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2022年12月 9日 (金)

木星 2022/12/09

移動性高気圧に覆われて穏やかな一日でした。昨夜ずっと流れていた薄雲は無くなりましたが代わりにキレの悪い低い雲がたなびいて朝日を邪魔していました。それも昼前には解消して夕方まで晴天が続きました。
今日は気流も少しは落ち着いているんじゃないかと期待して木星に向かいました。
Jup_202212090757_3
12月09
日16時53~00分  D=180mm、F=2700mm、2.5×パワーメイト、ADC、Neptune-C II 、SharpCap 4.0、15ms、Gain=310、4000フレームを50%スタック×8、RegiStax 6でWavelet処理

予想通り、12月に入って一番良いんじゃないでしょうか。
大赤斑が右端に沈んでいくところで7番白斑が中央にはっきり見えています。
中央付近の南赤道縞から大赤斑の北側に向かって直線状に伸びる茶色い縞が良く見えます。大赤斑の左側に湧き上がる白い雲続いていて、それに押し上げられているのでしょうか。
北赤道縞に白い雲の沸き上がりが見られます。

Jup_202212090902_6
12月09日17時59~06分  D=180mm、F=2700mm、2.5×パワーメイト、ADC、Neptune-C II 、SharpCap 4.0、15ms、Gain=310、4000フレームを50%スタック×8、RegiStax 6でWavelet処理

8番白斑が中央に近づきました。
北赤道縞の太い部分が見えてきました。中央やや左のリング状になっている中心部は白斑があるのでしょうか。

Jup_202212090958_0
12月09日18時54~01分  D=180mm、F=2700mm、2.5×パワーメイト、ADC、Neptune-C II 、SharpCap 4.0、15ms、Gain=310、4000フレームを50%スタック×8、RegiStax 6でWavelet処理

今日はここまで安定しています。
ぼやけ白斑が中央近くです。そのすぐ右からグレーの濃い縞が右方向8番白斑の北まで伸びています。
北赤道縞のリング状になっている中心部が気になります。その南側にはフェストンの素になる青黒い雲が塊状に湧いています。

Jup_202212091056_5
12月09日19時53~59分  D=180mm、F=2700mm、2.5×パワーメイト、ADC、Neptune-C II 、SharpCap 4.0、15ms、Gain=320、4000フレームを50%スタック×7、RegiStax 6でWavelet処理

南の方に飛行機雲を伴った夜の定期便の薄雲が見え始めたとたん低い雲が南から沸き立ちながら流れ込んで撮影後半にかかり始めました。
雲の接近とともに気流が悪くなりました。
色付き白斑とぼやけ白斑は同じくらいの大きさに見えます。

このあとすぐ曇だらけとなり木星は終了。
今日は気流が落ち着いているので運良く火星が見え始めた頃晴れていれば火星に向かう気力は残っていますが一旦これで打ち切り。

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