木星 2022/12/16
明日は南岸低気圧で天気が悪いということで今回の冬型はいったん緩み関東南部は穏やかな晴天。真冬の気流もちょっと落ち着いたんじゃないかと望遠鏡を向けてみました。
12月16日17時01~08分 D=180mm、F=2700mm、2.5×パワーメイト、ADC、Neptune-C II 、SharpCap 4.0、15ms、Gain=300、4000フレームを50%スタック×8、RegiStax 6でWavelet処理
11月の頃ほどではありませんが何とか見れる程度の木星面です。
大赤斑の左上にイオの影が落ちています。イオの影のあたりから左の方に白い雲が湧きたっています。
南赤道縞の茶色の縞が左の方から立ち上がってイオの上の方まで北上しています。
左寄りに7番白斑が見えています。
12月16日18時00~07分 D=180mm、F=2700mm、2.5×パワーメイト、ADC、Neptune-C II 、SharpCap 4.0、15ms、Gain=300、4000フレームを50%スタック×8、RegiStax 6でWavelet処理
南中時刻でした。
南赤道縞の中央あたりから茶色の縞が右上に立ち上がっています。
北赤道縞から結構フェストンが垂れさがっているようです。
12月16日19時01~07分 D=180mm、F=2700mm、2.5×パワーメイト、ADC、Neptune-C II 、SharpCap 4.0、15ms、Gain=300、4000フレームを50%スタック×8、RegiStax 6でWavelet処理
中央左寄りはぼやけ白斑、右寄りは8番白斑です。
南西の空に移った木星はあきらめて雲が広がる前に火星に向かいました。
12月16日22時08分 D=127mm、F=1500mm、2.5×バロー+延長筒、Neptune-C II 、SharpCap 4.0、5ms、Gain=300、20000フレームを50%スタック、RegiStax 6でWavelet処理
火星はちっこいくせにコントラストが高いので何となく模様が写ります。
中央で北に尖っているのが大シルチス、その南に丸く抜けているところがヘラス平原というらしい。
拓郎のオールナイトニッポン最終回が始まってしまったので終了。
明日の悪天が通過した後は一層強い寒気の流れ込みらしいのでまたしばらく我慢ですね。
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