金星と木星 2023/03/16
朝から日中は良く晴れたものの日没が近づくにつれて薄雲が流れ込み始めました。
どうも夕方になると雲の邪魔が入ります。
それでも金星は薄雲なら関係ない明るさなので日没と同時に撮影
3月16日17時55分 D=180mm、F=2700mm、2.5×パワーメイト、IR850、ADC、Neptune-C II 、SharpCap 4.0、3ms、Gain=260、18000フレームを40%スタック、RegiStax 6でWavelet処理
今回も赤外透過フィルターで模様が浮かび上がりました。RegiStaxで強めの処理をかけると効果があるようです。
赤道付近で北から南に暗い模様が垂れさがっているように見えます。
急いで木星に向かいましたが明るい低空&薄雲越しなのでファインダー内にいるのに見つけるのに一苦労。
3月16日18時05~06分 D=180mm、F=2700mm、2.5×パワーメイト、ADC、Neptune-C II 、SharpCap 4.0、25ms、Gain=360、2400フレームを70%スタック×2、RegiStax 6でWavelet処理
高度15度です。お隣とベランダを仕切る壁に口径の一部がケラレていましたがこれが今シーズン最後と決めて2ショット撮影。
ボケボケです。
今シーズンも木星には大変楽しまさせていただきました。
4月12日に合となった後は明け方の空に移りますが日出時高度が20度を越えてくるのは5月末。
しかし木星の赤緯が+10度を越えてくるのでベランダの東側の壁に遮られ、高度が35度まで上がる6月下旬でやっと経緯台に載せた5インチ鏡筒で射程内に入ります。赤道儀に載せた7インチ鏡筒で撮影できるようになるのは7月中旬過ぎてからでしょう。実質梅雨中なので梅雨明け以降が木星のシーズンとなります。4か月のブランクは長いです。
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