)

木星 2022/12/14

この冬初めての西風の冬型になりました。
日本海側は大変ですが神奈川県東部では伊豆半島を回り込んだ西南西の風が相模湾から吹き込んで朝の冷気を一気に吹き飛ばし日差しも加わって日中は寒さを感じません。
しかも関東の南で風がぶつかってキレの悪い雲が広がるということも無くきれいな快晴が継続。
でも上空には寒気の流れ込みと強風で気流は最悪。拡大撮影ではどうにもならずIRパスフィルターで直焦点撮影。

D=180mm、F=2700mm、Neptune-C II 、IR685、SharpCap 4.0、5ms、Gain=260、20000フレームを40%スタック、RegiStax 6でWavelet処理
Jup_202212140920_8
12月14
日18時20分

Jup_202212141010_5
12月14日19時10分

Jup_202212141100_0
12月14日20時00分

赤外域を使うと菓子広域よりも気流の影響は少ないのかもしれません。
2枚目が一番写りが良く色付き白斑とぼやけ白斑が確認出来ます。
左から接近するのはイオ。

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ふたご座流星 2022/12/13-14

ふたご流星群極大日前日で撮影できたベスト2
_0812_20221213_110337595_ut2
ZWO ASI224MC+Player One 2.1mmCSレンズ 露出2.0秒、Gain:320、トリミング、縮小
12月13日20時03分37秒頃
アンドロメダ座の南あたりからペガススの四辺形の端を通りみずがめ座の方向に流れた火球です。経路が長すぎて縮小しました。
経路が曲がっているのは広角レンズのためで、上に見える庇は東西方向になります。
真ん中あたりの星は木星。右端の照明の上にかすかに土星。
1ショット2秒露出の撮影で3枚に渡って写っていたので2秒以上継続した長い流星。2秒あれば何かお願いできたかも。

_20221213_144321237_ut1
12月13日23時43分21秒頃
オリオン座の左側に刺さるように流れ最後にバクハツしています。

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2022年12月13日 (火)

気象衛星ひまわり8号と9号を見る

今日の14時からひまわり8号に代わってひまわり9号が運用を開始したそうです。
そこで新旧2基(単位は”機”ではなく”基”だそうです)の雄姿を撮影してみました。
静止軌道上の衛星の位置は静止経度から計算で方位と高度が求められるので自動導入の経緯台で導入できるのですが、せっかく人工衛星追尾ソフトが駆使できるので自動追尾させて撮影しました。
ただし自動追尾といってもひまわり9号の方向に望遠鏡が向いて停止するだけですけど。
Himawari9_20221213_15frames_120s
視野の星は左から右に流れて行きますが静止衛星は点として写ります。
右がひまわり8号。ご苦労様でした。
左がひまわり9号。頑張ってください。
8号は9号に何かあった時のバックアップに回るので引き続き9号のそばにいると思われます。

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木星 2022/12/13

朝から雨降りの寒い日でしたが午後になって急に日差しが出ました。
まだ雨が降っているのに日が出たのでもしかしてと北の空の見える玄関から出てみると空の低い位置に虹のアーチがかかっていました。
P50_20221213_133509
今日の太陽はベランダ天文台では11:35に南中し撮影した13:35には高度が25度まで下がっていたので昼でも見ることができました。

その後は快晴となったので日没後は木星に向かってみましたが気圧の谷の中で気流が非常に悪く使い物にならず。
活動しましたよの証拠写真に直焦点撮影しておきました。
Jup_202212130926_9
12月13
日18時26分  D=180mm、F=2700mm、Neptune-C II 、SharpCap 4.0、5ms、Gain=260、12000フレームを50%スタック、RegiStax 6でWavelet処理

南中時刻に大赤斑が中央のタイミングだったのにこの気流でとてもガッカリ。

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2022年12月12日 (月)

木星と火星 2022/12/12

昨夜は予想外の雨で星見は不発でしたが今朝は明け方から快晴となりました。
北東風が吹いていたので雲が出るかと思いましたが意外と晴れてくれて日没とともに星見に突入。
Jup_202212120931_0
12月12
日18時27~34分  D=180mm、F=2700mm、2.5×パワーメイト、ADC、Neptune-C II 、SharpCap 4.0、15ms、Gain=310、4000フレームを50%スタック×8、RegiStax 6でWavelet処理

初めの頃は気流が良くありませんでしたが木星が南中する頃からそこそこの見え方をしました。
色付き白斑と1番白斑が見えています。
赤道を挟んで右上左下方向に波打つような縞模様が見えるのは望遠鏡側の問題?画像処理の問題?

Jup_202212121031_0
12月12日19時27~34分  D=180mm、F=2700mm、2.5×パワーメイト、ADC、Neptune-C II 、SharpCap 4.0、15ms、Gain=310、4000フレームを50%スタック×8、RegiStax 6でWavelet処理

1枚目で見えていた波打つような模様は見えなくなりました。
北半球中緯度の暗斑列が見えています。

Jup_202212121130_4
12月12日20時25~35分  D=180mm、F=2700mm、2.5×パワーメイト、ADC、Neptune-C II 、SharpCap 4.0、15ms、Gain=310、4000フレームを50%スタック×10、RegiStax 6でWavelet処理

薄雲が出始めました。木星は南西の空域に移動して気流も悪くなりました。
2番、3番の白斑がぼんやり
見えています。
次のタイミングでは大赤斑が見え始めるのですがここまでが限界とあきらめて晴れているうちに火星に向かいました。

Mar_202212121215_6
12月12日21時15分  D=127mm、F=1500mm、2.5×バロー+延長筒、Neptune-C II 、SharpCap 4.0、5ms、Gain=300、15000フレームを50%スタック、RegiStax 6でWavelet処理

Mar_202212121343_4
12月12日22時43分  D=127mm、F=1500mm、2.5×バロー+延長筒、Neptune-C II 、SharpCap 4.0、5ms、Gain=300、15000フレームを50%スタック、RegiStax 6でWavelet処理

1枚目から90分開けて撮影しました。
火星の自転で見えている模様が変化しています。

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2022年12月11日 (日)

「結婚しようよ」という映画をみた

HDDレコーダーに「吉田拓郎」というキーワードでテレビ番組を自動録画させていると、たまーに番組が録画されていることがあります。
12月9日にはBS松竹東急の「よる8銀座シネマ」で放送された「結婚しようよ」という映画が録画されていました。
映画監督が吉田拓郎のファンだそうで映画内に使われている音楽は拓郎の楽曲ばかりでした。
本人の歌っている曲もあるし中ノ森BAND、ガガガSPが歌っているのもありますがそれはそれで新鮮。
驚いたのはラストのシーンで2006年つま恋コンサートの落陽のライブビデオが使われていたことでした。
そしてエンドロールは「今日までそして明日から」(2005年ビッグバンドバージョン?)

「落陽」 
「風になりたい」
「春だったね」
「イメージの詩」
「やさしい悪魔」
「今日までそして明日から」
「ある雨の日の情景」
「花嫁になる君に」
「恋唄」
「こっちを向いてくれ」
「人生を語らず」
「アン・ドゥ・トロワ」
「旅の宿」
「祭りのあと」
「制服」
「襟裳岬」
「結婚しようよ」
以上17曲。

エンドロール中、照明助手の名前に「泉谷しげる」を発見したのですが同姓同名の別人ですよね。

この12月はこのあといろいろ拓郎物があるので楽しみです。
14日 "ah-面白かった" Live SessionのBlu-ray Disc発売
    同名のCDが最後と思っていたら予想外のスタジオライブバージョン
16日 オールナイトニッポンGOLDのついに最終回 
    正座して拝聴!!
17日 18:55~ BS松竹東急で2019年名古屋のコンサートライブ放送
     Blu-ray Disc持ってるけどきっと見ちゃうだろうな
21日 CD「今はまだ人生を語らず」完全版の再発売
    「ペニーレインでバーボンを」が復活

これで本当に終わりなのか??

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2022年12月10日 (土)

木星と火星 2022/12/10

昨夜来の薄雲の残りが朝方までかかっていましたがそれも南下していきました。
移動性高気圧は東に去ったものの南と北と西の低気圧の狭間の高圧帯に入って穏やかな晴天で気温も上昇し自転車日和。
日没直後から木星タイムなので体力温存しつつ羽田から日野橋間を周回して116km走行で汗をかきました。
Jup_202212100904_4
12月10
日18時00~07分  D=180mm、F=2700mm、2.5×パワーメイト、ADC、Neptune-C II 、SharpCap 4.0、15ms、Gain=310、4000フレームを50%スタック×8、RegiStax 6でWavelet処理

日没直後くらいは気流が良くありませんでしたが暗くなると安定しました。
1番白斑が右の方に見えます。
南赤道縞の南の縁にいくつかリング状の暗斑が見られます。

Jup_202212101029_5
12月10日19時25
~32分  D=180mm、F=2700mm、2.5×パワーメイト、ADC、Neptune-C II 、SharpCap 4.0、15ms、Gain=310、4000フレームを50%スタック×8、RegiStax 6でWavelet処理

大赤斑が見え始めました。
大赤斑の下を通過した縞はそのまま右方向に細く伸びています。
先日同様右から来た縞は大赤斑の右上で大部分が折り返しているようです。
2番3番4番の白斑が等間隔で並んでいます。

次のタイミングで大赤斑周辺が良く見えてくるのですが、今日は南東方向から低い雲が流れ込み始めて木星にかかるようになり気流が悪化しました。無理して撮影しても「活動しましたよ」という証拠写真でしかなくボツ。

休憩後望遠鏡を5インチに交換して火星に向かいました。
Mar_202212101353_6
12月10日22時53分  D=127mm、F=1500mm、2.5×バロー+延長筒、Neptune-C II 、SharpCap 4.0、8ms、Gain=280、12000フレームを50%スタック、RegiStax 6でWavelet処理

火星は見慣れていないので特にコメントが書けません。

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流星 2022/12/09-10

結局薄雲の流れはほとんど途切れることなく続き火星はあきらめて就寝。
流星カメラの結果を再生してみると2時過ぎから時々雲に切れ間があったようです。明け方近く切れ間が来た時に流星が写っていました。
_20221209_202225904_ut
ZWO ASI224MC+Player One 2.1mmCSレンズ 露出2.5秒、Gain:320、トリミング
12月10日05時22分25秒頃

うみへび座のα星アルファルド(2等星)の近くから流れて最後に小バクハツしました。
来週はふたご座流星群に期待。

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2022年12月 9日 (金)

木星 2022/12/09

移動性高気圧に覆われて穏やかな一日でした。昨夜ずっと流れていた薄雲は無くなりましたが代わりにキレの悪い低い雲がたなびいて朝日を邪魔していました。それも昼前には解消して夕方まで晴天が続きました。
今日は気流も少しは落ち着いているんじゃないかと期待して木星に向かいました。
Jup_202212090757_3
12月09
日16時53~00分  D=180mm、F=2700mm、2.5×パワーメイト、ADC、Neptune-C II 、SharpCap 4.0、15ms、Gain=310、4000フレームを50%スタック×8、RegiStax 6でWavelet処理

予想通り、12月に入って一番良いんじゃないでしょうか。
大赤斑が右端に沈んでいくところで7番白斑が中央にはっきり見えています。
中央付近の南赤道縞から大赤斑の北側に向かって直線状に伸びる茶色い縞が良く見えます。大赤斑の左側に湧き上がる白い雲続いていて、それに押し上げられているのでしょうか。
北赤道縞に白い雲の沸き上がりが見られます。

Jup_202212090902_6
12月09日17時59~06分  D=180mm、F=2700mm、2.5×パワーメイト、ADC、Neptune-C II 、SharpCap 4.0、15ms、Gain=310、4000フレームを50%スタック×8、RegiStax 6でWavelet処理

8番白斑が中央に近づきました。
北赤道縞の太い部分が見えてきました。中央やや左のリング状になっている中心部は白斑があるのでしょうか。

Jup_202212090958_0
12月09日18時54~01分  D=180mm、F=2700mm、2.5×パワーメイト、ADC、Neptune-C II 、SharpCap 4.0、15ms、Gain=310、4000フレームを50%スタック×8、RegiStax 6でWavelet処理

今日はここまで安定しています。
ぼやけ白斑が中央近くです。そのすぐ右からグレーの濃い縞が右方向8番白斑の北まで伸びています。
北赤道縞のリング状になっている中心部が気になります。その南側にはフェストンの素になる青黒い雲が塊状に湧いています。

Jup_202212091056_5
12月09日19時53~59分  D=180mm、F=2700mm、2.5×パワーメイト、ADC、Neptune-C II 、SharpCap 4.0、15ms、Gain=320、4000フレームを50%スタック×7、RegiStax 6でWavelet処理

南の方に飛行機雲を伴った夜の定期便の薄雲が見え始めたとたん低い雲が南から沸き立ちながら流れ込んで撮影後半にかかり始めました。
雲の接近とともに気流が悪くなりました。
色付き白斑とぼやけ白斑は同じくらいの大きさに見えます。

このあとすぐ曇だらけとなり木星は終了。
今日は気流が落ち着いているので運良く火星が見え始めた頃晴れていれば火星に向かう気力は残っていますが一旦これで打ち切り。

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2022年12月 8日 (木)

木星 2022/12/08

ISSの撮影を終えて急いで望遠鏡を交換。
おりしも快晴だった空にはまたしても薄雲が流れ込み始めていました。鏡筒の温度順応中でしたが無理して撮影に入りました。
Jup_202212080921_0
12月08
日18時17~24分  D=180mm、F=2700mm、2.5×パワーメイト、ADC、Neptune-C II 、SharpCap 4.0、15ms、Gain=330、4000フレームを50%スタック×8、RegiStax 6でWavelet処理

ここ数日に比べれば気流は安定していて白斑列が見えています。
大赤斑の上空をエウロパが経過中でした。
大赤斑の北側を回る茶縞は北側で右方向に折り返し大赤斑の左への流れはほとんど見られません。

Jup_202212081016_6
12月08日19時13~20分  D=180mm、F=2700mm、2.5×パワーメイト、ADC、Neptune-C II 、SharpCap 4.0、15ms、Gain=330~400、4000フレームを50%スタック×8、RegiStax 6でWavelet処理

薄雲は量を増す一方で木星は明るさを失いました。薄雲の中には濃い目のジェット機の飛行機雲も含まれていて雲の流れる方向と飛行機雲の向きがほぼ同じなので一度木星にかかるとしばらくかかり続けるという意地悪な雲でした。
大赤斑が中央のタイミングなので撮影してみましたが、今日も活動しましたよという証拠写真以外の何ものでもありません。

大赤斑の北を回って左側にもうっすらと縞が流れているように見えます。
ボケているおかげで南赤道縞の左の方から大赤斑の北側にナナメに伸びる雲のパターンが分かります。
最近は晴れても気流が悪くてボケるか薄雲がかかってボケるかのどっちかしかないですね。

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ISSを撮る 2022/12/08

今日の日没後、ISSが北西の空から南東の空に通過したので撮影してみました。
北西からくる場合は庇の向こう側で最接近を終えた後でベランダから見え始めた時はすでに遠ざかりつつある姿を追い続けることになります。
自動追尾をしていますがいかに早くCMOSカメラの狭いROIの範囲に導入して撮影を始めるかが勝負です。
Iss_202212080827_4
庇から出たての頃
ISSの左下真横から見上げています。気流が良くないのでラジエーターのあみあみ模様は写っていません。
太陽光パネルの平面がほぼ垂直のためほとんど見えていません。

Iss_202212080828_4
後方下側から見上げている姿です。
向かって左内側の太陽光パネルが見えないのは本体の影に入っているためのようです。
向かって右端上側が見えていないのは向きが悪いから?。うっすら赤くかすかに見えてはいます。
この向きはかっこよくないですね。

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2022年12月 7日 (水)

木星と火星 2022/12/07

昨夜快晴となった空は今日の朝から日中も継続して久しぶりに日差したっぷりの晴天となりました。
しかし上空の気圧の谷の接近で夕方から薄雲が流れ込み夜の初めまで邪魔をしました。
19時半を過ぎてようやく薄雲の北の端が木星から離れたので撮影開始。
しかし今夜も冬の気流でした。
Jup_202212071121_0
12月07日20時17~24分  D=180mm、F=2700mm、2.5×パワーメイト、ADC、Neptune-C II 、SharpCap 4.0、15ms、Gain=310、4000フレームを50%スタック×8、RegiStax 6でWavelet処理

今日一番成績の良かった画像。
右隅はイオでその影が落ちています。
影の下の方中央寄りにたぶん1番白斑があります。あとはボケて詳細は分かりません。

木星は今夜も活動しましたよという証拠写真でおしまいにして火星が庇から現れるのを待ちました。
Mar_202212071344_2
12月07日22時44分  D=127mm、F=1500mm、2.5×バロー+延長筒、Neptune-C II 、SharpCap 4.0、5ms、Gain=300、20000フレームを50%スタック、RegiStax 6でWavelet処理

今日はさらに拡大率を上げるためにバローレンズの後ろに28mmの延長筒をかましました。
8日の10:33が衝なので火星はまん丸です。

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2022年12月 6日 (火)

木星 2022/12/06

日差しの無い真冬の気温が2日続きました。
昼過ぎには晴れるという予報に希望を持ちましたが待てど暮らせど低い雲は剥がれることなくとどまり無残にハズレました。
今年の秋は関東の南で風のぶつかりから低気圧が発生するパターンが多く晴れると言われて晴れない日が結構あります。
雲が切れてきたのは19時過ぎからで、せっかくなので望遠鏡をベランダに出して木星を撮影。
Jup_202212061058_9
12月06日19時55~02分  D=180mm、F=2700mm、2.5×パワーメイト、ADC、Neptune-C II 、SharpCap 4.0、20ms、Gain=270、3000フレームを50%スタック×8、RegiStax 6でWavelet処理

真冬の気流でボケボケでした。一応活動はしましたよという証拠写真。
早い時間であれば大赤斑が中央に見えていたはずですがすでに沈み、例の南赤道縞から斜め上に伸びているような縞の立ち上がり箇所が右寄りに見えています。
その南あたりに7番白斑がいるはずですが全く見えていません。

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2022年12月 4日 (日)

木星 2022/12/04

6:30起床。
晴れてはいましたが薄雲だらけの空で冷え込んでいました。
日差しはありそうなので気温が上がるまで自転車は待機。その後雲は南に下がって青空になったので9時ころ出発して羽村のかつやで唐揚げ定食を食べて110kmほど走って帰ってくる。
昼過ぎには雲が増えて日差しを遮りましたが気温が15度近くあり風も弱く快適な走行。

日没頃には薄雲主体となったので望遠鏡を準備して星見。
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12月04日17時55~02分  D=180mm、F=2700mm、2.5×パワーメイト、ADC、Neptune-C II 、SharpCap 4.0、15ms、Gain=320、4000フレームを50%スタック×8、RegiStax 6でWavelet処理

雲がかかっている分昨日よりも気流は悪くなりました。
大赤斑の残り香の赤が右端にかすかにあります。
南赤道縞中央付近から大赤斑の北に向かってナナメに立ち上がる模様が見えます。
多分7番白斑が中央あたりにいます。

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12月04日19時07~14分  D=180mm、F=2700mm、2.5×パワーメイト、ADC、Neptune-C II 、SharpCap 4.0、15ms、Gain=320、4000フレームを50%スタック×8、RegiStax 6でWavelet処理

薄雲は途切れることなく西から東に流れ続けました。
8番白斑が中央やや左にいます。
予想では上空はしばらく風の強い状態が続くので見えてもこんな感じの日が多いでしょう。

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火星 2022/12/03

木星撮影を終えて望遠鏡を片し火星が庇から現れるのを待って経緯台の5インチ鏡筒を引っ張り出して撮影。
薄雲が流れてくる隙間をついて1分30秒間15000フレーム1ショット。
Mar_202212031358_7
12月03
日22時58分  D=127mm、F=1500mm、2.5×バロー、Neptune-C II 、SharpCap 4.0、5ms、Gain=280、15000フレームを50%スタック、RegiStax 6でWavelet処理

相変わらずの冬の気流でピリピリと細かく震えるように揺れていました。
1星でアライメントした経緯台の追尾は高角度の火星追尾には精度不足のためどんどん視野からずれていくので必死に微動調整。
そのままではズレが多すぎてAutoStakkertでうまくスタック処理できなかったのでPIPPで位置合わせした動画に再編集してからAutoStakkertに処理させました。

今日は黒い領域が多い面に当たりました。オーロラ湾が中央あたりらしい。

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2022年12月 3日 (土)

木星 2022/12/03

6:30起床。
日出時刻ちょっと前ですが今日も低い雲がかかってどん曇りでまだ夜明け頃の暗さ。予報では昼頃から晴れてくるらしいので自転車は日差しが出て暖まってきたら出発することにして待機。
しつこかった低い雲は予報通り昼頃剥がれて日差しが出始めました。しかしそのあと高い所の雲が流れ込み始めて日差しは弱まり予報ほどには晴れずに寒い一日で結局自転車はサボリ。

その上空の雲も日没とともに急速に晴れ上がって快晴となりました。
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12月03
日18時00~07分  D=180mm、F=2700mm、2.5×パワーメイト、ADC、Neptune-C II 、SharpCap 4.0、15ms、Gain=300、4000フレームを50%スタック×8、RegiStax 6でWavelet処理

小さな移動性高気圧圏内に入っていますが上空には偏西風の強風軸がかかっていて気流は良くありませんでした。
1番白斑が右端、左の方に2番、3番白斑が見えています。
南赤道縞の南端にはリング状の暗斑がいくつか見えます。
北半球中緯度の暗斑列が繋がったように見えて縞状になってきました。

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12月03日19時30~37分  D=180mm、F=2700mm、2.5×パワーメイト、ADC、Neptune-C II 、SharpCap 4.0、15ms、Gain=300、4000フレームを50%スタック×8、RegiStax 6でWavelet処理

気流は良くありませんが久しぶりに見る大赤斑です。
縞の巻き込みは収まったままです。大赤斑の右に伸びて一周してきた縞が大赤斑の南を通過して2周目に入って右に伸びています。
5番白斑が間もなく大赤斑の左の経度にかかります。その右上にある平べったい白斑は横に長くなりました。

次のタイミングで大赤斑中央を狙いましたが木星は南西の空域に移動してさらに気流の悪いエリアに入りボツ。

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2022年12月 2日 (金)

木星 2022/12/02

11月下旬に入ってから夜間晴れの天気が急に少なくなり21日と25日以外は木星の撮影は26,27日に1枚だけであとは曇天。
気が付けば12月入り。今日も雲だらけでしたが夕方やっと今週初めての青空が広がって日差しが見られました。
晩秋から冬に移る合間の「さざんか梅雨」ってやつでしょうか。今年の11月は記録的に暖かかったそうで冬にチェンジするときのギャップが大きいので「さざんか梅雨」も顕著に現れているのでしょう。
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17時頃 ベランダの流星カメラで見た木星と月
いつの間にか月が半月より大きくなっていました。流星撮影が目的なのでgainを高くしているため月は太陽のように輝いて写ります。

さっそく5日ぶりの木星に向かいます。
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12月02
日17時15~22分  D=180mm、F=2700mm、2.5×パワーメイト、ADC、Neptune-C II 、SharpCap 4.0、15ms、Gain=320、4000フレームを50%スタック×8、RegiStax 6でWavelet処理

うーん、上空はすっかり冬の気流で揺れ揺れでした。
27日とほぼ同じ面で7番と8番の白斑が確認できます。そのほかは詳細は良く見えません。ガッカリ。

18時前に6.6等星が月に隠される星食が見られるので撮影してみました。
撮影した動画を「Limovie」という星食ビデオ解析ソフトウエア(フリーソフト)に読み込ませて恒星の明るさ変化を測定してプロットさせたのが下のグラフ。
Occul_202212026
X軸は撮影開始からのフレーム枚数。シャッタースピードは1.5msで設定しましたが転送速度が191fpsだったので点と点の間隔は約5msという時間分解能になります。
縦軸は恒星の明るさで背景からの相対値。上下にぶれているのはちょっと雲がかかり気流が悪くて星が瞬いて明るさが変化しているため。
食の後グラフが0に貼り付かないのはGainを高くして発生したノイズの影響。

520あたりの赤点が恒星が月に隠された瞬間を含んだフレームです。
パソコンの時計がNTP同期ではなくGPS時計に同期できれば正確な食の時刻が測定できます。
なかなか面白そうです。

星食を楽しんだ直後には雲が広がって月も木星も隠されてしまい木星はボケたやつ1枚だけで終了。
昨日火星が最接近の日でした。せっかく撮影する気になっているのに天気が悪くて全くダメです。

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