木星 2023/02/04
夕方になっても晴れていました。等圧線の間隔は広く地上付近は風の弱い状態。こんな日はボケボケになるまいと思いながら望遠鏡を木星に向けてみました。
今週は冬の太平洋側とは思えないほど雲が邪魔したので6日ぶりの木星です。
2月04日17時24~33分 D=180mm、F=2700mm、2.5×パワーメイト、ADC、Neptune-C II 、SharpCap 4.0、15ms、Gain=310、4000フレームを50%スタック×10、RegiStax 6でWavelet処理
大赤斑が中央のタイミングでそこそこの気流に恵まれました。大赤斑の芯が見えています。これくらい見えたのは1ヵ月ぶりくらいです。
大赤斑の左には暗斑状の縞が繋がっています。大赤斑の南を通って右に伸びる縞は薄くなっています。
大赤斑のすぐ左下の白斑は7番、右端に5番白斑が見えています。
北赤道縞の南側は複雑な乱れ方をしています。
久しぶりの木星なので30分ごとに撮影しました。
2月04日17時53~03分 D=180mm、F=2700mm、2.5×パワーメイト、ADC、Neptune-C II 、SharpCap 4.0、15ms、Gain=310、4000フレームを50%スタック×10、RegiStax 6でWavelet処理
2月04日18時24~33分 D=180mm、F=2700mm、2.5×パワーメイト、ADC、Neptune-C II 、SharpCap 4.0、15ms、Gain=310、4000フレームを50%スタック×10、RegiStax 6でWavelet処理
高度が30度くらいまで下がって気流の影響が大きくなりました。暗斑列も分離できず単なる縞に見えています。
南半球の左端にかすかに8番白斑が見えています。
明日のほうが広く移動性高気圧に覆われるので雲が湧かなければ今日より期待できそうです。
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