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2022年12月20日 (火)

木星と火星 2022/12/20

西から移動性となった高気圧に覆われて穏やかな快晴がずっと続きました。
上空の風も昨日よりさらに弱まり今日は良いんじゃないかなと思いながら木星に向かいました。
Jup_202212200804_0
12月20
日17時00~07分  D=180mm、F=2700mm、2.5×パワーメイト、ADC、Neptune-C II 、SharpCap 4.0、15ms、Gain=310、4000フレームを50%スタック×8、RegiStax 6でWavelet処理

一昨日の悪気流が嘘のような12月に入って一番良いクラスの見え方でした。
南半球中央から左に2番、3番、4番の白斑が並んでします。2番は左右に白い雲がかかってボケて見えます。
2番白斑の北にあるぼやけた白斑の右からグレーの縞が伸びています。
北赤道縞の幅は少し細くなった感じです。

Jup_202212200905_2
12月20日18時01~08分  D=180mm、F=2700mm、2.5×パワーメイト、ADC、Neptune-C II 、SharpCap 4.0、15ms、Gain=310、4000フレームを50%スタック×8、RegiStax 6でWavelet処理

大赤斑が見えてきました。大赤斑から右に伸びる縞は継続しています。
2番から5番の白斑が同時に見えています。4と5の間隔が開きました。来シーズンは4つ同時に見られなくなるかもしれません。


Jup_202212201016_8
12月20日19時13~20分  D=180mm、F=2700mm、2.5×パワーメイト、ADC、Neptune-C II 、SharpCap 4.0、20ms、Gain=270、3000フレームを60%スタック×8、RegiStax 6でWavelet処理

南中を過ぎ南西の空に移ると気流が悪くなりました。大赤斑が中央のタイミングなのに残念。
大赤斑のかなり左まで白い雲の沸き上がりが活発です。そのあおりで縞が北側に押し上げられています。
赤道帯の中央付近が白っぽく明るく写っています。

Jup_202212201114_0
12月20日20時10~17分  D=180mm、F=2700mm、2.5×パワーメイト、ADC、Neptune-C II 、SharpCap 4.0、15ms、Gain=310、4000フレームを50%スタック×8、RegiStax 6でWavelet処理

無理をしてもう一枚撮ってみました。
大赤斑の左側が見えています。大赤斑の左に湧く白い雲は4つくらいのセル状に分かれて湧いているようです。
南赤道縞全体が大赤斑に向かって北に押し上げれらているように見えます。

せっかくなので5インチ鏡筒に変更して火星に向かいました。
Mar_202212201226_42
12月20日21
時26分  D=127mm、F=1500mm、2.5×バロー+延長筒、Neptune-C II 、SharpCap 4.0、5ms、Gain=300、20000フレームを50%スタック、RegiStax 6でWavelet処理

寒気が来るたびに今シーズン一番と言われますが今度の低気圧が通過後はさらに強い今シーズン一番の寒気の流れ込みだそうでクリスマス過ぎまでしばらくボケボケですかね。

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