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2023年6月21日 (水)

土星と木星 2023/06/21

3:30起床。
晴れてはいましたが濃密な薄雲が流れ込んで土星がやっと見えるくらいの空。
でも今日は経緯台で今シーズン初の木星を狙う目的があるので活動開始。

ベランダには土星用に7インチ、木星用に5インチ鏡筒を出して冷やしておきました。
木星が庇から現れるまで7インチ鏡筒で土星撮影
Sat_202306201846_0
6月21
日03時44~47分  D=180mm、F=2700mm、2.5×パワーメイト、ADC、Neptune-C II 、SharpCap 4.0、25ms、Gain=450、3000フレームを50%スタック×3、RegiStax 6でWavelet処理

濃密な薄雲の通過中で圧倒的に光量不足。でも気流は悪くありませんでした。スタック枚数が少ないので画像が荒れ気味です。

すぐに赤道儀と7インチ鏡筒を撤収して5インチ鏡筒の乗った経緯台をセッティング。
木星でアライメントして導入。庇ギリギリでしたが口径が庇にケラレることはありませんでした。
Jup_202306201910_3
6月21日04時09~10分  D=127mm、F=1500mm、2.5×パワーメイト、ADC、Neptune-C II 、SharpCap 4.0、15.0ms、Gain=300、3600フレームを40%スタック×2、RegiStax 6でWavelet処理

今シーズン初の木星像です。背景が明るくなってきて衛星を使ったバーティノフマスクでのピント合わせができず見た目で合わせました。
6ショット撮影しましたが後半4ショットは薄雲が厚く光量不足でボツ。2ショットでDe-rotationしました。
経緯台の場合は視野回転するので位置合わせを1枚づつするので面倒ですが今回は2ショットだけなので苦にならず。
焦点距離も伸ばせないのでちっこめの木星像です。

いろいろ条件は悪かったですがさすがは木星。ちゃんと模様を見せてくれます。
たぶん大赤斑が見えてくる前の面。南半球にいくつか白斑が見られます。
北赤道縞、南赤道縞ともに幅が広がったでしょうか。
右下の方の衛星はガニメデ。

やっと経緯台の5インチ鏡筒での撮影ができるようになりました。
赤道儀に載せた7インチ鏡筒で撮影できるようになるのは7月半ばころでしょうか。

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