アルキメデスの夜明けをみる
26日の日の出ラインは雨の海の東部に進んでいました。
クレーター内が溶岩に埋め立てられているアルキメデス(83km)。クレーター内の標高は周辺の雨の海の標高から250mほど低いだけです。
クレーター内の平原にギザギザのリムの影が落ちています。
アルキメデスの北方には小さな山塊が散らばりそこから細長い三角形の山の影が長く伸びています。
日の出ライン付近ではわずかな標高差も浮き出して見えて面白い。
26日の日の出ラインは雨の海の東部に進んでいました。
クレーター内が溶岩に埋め立てられているアルキメデス(83km)。クレーター内の標高は周辺の雨の海の標高から250mほど低いだけです。
クレーター内の平原にギザギザのリムの影が落ちています。
アルキメデスの北方には小さな山塊が散らばりそこから細長い三角形の山の影が長く伸びています。
日の出ライン付近ではわずかな標高差も浮き出して見えて面白い。
昨日、一昨日と宵の時間帯ベランダから月を撮影することに成功。上弦前の明暗線の見やすい位相でした。
25日は晴れの海の北西側を縁取るコーカサス山脈付近が日の出ラインにあたり山脈が雨の海の平原に長い影を引いているのが見られました。
左側、雨の海の中に見える三日月型の光芒は上がアリスティルス、下がオートリクスというクレーターの外壁
上から1時間後の様子
月の高度が下がり気流が悪くなってボケていますが太陽高度が上がって山脈の影が短くなっています。
その1日後(26日)の様子
一面に日が当たるようになり山脈の影もふもとに落ちるだけとなっています。
アリスティルス、オートリクスクレーター内にも光が差し込んでいます。
3:40起床。
今日も濃密な薄雲の流れ込みで土星は肉眼で確認できず。
木星が庇から現れるのを待って無理やり撮影してみました。
6月26日04時06~11分 D=127mm、F=1500mm、2.5×パワーメイト、ADC、Neptune-C II 、SharpCap 4.0、20.0ms、Gain=400、3000フレームを70%スタック×6、1.5倍Drizzle、RegiStax 6でWavelet処理
薄雲がかかり続け光量が足らず、昨日より気流も悪くなりました。
南赤道縞の左縁に大赤斑が昇ってきつつあります。
南赤道縞は右から左に向かって幅が広がっているような見え方。
北赤道縞と南赤道縞はバランスの取れた幅と濃さ。
今シーズンも北赤道縞にアーチ状の構造が見えます。
木星撮影を終えて二度寝に入り7:00起床。
結構晴れていました。
まずは木星の処理をおこなってアップしてから自転車で出発。
9:40出発~多摩川CR~是政橋まで周回~多摩川CR~六郷橋~扇町~夜行~R132~千鳥町~川崎港海底トンネル~東扇島内周回
六郷橋を渡ってR15を左折して臨海部に向かうのですが左折場所を間違って扇町に入り込んでしまいちょっとロス。
東扇島と千鳥町の間は京浜運河の下を海底トンネルで通過します。自転車歩行者専用のトンネルがあり中は松姫トンネルほどではないにしろ冷えていました。
東扇島西公園
対岸に見えるのは扇島のJFE製鉄所。ここが廃止になって再開発されるらしい。
でも扇島に自転車で渡ることは現在できません。水江町のJFE敷地内からJFE専用の海底トンネルを通って東扇島に渡り、扇島大橋を渡って扇島に入るルートしかありません。
再開発された暁には自転車で侵入できるルートができるのでしょうか。
~川崎港海底トンネル~千鳥町~夜行~殿町~多摩川スカイブリッジ~多摩川CRで15:40帰宅。
走行距離:102km
3:40起床。
こってりとした薄雲に覆われていましたが薄まっている隙間があり木星がほんのり見えていたので撮影開始。
曇っているのを前提としていたので土星は捨てて木星一本に絞って5インチ鏡筒だけをベランダで冷やしておきました。
雲の薄まるタイミングがなかなかやって来ず、外がすっかり明るくなった4:18から10ショット撮影。
6月25日04時18~25分 D=127mm、F=1500mm、2.5×パワーメイト、ADC、Neptune-C II 、SharpCap 4.0、15.0ms、Gain=330、3600フレームを50%スタック×6、1.5倍Drizzle、RegiStax 6でWavelet処理
10ショット中使い物にならない4ショットを捨てて6ショットでDe-rotationしました。
2.5×パワーメイトの拡大率では像が小さいのでスタック時に1.5倍のDrizzleをかけて大きくしてみました。拡大すると模様が見やすくなります。
薄雲越しなので光量不足ですが気流は悪くありませんでした。
南半球中緯度の中央から右に白斑が3つ見えます。
この付近の北赤道縞は2列に分かれています。その北側中央付近の白斑が明るく見えます。
3:30念のため起きて見るもどん曇りですぐ二度寝。
4:30起床。やや明るい曇り空。
夏至に近い週末。真夏の暑さでもなく昼間が長いので長距離走にはもってこいです。
今日は小田原へ。
5:30出発~多摩川CR~関戸橋~都18~野津田~県57~境川CR~遊行寺~R467~江の島休憩~R134~大磯~R1~10:10小田原。
良い名前の駅です。
駅の前のかまぼこ屋に入って買い物。
以前は試食があって各種かまぼこがつまみ食いできたのに感染症対策なのかケチっているのか試食は一切なし。
しかも各種かまぼこが爆値上げでショック。
まあ、いいんだ。軍資金は用意してきたので1諭吉分を適当に見繕って実家に発送。
10:30小田原出発~R1~大磯~R134~R467~遊行寺~境川CR~県57~野津田~都18~府中四谷橋~多摩川CRで16:30帰宅。
今日は途中で足がつらないようにセーブしながらくるくる回して走行。
走行距離:210km
3:30起床。
晴れてはいましたが濃密な薄雲が流れ込んで土星がやっと見えるくらいの空。
でも今日は経緯台で今シーズン初の木星を狙う目的があるので活動開始。
ベランダには土星用に7インチ、木星用に5インチ鏡筒を出して冷やしておきました。
木星が庇から現れるまで7インチ鏡筒で土星撮影
6月21日03時44~47分 D=180mm、F=2700mm、2.5×パワーメイト、ADC、Neptune-C II 、SharpCap 4.0、25ms、Gain=450、3000フレームを50%スタック×3、RegiStax 6でWavelet処理
濃密な薄雲の通過中で圧倒的に光量不足。でも気流は悪くありませんでした。スタック枚数が少ないので画像が荒れ気味です。
すぐに赤道儀と7インチ鏡筒を撤収して5インチ鏡筒の乗った経緯台をセッティング。
木星でアライメントして導入。庇ギリギリでしたが口径が庇にケラレることはありませんでした。
6月21日04時09~10分 D=127mm、F=1500mm、2.5×パワーメイト、ADC、Neptune-C II 、SharpCap 4.0、15.0ms、Gain=300、3600フレームを40%スタック×2、RegiStax 6でWavelet処理
今シーズン初の木星像です。背景が明るくなってきて衛星を使ったバーティノフマスクでのピント合わせができず見た目で合わせました。
6ショット撮影しましたが後半4ショットは薄雲が厚く光量不足でボツ。2ショットでDe-rotationしました。
経緯台の場合は視野回転するので位置合わせを1枚づつするので面倒ですが今回は2ショットだけなので苦にならず。
焦点距離も伸ばせないのでちっこめの木星像です。
いろいろ条件は悪かったですがさすがは木星。ちゃんと模様を見せてくれます。
たぶん大赤斑が見えてくる前の面。南半球にいくつか白斑が見られます。
北赤道縞、南赤道縞ともに幅が広がったでしょうか。
右下の方の衛星はガニメデ。
やっと経緯台の5インチ鏡筒での撮影ができるようになりました。
赤道儀に載せた7インチ鏡筒で撮影できるようになるのは7月半ばころでしょうか。
9月21日18時51分頃さそり座の一等星アンタレスが掩蔽されていた月の後ろ側から出現し、この時伴星が数秒先に出現してくるのを見るチャンスが来ます。
現象が起こるときのアンタレスの位置は
方位216.3度、高度17.8度
南西の低空です。この方向にあるマンションに掩蔽されている可能性があることは以前書きました。
この週末は梅雨の中休みに当たって16日~17日の晩の流星カメラで撮影した画像の中にマンション上空を西に沈んでいくアンタレスが写っているのに気づきました。
プラネタリウムソフトでこの日アンタレスが掩蔽から出現する位置に来る時刻を調べ、その時刻の流星カメラの画像を抜き出してみました。
不夜城マンションのちょっと上で光っている星がアンタレス。
この場所で月の後ろから出現してきます。これによりベランダから見ることができることが分かりました。
当日は木曜日平日ですが夏休みを充てるかテレワーク勤務にしてしまえばその時刻にベランダにいることができます。
残る問題は天気次第というところですね。こればっかりは。
2:40起床。
晴れていましたが毎度おなじみの薄雲が流れ込んでいました。
6月18日03時26~42分 D=180mm、F=2700mm、2.5×パワーメイト、ADC、Neptune-C II 、SharpCap 4.0、17.5ms、Gain=400、4000フレームを50%スタック×10、RegiStax 6でWavelet処理
気流は昨日より安定していましたが薄雲のせいで明るさが落ちたのでシャッタースピードを長めに、Gainも上げました。
15ショット撮影して良さげな10ショットでDe-rotationしました。
毎度同じような土星像ですが模様が殆ど無いので仕方ないですね。
木星は日出時で高度30度を越え方位も98度となってきました。右アームにした経緯台で5インチ鏡筒ならベランダからでもそろそろ射程に入ってきそうです。
4時過ぎに土星撮影を終えて流星チェックも終えて5時。二度寝するかどうか迷っていました。
空は快晴で雷雨の心配もなく朝日が明るく差し込んでいます。梅雨の時期に週末の晴天は貴重です。行かねばなるまいという気持ちが強くなり二度寝せずに自転車で出発することにしました。
5:30出発~多摩川CR~羽村~新奥多摩街道~青梅~R411~奥多摩湖
奥多摩湖に向かうR411檜村橋上
青梅を過ぎて多摩川の谷沿いになると朝の冷気が心地よい風てなって吹き降りてきました。空気が入れ替わって粘りつくような湿気は消えて初夏のような爽やかさ。ただ太陽光は夏至直前で強烈。
目の前の路面以外は一面の緑に覆われて空は真っ青。来てよかった。
月始めの大雨で奥多摩湖の水位は上昇しドラム缶橋は渡れるようになっていました。
~深山橋~R139~小菅村役場休憩~松姫トンネル
小菅村小永田集落
小菅村中心部からしばし登って松姫峠への分岐を見送りトンネルに向かう前に振り返ると見える風景。小さな尾根にへばりつくように集落が存在しています。スバラシイ。
僕は年に1回か2回しかこの風景をみませんが、ここに暮らす人は毎日がこの風景。
~R139~県505~猿橋~R20~相模湖休憩~R20~千木良~県515~県517~R412~津久井湖~R412~県47~町田街道~高尾~浅川CR~多摩川CRで16:20帰宅。
長さ3kmを越える松姫トンネルの中は冷え冷えでした。今日もトンネル内に吹き込んだ湿気が路面に触れて凝結してびしょびしょかと思っていましたが、予想外にドライ。一気に猿橋まで自由落下していきました。
その後は暑さと強烈な日差しにヘロヘロとなりながら惰性で帰還。八王子の浅川CRでニイニイゼミの声を聴いたような気がしますが空耳かも。
走行距離:201km
2:40起床。
天気は快晴でした。晴れていても慢性的にかかっていた薄雲もありません。上空の寒冷渦が通過して寒気とともに乾燥した空気に入れ替わり透明度の良い空でした。
さっそく9日ぶりの土星撮影
6月17日03時15~39分 D=180mm、F=2700mm、2.5×パワーメイト、ADC、Neptune-C II 、SharpCap 4.0、15ms、Gain=380、5000フレームを40%スタック×15、RegiStax 6でWavelet処理
寒気の影響で気流が悪いと予想していましたがそれほどでもありません。
20ショット撮影して良さげな15ショットでDe-rotationしました。
土星の輪の傾きは地球と土星の公転軌道の関係で今頃が7度上から見下ろして年内で一番細くなっています。このあと11月に向けて13度まで開いていきます。
一晩晴れたのは久しぶりですが流星が写ったのはもっと久しぶりです。
ZWO ASI224MC+Player One 2.1mmCSレンズ 露出2.0秒、Gain:260
6月17日02時42分59秒頃
いて座の東側を右から左に流れました。
数回小バクハツして光度変化しています。
6月17日04時45分43秒頃
空がすっかり明るくなっていましたが流星が写っていました。
左下のアンテナの先に土星、流星の右上はわし座のアルタイル。
久しぶりに夜まで晴れ上がりました。
タイミングよくCSSが上空を通過したので撮影。
西南西の空から東北東に向かってほぼ天頂付近を通過して行きました。
6月27日19時18分ころ D=127mm、F=1500mm、Neptune-C II 、SharpCap 4.0
天頂付近は庇で隠れるのでその前の姿です。
最近3人の宇宙飛行士が交代したとか書いてありました。十字の上に出っ張ってる部分に乗ってきた宇宙船がドッキングしています。
十字の下のくびれた先は輸送船がドッキングしています。
その後も人工衛星の追尾練習
Okaen3という人工衛星を撮影したら何らかの構造が写りました。
月面北東部にあるヘルクレス付近。
D=180mm、F=2700mm、Neptune-C II 直焦点
月の地平線が見えて月周回軌道上の宇宙船から眺めているような感じ。
右上のグレーのクレーター底をした大きなクレーターはエンディミオン(直径123km)。
下に並んでいるクレーターは左ヘルクレス(69km)、右アトラス(87km)。
ヘルクレスのクレーター底はリムから3500mの深さがあり溶岩で埋められて中央丘の先っぽがかすかに白く見えています。その下にあるクレーターはヘルクレスG(14km)で、ヘルクレスクレーター底からさらに2500mの深さがあります。
ヘルクレスの南北断面
5:30起床。
超どんよりとした曇り空。今にも霧雨が落ちて来そうで湿度99%。
念のためレーダーを確認すると梅雨前線の雨雲は南岸まで下がり予報では今日は北上してこないようなので出発準備。
霧雨に遭遇したらすぐに引き返すことに決めて自転車で出発。
6:20出発~二子玉川~多摩川CR
是政橋で折り返して近所周回という考えもありましたが雨は無かったので先に進みました。
~羽村~新奥多摩街道~青梅~R411~日向和田~都45~都238~梅ヶ谷峠~都251~秋川街道~五日市~都165~都29~草花丘陵あたり~羽村
羽村で折り返すという考えでしたがうっすら明るさが出たので先に進みました。青梅の先で多摩川対岸の尾根上に雲がかかっていたのを見て梅郷で折り返し。つい小粒でピリリと辛い梅ヶ谷峠の上りに入ってしまいました。
途中で筋肉隆々の外人ライダー4人を追い抜いて峠を通過。下りの途中で筋肉隆々に追い抜かれました。
~多摩川CR~多摩大橋~多摩川右岸~浅川CR~万願寺歩道橋~浅川CR~府中四谷橋
曇り空ながら薄日が差してきました。一日どんより曇り空のつもりだったので日焼け止めを塗って来なかったことを後悔しつつ雨の心配は完全に消えたのでもう一度羽村に向かいました。
~多摩川CR~羽村折り返し~多摩大橋~府中四谷橋間3周回~多摩川CRで16:20帰宅。
明日は雨予報で走れなさそうなので今日は距離を稼ぐことにして多摩大橋~府中四谷橋間を3周回してから帰宅。
走行距離:210km
5月27日夜と6月8日未明の月面で死の湖あたりを撮影していましたが、月の首振り運動による見え方の違いが大きかったので並べてみます。
上:5月27日19時06分 D=180mm、F=2700mm、Neptune-C II 直焦点
下:6月08日02時46分 同上
月の首振りにより緯度方向で3度、経度方向で13度こちら側にい向いて6月8日の方が月の北東側を見やすくなっています。
さらに月との距離も36000kmほど近づいているのでほぼ1割大きく見えています。8日の方が気流が悪いので少しボケた感じですが角度が良くなり距離が近づいた分良く見えています。
死の湖は直径151kmほどで衝突クレーターが溶岩に埋められてできたもので右側の壁は溶岩に埋没してしまっています。何でこんな名前なんでしょうか。
湖の中にあるクレーターが直径40kmのビュルク。ビュルクの左側にはいく筋かの溝や谷が見られます。
ビュルクという名称は、1819年の掩蔽現象中にアンタレスの伴星を発見したオーストリアの天文学者ヨハン・トビアス・ビュルクから来ているそうです。
アンタレス主星は1.0等(変光星)、伴星は5.4等で主星の西側2.5秒の位置にあります。
明るさと7インチ望遠鏡の分解能からしたら楽勝で見えそうなのですが天文年鑑には主星の明るさと近さから見えないと書かれています。
今年9月21日の夕方アンタレスの掩蔽があります。このとき主星より7秒先に伴星が月から出現してきます。この7秒間だけビュルクが観測した伴星を見ることができるようです。
今から楽しみです。ただ、見える方向が南西高度18度くらいなのでひょっとすると南西方向のマンションに掩蔽されているかもしれません。
週間予報は星見にとってはこの先暗黒の予報が連なっていましたが昨夜は星が見え、未明から午前中は晴れそうな予報があったので望遠鏡をベランダに出して就寝。
2:40目が覚めました。
眠そうな黄色い月が南の低空にかかり今日も薄雲がかかって滲んでいます。
土星も南東の空低く見えていたので晴れているうちに撮影しようと起きだしました。
気象衛星画像を見ると一気に雲が厚くなることはなさそうだったので土星の高度が上がるのを待ちつつ月を撮影。
処理は後回しにして3:40過ぎから土星を撮影開始
6月08日03時43~08分 D=180mm、F=2700mm、2.5×パワーメイト、ADC、Neptune-C II 、SharpCap 4.0、15ms、Gain=430、5000フレームを40%スタック×20、RegiStax 6でWavelet処理
ほぼ連続して撮影し続けた20ショットでDe-rotationしました。
ベールのような薄雲越しでしたが気流は良く今季一番の写りでした。
次回撮影できそうなのは来週台風3号が通り過ぎた後にやってくるはずの晴れ間でしょうか。
3:30起床。
前夜の予報では朝方は晴れだったので望遠鏡を出して就寝。起きてみると薄雲だらけの空でしたが土星が見えていたので撮影。
6月06日03時42~09分 D=180mm、F=2700mm、2.5×パワーメイト、ADC、Neptune-C II 、SharpCap 4.0、20ms、Gain=430、3500フレームを50%スタック×6、RegiStax 6でWavelet処理
16ショット撮影したうち雲の影響の少ない方から6ショットを採用してDe-rotation。
結果を見る限りあれだけの薄雲がかかりながらも気流は落ち着いていたようです。
3:00起床。
晴れてはいましたが満月を過ぎた月には南西の空低くで薄雲がかかってちょっと黄ばんで滲んだ感じ。
試しに欠け際を拡大撮影してみましたが気流の影響が大きくてボツ。
すぐに土星に向かいましたがまだ高度が低く気流の影響が大きいので拡大撮影はしばらく待つことに。その間に衛星がいっぱい見えていたので撮影してみました。
6月05日03時13分 D=180mm、F=2700mm、Neptune-C II 、SharpCap 4.0、200ms、Gain=450、300フレームを70%スタック、RegiStax 6でWavelet処理
直焦点ですがシャッタースピードを200msもかけたので衛星は気流で踊ってしまって大きく写っています。
タイタンは特別に大きくて8.9等、そのほかは10~11等、エンケラドゥスは12.2等。エンケラドゥスのすぐそばにミマスもいるのですが13.4等で写っていないです。
6月05日03時41~46分 D=180mm、F=2700mm、2.5×パワーメイト、ADC、Neptune-C II 、SharpCap 4.0、20ms、Gain=430、3500フレームを50%スタック×6、RegiStax 6でWavelet処理
10ショット撮影中薄雲が濃くなって6ショットで打ち切り。
高度が上がっても薄雲と気流の影響で今一つでした。
今日の12時42分が満月でした。
雲がかかって朧月でしたが21時過ぎて雲が切れたのでサクッと1枚撮影。
6月04日21時24分 D=60mm、F=370mm、Neptune-C II 、SharpCap 4.0、5ms、Gain=40、1500フレームを30%スタック、RegiStax 6でWavelet処理、縮小
右側が欠け始めています。
これで3月から4か月連続で満月をGETです。
昨夜はベランダに望遠鏡をセットしたまま就寝。3時に起きて一週間ぶりの土星を撮影する予定でした。
1:30ふと目覚めてトイレへ。ついでに外を見ると曇って月も見えていないのですぐに二度寝。
3:00起床。相変わらず曇っていたのですぐに三度寝に入りました。
4:00起床。念のため外を見ると曇っていたので四度寝に入りました。これでもう土星撮影は無理。
5:00起床。晴れて日差しが出ています。なんてこったい。
何度も起きたので寝た気になりませんが昨日走っていないので早朝出発して三浦半島三崎港を目指しました。
5:50出発~多摩川CR~六郷橋~R15~横浜~R357~八景島~R16~横須賀~R16~県209~浦賀~県210~久里浜~R134~県215~三崎港~県26~R134~ソレイユの丘~荒崎休憩
自転車で三崎港を目指すのは4年ぶり。今日は朝のうちから南風が吹いて向かい風でした。走り切れるか不安でした。
田浦の赤さび倉庫は健在でした。スバラシイ。
三崎港はスルーしてソレイユの丘を越えて荒崎で大休止。
ベンチで20分ほど昼寝。
~R134~江の島休憩~R467~遊行寺~境川CR~県57~野津田~都18~関戸橋~多摩川CRで17:30帰宅。
午前中は日差しが熱かったですが海風は涼しく快適。帰路はほぼ追い風で雲が広がって日差しを遮り快適。
走行距離:216km
一日半続いた記録的大雨も止んで午後から久しぶりに青い空が広がりました。
昨日は強烈な南風が吹きつけ外光よけにベランダに巻き付けた農業用遮光ネットも大きくはためき、止めていた洗濯クリップのいくつかが地上に吹き飛ばされて散乱していました。もうちょっとで遮光ネット自体もどこかに飛んで行ってしまうところでした。
陽が沈むと南東の空低くに大きな月が黄色くあがってきたので一週間ぶりに望遠鏡を出して撮影しようとしましたが、台風の持ち込んだ熱帯の空気が初夏の空気に入れ替わる最中で気流は荒れ気味。月の高度も低く撮影は断念。
一週間前の上弦の時に比較的気流が良く7インチ鏡筒で拡大撮影したものを貼っておきます。
アルバテグニウス(直径130km)
クレーター中央左寄りに三日月型の中央丘があり右からの太陽光を受けて白く輝き長い影を左に伸ばしています。
クレーター底にはほとんど影を引かない浅い円形のくぼ地がいくつも見られます。中央やや右上には細長いくぼ地も見えます。くぼ地周辺の小さな衝突クレーターと見え方が異なり成因が違うものなのかもしれません。
左下クレーター縁には直径44kmのクラインクレーターにより壊されています。
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