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2023年1月 8日 (日)

木星 2023/01/08

低気圧が通過後冬型とはならず西から移動性の高気圧に覆われて来て穏やかな天気。上空寒気の流れ込みも無く風速も落ち着いています。
昨日と同じくらいかと思って木星に向けたらゆったりと揺れる木星が見えました。
Jup_202301080759_0
1月08日16時56~01分  D=180mm、F=2700mm、2.5×パワーメイト、ADC、Neptune-C II 、SharpCap 4.0、15ms、Gain=300、4000フレームを50%スタック×6、RegiStax 6でWavelet処理

夏の気流の時のような写りで冬の空とは思えません。
イオが右側にいてその影が南赤道縞の上に落ちています。
南赤道縞にはリング暗斑があり南側に丸みを持った出っ張りを作っています。
中央やや左から2番3番4番の白斑が見えています。
北赤道縞は複雑に入り組んだ模様となっています。
写真左上端にカリストがうっすら見えています。

Jup_202301080901_0
1月08日17時56~05分  D=180mm、F=2700mm、2.5×パワーメイト、ADC、Neptune-C II 、SharpCap 4.0、15ms、Gain=300、4000フレームを50%スタック×10、RegiStax 6でWavelet処理

イオの影が右端まで移動しました。
2番から左端に5番まで白斑が見えています。2番はぼやけた姿です。
1枚目で北半球中緯度に見えていた縞は中央付近まで暗斑状に続いてその左で途切れています。

Jup_202301080959_0
1月08日18時55~02分  D=180mm、F=2700mm、2.5×パワーメイト、ADC、Neptune-C II 、SharpCap 4.0、15ms、Gain=310、4000フレームを50%スタック×8、RegiStax 6でWavelet処理

久しぶりに大赤斑が見えてきました。
南赤道縞は大赤斑の北を回って左側に繋がっているようです。
4番と5番白斑は離れ5番の右上の平べったい奴は横に長くなりました。

次のタイミングでは大赤斑が中央付近に来るので期待していましたがこの後すぐ低い雲が一気に湧きたって全天を覆てしまって終了。
相変わらず大赤斑周辺の詳細は見せてくれません。

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