土星と木星 2023/07/07
1:30起床。
月の光が部屋に差し込んでいました。ようやく惑星時間に晴れが巡ってきました。7月初めてのベランダ天文台活動。
しかし空を見るとお決まりの薄雲だらけ。
ウォーミングアップに月を直焦点撮影してから土星に向かいました。
7月07日02時49~55分 D=180mm、F=2700mm、2.5×パワーメイト、ADC、Neptune-C II 、SharpCap 4.0、20ms、Gain=380、4000フレームを50%スタック×6、RegiStax 6でWavelet処理
雲の間合いを見ながら薄雲越しに10ショット撮影して良さげな6ショットでDe-rotationしました。
土星を撮影するのも久しぶりですが変化はありません。
でも大きくなってきました。
3:30過ぎて試しに7インチ鏡筒を土星から庇ギリギリの木星に向けてみました。まだ見えないようなら経緯台の5インチで撮影するよう準備していましたが視野に入ってきました。
ただ、庇で口径食を起こしていたのでしばらく待ち。
7月07日03時51~01分 D=180mm、F=2700mm、2.5×パワーメイト、ADC、Neptune-C II 、SharpCap 4.0、15ms、Gain=320、4000フレームを45%スタック×10、RegiStax 6でWavelet処理
今シーズン7インチでの初撮影。ほぼ4か月ぶりです。薄雲越しですが気流もまあまあでした。やっぱり木星面は面白いですな。
6月25日に撮影した面とほぼ同じところで5インチと比べると解像度が全然違います。
北赤道縞の北側縁の白斑が目立ちます。
7月07日04時18~25分 D=180mm、F=2700mm、2.5×パワーメイト、ADC、Neptune-C II 、SharpCap 4.0、15ms、Gain=320、4000フレームを45%スタック×7、RegiStax 6でWavelet処理
せっかくなのでもう一枚掲載。
南赤道縞中央付近に赤茶の島状斑点が見えます。
今日の結果から方位が101度になると7インチでも撮影可能となることが確認できました。
木星の出が0:30で方位72度、101度になったのが3:45頃なので木星出から3時間15分後でした。
これからは木星出から3時間15分後を狙って早起きしていくことになるのでまだしばらくは早寝早起きの生活です。
| 固定リンク | 0
コメント