« 2023年1月 | トップページ | 2023年3月 »

2023年2月

2023年2月28日 (火)

木星 2023/02/28

大きな移動性高気圧が南から覆い気温が一気に上がって春本番の陽気。
昨日より気流が良くなると予想したのですが午後から強まった南風がベランダにうなりを上げて吹き付け望遠鏡は大揺れで上空の気流良し悪し以前の状態でした。
撮影中の視野から木星がたびたびいなくなり戻って来てもブンブン飛び回っておとなしくしている時間の方が少なかったです。
Jup_202302280903_6
2月28日17時58~07分  D=180mm、F=2700mm、2.5×パワーメイト、ADC、Neptune-C II 、SharpCap 4.0、15ms、Gain=310、4000フレームを30%スタック×9、RegiStax 6でWavelet処理

日没直後より高度の下がった18時頃の方が望遠鏡の揺れは少なかった分僅かにマシになりました。揺れでまともな画像が少ないと思われスタックを上位30%に抑えましたがボケボケです。
大赤斑が中央を過ぎたタイミングで左から大赤斑に向かうグレーの縞が見えます。
大赤斑の左上には白い雲が湧いているようです。

春先は北風も南風も極端な日が多いですな。今日は期待していただけにガッカリ指数が高いです。

| | | コメント (0)

2023年2月27日 (月)

木星 2023/02/27

大きな移動性高気圧に覆われて快晴の天気。上空寒気も抜けて気温が上昇し昨日の強い北風に変わって午後から南東の風。
気流が改善していると思われましたがベランダに吹き付ける南東風で望遠鏡が揺れ揺れで視野内の木星はピョンピョン跳ね回って像を悪くしました。
Jup_202302270908_1
2月27日18時03~13分  D=180mm、F=2700mm、2.5×パワーメイト、ADC、Neptune-C II 、SharpCap 4.0、15ms、Gain=310、4000フレームを50%スタック×9、RegiStax 6でWavelet処理

高度は25度くらいに下がりましたが
風が弱く揺れの少なかった時のセットが一番写りが良かったです。昨日に比べれば大幅に改善されています。
南半球は白斑列で2番から4番と左端に5番の右にいる平べったい奴が見えています。2番の前後が白い帯に見えます。
北赤道縞は活発で中央に白い湧き上りの雲をサンドして北が茶、南が青黒です。

明日は移動性高気圧の後面に入るのでさらに気流の改善が期待されます。大赤斑の見えている時間帯なので今から楽しみ。

| | | コメント (0)

2023年2月26日 (日)

木星 2023/02/26

6:20起床。
ちょっと冷え込んだ快晴の朝で北風がやや強く吹いています。
気温が5度を越えるまで待って自転車で出発。

9:20出発~多摩川CRで二子玉川~是政橋間を周回して12:00帰宅。
風が強すぎました。風は冷たく河川敷グラウンドからは砂ぼこりが舞い上がるほどで走っていて楽しくないので早々に切り上げ。
いよいよ春のバカ風シーズンが始まりました。今日はそこまで強くなかったですが空がホコリで黄ばむほどの強風が吹き荒れるシーズンです。
走行距離:53km

夕方も快晴ですが強風と上空寒気で期待薄。さっそく木星を導入。
Jup_202302260836_8
2月26日17時32~41分  D=180mm、F=2700mm、2.5×パワーメイト、ADC、Neptune-C II 、SharpCap 4.0、15ms、Gain=260~300、4000フレームを50%スタック×10、RegiStax 6でWavelet処理

真冬の気流でボケボケ。
大赤斑が右端にいるのですがそれも分からないくらい。
撮影してすぐ望遠鏡撤収して終了。ガッカリだわ。

| | | コメント (0)

2023年2月25日 (土)

冬型なんだから晴れてほしい

6:30起床。
快晴の朝で冷え込みもありませんが昨夜の雨で路面がまだ生乾きなので自転車は待ち。その間に昨夜半から作動させておいた流星カメラの結果をチェック。
しかし漁獲量ゼロでした。ちょっとガッカリ。

8:30出発~多摩川CR~府中四谷橋~浅川CR~万願寺歩道橋~浅川CR~多摩川右岸~多摩大橋
北風があったものの太陽光を浴びているので結構快適。多摩川河川敷内のヤナギの梢が淡いもえぎ色に変化していました。春の芽吹きスイッチが入ったようです。
多摩大橋あたりまで来ると10時前だというのに富士山方面から風のぶつかりによるキレの悪い雲が広がってきました。

~多摩川CR~羽村~草花丘陵あたり~羽村~多摩川CR~多摩大橋~多摩川右岸~立日橋~多摩川CRで13:40帰宅
拝島橋あたりで日が陰ると風の冷たさを感じます。そのまま羽村まで走ったものの雲の量は増すばかり。どこか陽だまりで昼食にしようと途中でパンを購入した後草花丘陵あたりをアップダウンして天気を様子見。
しかし富士山方面の雲が黒さを増してきたので撤収することに。止まって休憩すると体が冷えてしまうのでそのまま一気に自宅まで走って終了。
買ったパンは自宅で食べたのでした。

その後弱い雨雲が夜までかかり続け星見もできず。とてもガッカリ。
キレの悪い雲、いい加減にしてほしいわ。

走行距離:101km

| | | コメント (0)

2023年2月23日 (木)

金星、木星、天王星など 2023/02/23

明け方関東沖で発生した低気圧が遠のいて弱いながらも高気圧圏内となり午後から穏やかに晴れました。
寒気の流れ込みも無く気流が良いんじゃないかと日没前の金星に望遠鏡を向けてみました。
Ven_202302230819_0capture_lapl4_ap3
2月23日17時56~05分  D=180mm、F=2700mm、2.5×パワーメイト、IR850、ADC、Neptune-C II 、SharpCap 4.0、3ms、Gain=80、15000フレームを40%スタック、RegiStax 6でWavelet処理

赤外フィルターを付けて木星の拡大撮影と同じ拡大率で撮影してみました。金星の揺れは小さく予想通り気流は良いようです。
でもやっぱり模様は写りません。

日没前から木星を導入しておいて日没とともに撮影開始
Jup_202302230834_9
2月23日17時33~36分  D=180mm、F=2700mm、2.5×パワーメイト、ADC、Neptune-C II 、SharpCap 4.0、15ms、Gain=300、4000フレームを50%スタック×4、RegiStax 6でWavelet処理

5日ぶりの木星です。大赤斑の面でこれだけ良く写るのは今シーズン最後かもしれません。
中央やや右にイオの影、南赤道縞上右端にイオがちょっと横に伸びて写っています。
7番白斑は大赤斑の南通過を終えています。右の方に5番白斑。
北赤道縞は相変わらず活発な状態。

最近木星を撮影できていないので以降1時間ほど連続撮影して約15分毎に画像処理しました。
Jup_202302230852_6
2月23日17時51~54分  D=180mm、F=2700mm、2.5×パワーメイト、ADC、Neptune-C II 、SharpCap 4.0、15ms、Gain=310、4000フレームを50%スタック×4、RegiStax 6でWavelet処理

Jup_202302230911_8
2月23日18時10~13分  D=180mm、F=2700mm、2.5×パワーメイト、ADC、Neptune-C II 、SharpCap 4.0、15ms、Gain=320、4000フレームを50%スタック×4、RegiStax 6でWavelet処理

Jup_202302230928_4
2月23日18時24~32
分  D=180mm、F=2700mm、2.5×パワーメイト、ADC、Neptune-C II 、SharpCap 4.0、15ms、Gain=330、4000フレームを50%スタック×8、RegiStax 6でWavelet処理

最後の1枚は高度20度くらいまで下がっていましたが気流が良いとこれくらいまで写せます。
今シーズンは3月上旬くらいで限界に達しそうです。

天王星も西に傾くと庇に隠れるので撮り納めです。
Ura_202302230941_4capture_lapl4_ap1
2月23日18時41分  D=180mm、F=2700mm、2.5×パワーメイト、ADC、Neptune-C II 、SharpCap 4.0、40ms、Gain=450、2000フレームを60%スタック、RegiStax 6でWavelet処理

木星と同じ拡大率で撮影しています。模様は見えませんが何となく濃淡があるような気がします。

最後に火星を直焦点で撮影して金星と天王星との大きさ比べ
Mar_202302231015_5
火星は遠のき益々ちっこくなり視直径は7秒くらい。天王星の倍くらいしかありません。金星は12秒。
火星はレモンみたいに欠けていますがまだ模様が写りますね。

| | | コメント (0)

2023年2月22日 (水)

流星 2023/02/21-22

昨晩は透明度の良い快晴が続きました。
明るい流星が1個だけ写っていました。
_20230221_164443835_ut
ZWO ASI224MC+Player One 2.1mmCSレンズ 露出2.0秒、Gain:310、トリミング
2月22日01時44分43秒頃
てんびん座あたりを東から西に流れました。
右上がしし座レグルス、左下アンテナのそばがおとめ座スピカ。

| | | コメント (0)

2023年2月21日 (火)

C/2022E3(ZTF)彗星 2023/02/21

今日は冬型で朝から快晴が継続。キレの悪い雲もかからなかったのですが出社日のため木星は撮影できず。タイミングが合いませんなあ。
せっかく月の無い快晴の夜だったので遠ざかりつつあるZTF彗星を撮影
Stack_78frames_390s
2月21日20時35分  D=60mm、F=370mm、×0.5レデューサー、Neptune-CⅡ、SharpCap 4.0、5s、Gain=35
0、ライブスタック78フレーム、RegiStax 6でWavelet処理、トリミング、縮小

オリオン座の西あたりまで南下してきて撮影しやすくなりました。
彗星のコマと左上に幅広いく淡く尾が伸びているのが何とか分かります。
彗星の右上の白い星は7等星、彗星のすぐ左の星は9.4等星。彗星は7等より暗く9等より明るい程度なので明るいベランダの空では4cm双眼鏡では厳しくなりました。

| | | コメント (0)

2023年2月20日 (月)

都立日野高校新校舎の折り紙を折る

昨日は日本海低気圧で南部沿岸は強い南風、多摩川沿いは南風は無かったものの山越えのフェーンで気温が上昇して春の陽気でした。
今日は冬型に戻り朝から晴れたものの夕方になって寒気の流れ込みと風のぶつかりによる雲が急に沸いて木星は断念。いつものパターンですな。

木星が見れない早春の夜長、かねて印刷しておいた都立日野高校の新校舎折り紙を折ってみました。都立日野高校のホームページにあったパンフレットの1ページ目です。
P50_20230220
一部切り込みを入れる必要がありますが山折り、谷折りにしたがって折ると手前側に普通教室棟、裏に特別教室棟、その隣に体育館が立ち上がりました。
そして特別教室棟の屋上には先日発見した天体観測ドームがちゃんとありました。
毎週自転車走で通過するたびに工事の進み具合を眺めてきましたが、新校舎には窓ガラスも据え付けられて完成が近づいてきました。

| | | コメント (2)

2023年2月18日 (土)

金星と木星 2023/02/18

西から天気が崩れてきていましたが関東地方は西にある山地の風下効果により中部山岳を越えてきた雲が消散する傾向にあり日没過ぎても晴れが継続。あれだけキレの悪い雲に邪魔されたのだからたまにはこういうことがなくちゃ。
今日の金星は赤外IR850フィルターで撮影。
Ven_202302180747_9
2月18日16時47分  D=180mm、F=2700mm、Neptune-C II、IR850、SharpCap 4.0、2ms、Gain=80、18000フレームを35%スタック、RegiStax 6でWavelet処理

赤外で撮影しても金星はのっぺりで模様は見えません。紫外線フィルターを試したくなってきました。

日が沈んだらすぐに木星へ
Jup_202302180833_2capture_lapl4_ap342
2月18日17時31~34分  D=180mm、F=2700mm、2.5×パワーメイト、ADC、IR850、 Neptune-C II、SharpCap 4.0、20ms、Gain=380、3000フレームを70%スタック×4、RegiStax 6でWavelet処理

金星撮影の時のIR850のまま撮影してしまいました。今日の木星はやたら暗いなとは感じていたのですが。
左の衛星はガニメデで白く明るく写りました。
南半球中央付近は5番白斑、左端の白いのは見え始めた大赤斑。
北赤道縞には暗く写る部分が多いです。

Jup_202302180901_1
2月18日17時56~05分  D=180mm、F=2700mm、2.5×パワーメイト、ADC、Neptune-C II 、SharpCap 4.0、15ms、Gain=320、4000フレームを50%スタック×10、RegiStax 6でWavelet処理

フィルターを戻して通常の撮影。山越えの気流で乱れていたのでクッキリ感はありませんがそんなにボケボケにはならず。
赤外と比べガニメデが暗く写っています。
北赤道縞の南側には青黒い雲が連なって湧いています。

| | | コメント (0)

流星 2023/02/17-18

昨夜は一晩中快晴が続きました。
やや明るめの流星が1個写っていました。
_20230217_184754049_ut
ZWO ASI224MC+Player One 2.1mmCSレンズ 露出2.0秒、Gain:290、トリミング
2月18日03時47分54秒頃
またまたこんなにアンテナの近くに流れなくてもいいのにと思う×2。
速度の速い流星だったようで光跡が細くシャープです。

明け方にはISSの通過があったので早起きして撮影。
Iss_2023021850
流星カメラに写っていたISSの光跡

今朝の経路は南西から東北東に向かって飛行するのでベランダからは導入しやすいコースでした。
望遠鏡のアライメントもばっちり精度良く決まって自動追尾に入りました。
しかし電子ファインダーのカメラの取り付けが緩んでいて回転してしまいレクチルがずれてしまったため視野内導入に失敗。
一昨晩ZTF彗星撮影の時使ったあと戻す時しっかり固定していなかったのが原因。
かなりガッカリ。

| | | コメント (0)

2023年2月17日 (金)

金星と木星 2023/02/17

関東の南海上で沸いていた風のぶつかりによる雲は昨夜一晩かけて南東海上に去り朝になって晴れてきました。やれやれ。
日中は移動性高気圧に覆われてまずまず穏やかな晴天。
まだ西日がありましたが高度の高いうちに金星を撮ってみました。
Ven_202302170739_4
2月17日16時39分  D=180mm、F=2700mm、Neptune-C II 、SharpCap 4.0、2ms、Gain=0、18000フレームを30%スタック、RegiStax 6でWavelet処理

直焦点撮影です。太陽光が弱くなっていたので鏡筒が温められず金星の形におさまりました。
いつの間にか金星と木星の距離がだいぶ近くなってきました。最接近は3月2日の夕空で0.5度まで近付きます。

日が沈んですぐ木星に向かいましたが予想外に気流が悪くて少し落ち着くのを待ってから撮影。
Jup_202302170908_0
2月17日18時03~12分  D=180mm、F=2700mm、2.5×パワーメイト、ADC、Neptune-C II 、SharpCap 4.0、15ms、Gain=30
0、4000フレームを50%スタック×10、RegiStax 6でWavelet処理

移動性高気圧に覆われていたものの予想通りには気流は良くならず昨日より悪化しています。今日は雲の心配が無かっただけにガッカリ。
南半球中央やや右にある白斑は色付き白斑かな?。最近天気が悪く5日おきとか6日おきとか間が開いてしまって大赤斑前後以外の追跡できなくなってしまいました。

| | | コメント (0)

2023年2月16日 (木)

ZTF彗星を撮影し始めたらまた曇った

木星が雲に邪魔され見えなくなった後もしばらく曇っていましたが夕食を済ませた後薄まってきたので今夜もZTF彗星を狙ってみました。
今日は×0.5レデューサーを使ってたぶん焦点距離が300mmくらいに短くなったはず。そしてセンサー面の大きなASI294MCで広視野にしてみました。
Ztf_20230216_2000_stack_180frames_900s36
2月16日20時09分  D=60mm、F=370mm、×0.5レデューサー、ASI294MC、SharpCap 4.0、5s、Gain=40
0、ライブスタック180フレーム、RegiStax 6でWavelet処理、トリミング、縮小

今日は空の透明度が今一つですが像が小さくなった分シッポも少し濃く写った感じ。
15分間の撮影で彗星が左下方向に移動して像が伸びています。
×0.5レデューサーは安い奴なので周辺は思いっきり星像が伸びています。

上方向に伸びていいる尾をもっと撮りたかったので彗星を下にずらして再撮影を始めたとたん、キレの悪い雲がまたしても急に広がって来て終了。
気象衛星画像を見ると伊豆半島の西に軸があった風のぶつかり位置が移動性高気圧に押されて東進を始め南東南部にかかってきているようなので、東に抜けるまで今夜は流星もダメなようです。
最近は撮影している時間より望遠鏡セッティングと撮影準備、撤収にかかる時間の方が長い。もう勘弁してほしいわ。

| | | コメント (0)

木星 2023/02/16

風のぶつかり位による雲は今日も発生していましたが場所が少南西に下がったので雲はかからない状態で夕方までずっと快晴が続きました。
室内には直射日光が降り注ぎ久しぶりに気温が25度以上に上がってTシャツ姿で仕事。
仕事を終え日没を待って木星に望遠鏡を向けました。今日の日没は17:24でずいぶん日が伸びました。
Jup_202302160839_0
2月16日17時34~43分  D=180mm、F=2700mm、2.5×パワーメイト、ADC、Neptune-C II 、SharpCap 4.0、15ms、Gain=30
0、4000フレームを60%スタック×10、RegiStax 6でWavelet処理

5日ぶりの木星です。大赤斑が中央のタイミングでした。
木星は比較的大きく揺れていましたが処理してみると2月のボロボロの天気からしたら上出来の見え方?。
7番白斑が大赤斑の中央を過ぎています。
大赤斑の左上には白い湧きたつ領域が3か所見えます。
北赤道縞は活動が活発で南側北側にデコボコしています。

この後すぐ急にキレの悪い雲が湧きたち始めてベランダから見える空はあっという間に雲に覆われてしまいこの一枚で終了です。勘弁してよ。
明日は上空寒気も抜け移動性高気圧に覆われるので今日より期待できそう。

| | | コメント (0)

CSSを撮る 2023/02/16

今朝はCSSの通過がベランダから見えたので早起きして撮影してみました。
下の写真は流星カメラがとらえた今朝のCSSの光跡です。
Cssiss_20230216
CSSは05:11頃地球の影から現れて東北東に飛行して庇に隠れました。
下の方には05:08頃に月の南を通って東に抜けたISSの光跡も写っています。

人工衛星自動追尾ソフトを使って撮影した姿(光跡の矢印付近)が下の写真です。
Css_202302152012_5
昨日までの強風は収まりましたが上空寒気の影響か気流は今一つでした。
ぱっと見た時飛行機のような形でしたがガンマ値やコントラストを調整したら両側にうっすら太陽電池パネルが浮かび上がりました。
CSSはT字型ですが今日の姿は先端に何かドッキングしていたので飛行機のように見えたようです。

CSS撮影に成功し気を良くして月をついで撮りしました。
Moon_202302152040_4capture_lapl4_ap17539
2月16日06時20分  D=60mm、F=370mm、Neptune-C II 、SharpCap 4.0、5ms、Gain=60、2000フレームを40%スタック、RegiStax 6でWavelet処理、40%に縮小
ずいぶん南に低い月でした。

| | | コメント (0)

流星 2023/02/15-16

その後キレの悪い雲は夜半を過ぎ1時頃から薄れて快晴となりました。
久しぶりに捉えた流星です。
_20230215_192259524_ut
ZWO ASI224MC+Player One 2.1mmCSレンズ 露出2.0秒、Gain:270、トリミング
2月16日04時22分59秒頃
いつものことですがこんなにアンテナの近くに流れなくてもいいのにと思う。
右端はスピカ、アンテナの左下はアンタレス。もう夏の星座が昇ってきています。

| | | コメント (0)

2023年2月15日 (水)

とにかくキレの悪い曇り空

2月ってこんなに天気悪かったかな。
12日の夕方から天気下り坂となって曇り、13日の南岸低気圧の雨はしょうがないとして14日15日の冬型なのに風のぶつかりによる曇り空は勘弁してほしい。家では今シーズンエアコンのコンセントを抜いて太陽光直射赤外線暖房を採用しているので日差しが無いと寒々しいのです。
今年はこれによるキレの悪い曇り空が多いように感じます。しかも家の上空から北側は青空が広がっていたから悔しい。
その雲が午後からやっと薄れました。しかし今日は出社したので木星は間に合わず。
帰宅しても星が見えていたので今明るく見えているZTF彗星を写してみました。
C2022e3ztf_20230215_2127_3505s12
2月15日21時27分  D=60mm、F=370mm、Neptune-C II 、SharpCap 4.0、5s、Gain=35
0、ライブスタック12フレーム、RegiStax 6でWavelet処理、トリミング、縮小

これまで彗星は北の空にいたのでベランダから射程外だったのですが近日点を通過し地球最接近も過ぎ遠ざかりながら南下してきてやっと庇ギリギリで写せるようになりました。
しかし5秒露出でライブスタックを始めたのですがたった1分でキレの悪い雲がかかり始めて終了です。雲が切れた時には彗星は庇の向こう側になっていました。いい加減にしてほしい。
でも明るいコマと上側に幅広く広がる尾が何とか見えます。もっと焦点距離を短くして撮影したいですが器材がありません。

| | | コメント (0)

2023年2月11日 (土)

木星 2023/02/11

3時前にトイレに目覚めついでに外を見ると快晴となっていました。
せっかくなので流星カメラをベランダに仕掛けて二度寝。

7:00起床
朝日が差し込んでいます。冷え込みは無く路面はウェットで凍結していません。
路面が乾くのを待つ間、仕掛けておいた流星カメラの結果を確認。 流星は写っていませんでした。ガッカリ。

まだ路面が良くないので、惑星用7インチ鏡筒のファインダー脚を交換することにしました。
使用している5cmファインダーはXY式ファインダー脚に3点止めされていますが、そのうち1点がバネで押し付ける方式のため、ファインダーに蓋をしただけで照準が狂います。次回使用するとき必ずずれているというストレスフルな構造。

それを改善するためにSVBONY SV116ガイドスコープ用フープに交換しました。
P50_20230211
写真のように3個のネジが付いた2つのリングでファインダーをガッチリ固定するので簡単にはズレません。
昼間だったので金星を使って照準調整を行いました。
ついでに金星を撮影してみたのですが気流が悪いのか、望遠鏡が太陽光で温められ筒内気流が激しくなったのかボケボケでボツ。
ちょっとガッカリ。

北風がやや強かったですが寒さは無かったので早めの昼食を食べてから自転車で出発。羽村方面まで行くと雪がありそうだったので近場を周回。
多摩川CRで多摩水道橋~是政橋間を3周回して帰宅。
走行距離:65km

夕方になったら西から流れてきた上空の雲がかかり始めて木星撮影の邪魔を始めました。
Jup_202302110847_1
2月11日17時44~49分  D=180mm、F=2700mm、2.5×パワーメイト、ADC、Neptune-C II 、SharpCap 4.0、15ms、Gain=36
0、4000フレームを60%スタック×6、RegiStax 6でWavelet処理

大赤斑が見えていましたが頻繁に雲がかかり続け7ショット目以降は使えなくなり6ショットで処理。
右にガニメデが見えていますが雲のせいでカラーバランスが崩れずいぶん赤っぽく写りました。
大赤斑の下を7番白斑が通過中のようです。
6日ぶりというのにガッカリな結果です。

| | | コメント (0)

2023年2月10日 (金)

流星 2023/02/09-10

昨夜寝た後も日付が変わるころまで良く晴れていたようです。
その後薄雲が流れ込み始め白っぽい空に変わっていく中で明るい流星が写りました。
_20230209_152834512_ut
ZWO ASI224MC+Player One 2.1mmCSレンズ 露出2.0秒、Gain:270
、トリミング
2月10
日00時28分34秒頃
南の空低い所を薄雲のかかる月明かりにも負けない火球クラスです。もうちょっと高い所に流れてくれることを希望します。

A_20230209_160409
2月10日01時過ぎ
流星から30分後くらいですがしっかり薄雲が広がって月に暈がかかりました。
暈の内側の半径は22度、この時の月の高度は48度だったので暈の上端は70度、下端の横方向のアンテナ付近は26度ということが分かり写野の目安になりました。

| | | コメント (0)

2023年2月 9日 (木)

雪の前の月齢18.7

すっかり周期変化するようになった天気とリモートワークのタイミングが合わず宵の木星がなかなか撮影できません。
明日は雪の予報ですが家にいるので交通機関が乱れても影響を受けませんが木星はダメですね。
そんな前の晩ですが仕事から帰宅後も意外と雲が広がって来なかったのでお休み前のひととき、サッとベランダに望遠鏡を出してお月様だけ撮影。
Moon_202302091359
2月09日22時59分  D=60mm、F=370mm、Neptune-C II 、SharpCap 4.0、5ms、Gain=2
0、1000フレームを40%スタック、RegiStax 6でWavelet処理、40%に縮小

| | | コメント (0)

2023年2月 7日 (火)

カラダ測定2023/01/06

年明け早々の1月6日に受けた人間ドックの結果が届きました。

カッコ内は去年1月の値
①体重            :62.8kg  (61.1kg) 
②身長            :174.0cm (173.3cm) 
③BMI             :20.7   (20.3)          
④視力(左-右):0.8-0.9  (0.5-0.5)   
⑤腹囲            :77.6cm  (76.9cm)   

テレワーク生活が定着し週一回出社のパターンが続きました。
電車通勤の回数が回復しない割には太りが制御できています。週末自転車走のおかげでしょう。
視力は少し良くなっていますがその日によって状態が変化します。たまたま状態の良い日に検査に当たったと思われます。
右側の腎結石のサイズは5mmのまま変化なしでした。

| | | コメント (0)

2023年2月 5日 (日)

木星 2023/02/05

6:30起床。
朝からほぼ快晴。日差しいっぱいで自転車日和。羽田から多摩大橋間を往復。冷たい東寄りの風で鼻水が止まらず帰宅後すぐに入浴。
今日は移動性高気圧が西から緩く覆い関東の南で風のぶつかりも無く夕方も晴れました。
地上天気図上では昨日よりも気流が落ち着いているはずとワクワクしながら望遠鏡を木星に向けました。
Jup_202302050828_0
2月05日17時23~32分  D=180mm、F=2700mm、2.5×パワーメイト、ADC、Neptune-C II 、SharpCap 4.0、15ms、Gain=300
、4000フレームを50%スタック×10、RegiStax 6でWavelet処理

予想通り昨日より良くなった気がしますが見えている面が違うので何とも。
今日は色付き白斑の面でした。すぐ左下に1番白斑が見えています。
色付き白斑の右にあったぼやけ白斑の位置からグレーの縞が発生しています。
北赤道縞は活動的で複雑な形です。

今日も良く見えるので30分ごとに撮影
Jup_202302050857_0
2月05日17時52~01分  D=180mm、F=2700mm、2.5×パワーメイト、ADC、Neptune-C II 、SharpCap 4.0、15ms、Gain=310、4000フレームを50%スタック×10、RegiStax 6でWavelet処理

Jup_202302050927_1
2月05日18時22~31分  D=180mm、F=2700mm、2.5×パワーメイト、ADC、Neptune-C II 、SharpCap 4.0、15ms、Gain=310、4000フレームを50%スタック×10、RegiStax 6でWavelet処理

1番白斑が中央を過ぎても2番以降がまだ見えてきません。去年の今頃は5つ子として纏まっていたのに1番が脱兎のごとく逃げています。


| | | コメント (0)

流星 2023/02/04-05

月が満月に近づき夜空がずっと明るい状態です。3等星がやっと写るくらいにgainを下げて撮影。
_20230204_123833360_ut
ZWO ASI224MC+Player One 2.1mmCSレンズ 露出2.0秒、Gain:280
、トリミング
2月04
日21時38分33秒頃
オリオン座の南西あたりで北東から南西方向に不夜城に向かって流れました。
真ん中あたりの光は月のハレーション。

| | | コメント (0)

2023年2月 4日 (土)

木星 2023/02/04

夕方になっても晴れていました。等圧線の間隔は広く地上付近は風の弱い状態。こんな日はボケボケになるまいと思いながら望遠鏡を木星に向けてみました。
今週は冬の太平洋側とは思えないほど雲が邪魔したので6日ぶりの木星です。
Jup_202302040828_7
2月04日17時24~33分  D=180mm、F=2700mm、2.5×パワーメイト、ADC、Neptune-C II 、SharpCap 4.0、15ms、Gain=310
、4000フレームを50%スタック×10、RegiStax 6でWavelet処理

大赤斑が中央のタイミングでそこそこの気流に恵まれました。大赤斑の芯が見えています。これくらい見えたのは1ヵ月ぶりくらいです。
大赤斑の左には暗斑状の縞が繋がっています。大赤斑の南を通って右に伸びる縞は薄くなっています。
大赤斑のすぐ左下の白斑は7番、右端に5番白斑が見えています。
北赤道縞の南側は複雑な乱れ方をしています。

久しぶりの木星なので30分ごとに撮影しました。
Jup_202302040858_4
2月04日17時53~03分  D=180mm、F=2700mm、2.5×パワーメイト、ADC、Neptune-C II 、SharpCap 4.0、15ms、Gain=310、4000フレームを50%スタック×10、RegiStax 6でWavelet処理

Jup_202302040928_4
2月04日18時24~33分  D=180mm、F=2700mm、2.5×パワーメイト、ADC、Neptune-C II 、SharpCap 4.0、15ms、Gain=310、4000フレームを50%スタック×10、RegiStax 6でWavelet処理

高度が30度くらいまで下がって気流の影響が大きくなりました。暗斑列も分離できず単なる縞に見えています。
南半球の左端にかすかに8番白斑が見えています。

明日のほうが広く移動性高気圧に覆われるので雲が湧かなければ今日より期待できそうです。

| | | コメント (0)

都立日野高校新校舎には天文ドームが設置されつつあり

6:30起床。
北側の空は晴れていますが南側の空は相変わらずキレの悪い雲が漂っています。
雲が薄れて日差しが出るまで自転車は待機。

9:40出発~二子玉川~多摩川CR~府中四谷橋~浅川CR~万願寺歩道橋~浅川CR~多摩川右岸~多摩大橋~多摩川CR~羽村~根がらみ前水田休憩
今日は東風に変わるのが早く府中四谷橋あたりからは追い風となりました。

~羽村~多摩川CR~多摩大橋~多摩川右岸~浅川CR~万願寺歩道橋~浅川CR~府中四谷橋~多摩川CRで15:30帰宅。

ほぼ毎週通る都立日野高校新校舎は全体の姿も見え始めました。
最初の計画では新校舎は今年春完成予定だったと記憶していましたが今年の夏完成だそうです。
2020年夏から解体工事が始まって丸3年です。2020年入学の1年生は3年間のマスク生活と仮設校舎での勉強で卒業していくわけです。すごい世代です。

浅川左岸を河口側から走っていると工事中の裏側の校舎屋上に銀色に光る天体観測ドームが見えました。
P50_20230204
多摩モノレールが通る新井橋の上から見た都立日野高校新校舎上の天体観測ドーム

写真に撮りたかったので天体観測ドームがきれいに撮影できるポイントを探して浅川沿いを走り、ちょっと遠かったですがここが一番良かったので撮影しました。
旧校舎には天体観測ドームは無かったような気がします。教科として地学がおろそかにされて半世紀。僕が高校の時にはすでに地学は選べませんでした。現代にも天文に興味を持つ学生が存在し部活動として活動する意欲があるのはたのもしい限り。
写真からドームサイズを推定すると5~6m級です。果たしてドームの中に設置される望遠鏡はどんなんでしょう。文化祭の時に入り込んでみたくなりました。

走行距離:108km

| | | コメント (0)

2023年2月 3日 (金)

小惑星Julia(89)による12.3等星の恒星食を見る

あっという間に2月。寒中の寒さが続きますが、最近は天気変化が早春の様相で冬型が長続きせず変化が早くなりました。それにつれて晴天率も下がって宵空の木星を眺められる日がめっきり減りました。


1月29日20時42分頃、小惑星Julia(直径159km、10.4等)による12.3等星の食現象の予報があり、ベランダ天文台はその現象が起こるギリギリ北側に位置していましたが、ひょっとしたら誤差があって食現象が見えるかもと思い望遠鏡を向けました。
今回は恒星よりも小惑星が明るいので食が起こっても0.2等級しか減光しないので見た目では分かりません。
現象が起こるであろう時間帯に動画撮影して解析ソフトにかまして光度変化があったかどうかを調べました。

20230129
約1分間の光度を計測させましたが明確な減光は見られません。小惑星の影は予報通りベランダ天文台にはかからず南を通過して行ったようです。
そもそも気流の乱れによる明るさの変化量に対して予想された0.2等の減光量が飲み込まれている可能性もあります。

食予報時刻を過ぎ恒星と小惑星が離れていく姿を撮影してみました。
2049_pipp
1月29日20時49分~21時13分  D=127mm、F=1500mm、×0.5レデューサー、Neptune-C II 、SharpCap 4.0、80ms、Gain=570、250フレームライブスタック、縮小、PIPP

小惑星Juliaの4分毎24分間の動きです。中央の星がJuliaに隠されるはずだった12.3等のUCAC4 562-045465という恒星。
食の時刻は両者接近して1つの星に見えていましたが時間の経過とともに小惑星が恒星から離れていくのが見られました。

| | | コメント (0)

« 2023年1月 | トップページ | 2023年3月 »