木星 2022/12/08
ISSの撮影を終えて急いで望遠鏡を交換。
おりしも快晴だった空にはまたしても薄雲が流れ込み始めていました。鏡筒の温度順応中でしたが無理して撮影に入りました。
12月08日18時17~24分 D=180mm、F=2700mm、2.5×パワーメイト、ADC、Neptune-C II 、SharpCap 4.0、15ms、Gain=330、4000フレームを50%スタック×8、RegiStax 6でWavelet処理
ここ数日に比べれば気流は安定していて白斑列が見えています。
大赤斑の上空をエウロパが経過中でした。
大赤斑の北側を回る茶縞は北側で右方向に折り返し大赤斑の左への流れはほとんど見られません。
12月08日19時13~20分 D=180mm、F=2700mm、2.5×パワーメイト、ADC、Neptune-C II 、SharpCap 4.0、15ms、Gain=330~400、4000フレームを50%スタック×8、RegiStax 6でWavelet処理
薄雲は量を増す一方で木星は明るさを失いました。薄雲の中には濃い目のジェット機の飛行機雲も含まれていて雲の流れる方向と飛行機雲の向きがほぼ同じなので一度木星にかかるとしばらくかかり続けるという意地悪な雲でした。
大赤斑が中央のタイミングなので撮影してみましたが、今日も活動しましたよという証拠写真以外の何ものでもありません。
大赤斑の北を回って左側にもうっすらと縞が流れているように見えます。
ボケているおかげで南赤道縞の左の方から大赤斑の北側にナナメに伸びる雲のパターンが分かります。
最近は晴れても気流が悪くてボケるか薄雲がかかってボケるかのどっちかしかないですね。
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