木星、土星、天王星、海王星 2023/07/28
1:30目覚めてしまったので惑星撮影に入りました。
今朝も高い所の雲が流れていましたが安定した晴れが続きます。日中は猛暑日ですが明け方は25度近くまで下がるので快適。
木星が庇から出てくるまでかなり時間があるので火星以外の外惑星を同一拡大率で狙いました。
まずは一番西にいる土星から
7月28日01時43~54分 D=180mm、F=2700mm、2.5×パワーメイト、ADC、Neptune-C II 、SharpCap 4.0、15ms、Gain=420、4000フレームを60%スタック×12、RegiStax 6でWavelet処理
いつもの姿です。安定しています。木星までの距離の2倍のところにいます。
土星の東にいる海王星に向かいます。
今日はきちんとアライメントしてあるので自動導入で電子ファインダーの画面内中央付近に一発で入りました。
7月28日02時37分 D=180mm、F=2700mm、2.5×パワーメイト、ADC、Neptune-C II 、SharpCap 4.0、50ms、Gain=500、1000フレームを70%スタック、RegiStax 6でWavelet処理
雲の合間を縫って何回か撮影してやっとスタックが成功。青い色が出ました。土星までの距離の3倍の遠い所にいます。
海王星の東にいる木星が庇から登場しました。
7月28日02時52~59分 D=180mm、F=2700mm、2.5×パワーメイト、ADC、Neptune-C II 、SharpCap 4.0、5ms、Gain=430、4000フレームを50%スタック×10、RegiStax 6でWavelet処理
大赤斑が中央を過ぎたところでした。右端はエウロパ。
気流が今一つですが南赤道縞の南縁にあるリング暗斑が大赤斑の右上に入り込んでいます。
7月28日03時53~58分 D=180mm、F=2700mm、2.5×パワーメイト、ADC、Neptune-C II 、SharpCap 4.0、5ms、Gain=430、4000フレームを50%スタック×8、RegiStax 6でWavelet処理
色付き白斑が中央。右端の1番白斑から左端の4番白斑まで見えています。
大赤斑の左側の白い雲の沸き上がりがおとなしい感じです。
木星の東にいる天王星が庇から出てきたので向かいました。
7月28日04時12分 D=180mm、F=2700mm、2.5×パワーメイト、ADC、Neptune-C II 、SharpCap 4.0、25ms、Gain=480、2000フレームを60%スタック、RegiStax 6でWavelet処理
海王星より明るので比較的簡単です。木星までの距離の4倍遠い所にいます。右側が明るく写っています。
木星に戻って最後の一枚。
7月28日04時52~58分 D=180mm、F=2700mm、2.5×パワーメイト、ADC、Neptune-C II 、SharpCap 4.0、5ms、Gain=370、4000フレームを50%スタック×10、RegiStax 6でWavelet処理
2番白斑から5番白斑まで写っています。
今シーズン初めて5番白斑が丸く見えました。
処理は後回しにしてすぐに二度寝に入りました。
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