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2023年2月18日 (土)

金星と木星 2023/02/18

西から天気が崩れてきていましたが関東地方は西にある山地の風下効果により中部山岳を越えてきた雲が消散する傾向にあり日没過ぎても晴れが継続。あれだけキレの悪い雲に邪魔されたのだからたまにはこういうことがなくちゃ。
今日の金星は赤外IR850フィルターで撮影。
Ven_202302180747_9
2月18日16時47分  D=180mm、F=2700mm、Neptune-C II、IR850、SharpCap 4.0、2ms、Gain=80、18000フレームを35%スタック、RegiStax 6でWavelet処理

赤外で撮影しても金星はのっぺりで模様は見えません。紫外線フィルターを試したくなってきました。

日が沈んだらすぐに木星へ
Jup_202302180833_2capture_lapl4_ap342
2月18日17時31~34分  D=180mm、F=2700mm、2.5×パワーメイト、ADC、IR850、 Neptune-C II、SharpCap 4.0、20ms、Gain=380、3000フレームを70%スタック×4、RegiStax 6でWavelet処理

金星撮影の時のIR850のまま撮影してしまいました。今日の木星はやたら暗いなとは感じていたのですが。
左の衛星はガニメデで白く明るく写りました。
南半球中央付近は5番白斑、左端の白いのは見え始めた大赤斑。
北赤道縞には暗く写る部分が多いです。

Jup_202302180901_1
2月18日17時56~05分  D=180mm、F=2700mm、2.5×パワーメイト、ADC、Neptune-C II 、SharpCap 4.0、15ms、Gain=320、4000フレームを50%スタック×10、RegiStax 6でWavelet処理

フィルターを戻して通常の撮影。山越えの気流で乱れていたのでクッキリ感はありませんがそんなにボケボケにはならず。
赤外と比べガニメデが暗く写っています。
北赤道縞の南側には青黒い雲が連なって湧いています。

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