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2023年9月

2023年9月30日 (土)

満月 2023/09/29

昨夜は満月で中秋の名月と同日に重なりました。
厚い雲がかかってなかなか姿を見せなかったですが雲の切れ間をじっくり待って撮影できました。
Moon_202309291305_038
9月29日22時05分  D=60mm、F=370mm、Neptune-C II 、SharpCap 4.0、縮小
満月の瞬間は18:58頃で3時間ほど経過していますが今回の満月は地球の影の南側のすぐ近くを通ったのでわずかに右上が欠けているだけでまん丸です。

すかさず望遠鏡を交換して木星に向かいましたがすぐに曇りました。
Jup_202309291338_8
9月29日22時38~39分  D=180mm、F=2700mm、2.5×パワーメイト、ADC、Neptune-C II 、SharpCap 4.0、10ms、Gain=360、4000フレームを70%スタック×2、RegiStax 6でWavelet処理

対流性の雲だったので雲のそばは気流が悪く大揺れでボケボケ。
エウロパとその影が落ちています。

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2023年9月29日 (金)

木星 2023/09/28-29

日本海を進んだ低気圧に向かって暖気が流れ込み真夏の暑さが戻りました。日が暮れてからも気温の低下がゆっくりでムンムンとした夜。
木星が庇から現れるのは22:30頃まで早まってきました。今日は前半に大赤斑の面が来るので早寝しないで木星撮影に入りました。
Jup_202309281341_2
9月28日22時37~44分  D=180mm、F=2700mm、2.5×パワーメイト、ADC、Neptune-C II 、SharpCap 4.0、15ms、Gain=320、4000フレームを50%スタック×8、RegiStax 6でWavelet処理

庇から出たてで高度40度。低気圧の影響で上空の西風が強まっていて気流は悪くボケボケでした。

Jup_202309281435_2
9月28日23時31~38分  D=180mm、F=2700mm、2.5×パワーメイト、ADC、Neptune-C II 、SharpCap 4.0、15ms、Gain=310、4000フレームを50%スタック×8、RegiStax 6でWavelet処理

高度が上がり庇からも離れて建物からの影響が減り少し解像度が上がりました。
大赤斑を取り巻いていたグレーの雲がだいぶ薄れ、右に伸びていた細い縞もかすかになっています。
南赤道縞の右方向から大きなリング暗斑が2つ接近してきました。右上で折り返している茶縞の流れにどんな影響を与えるでしょうか。
大赤斑の左側は活発な白い雲の沸き上がりが続いています。
色付き白斑はグレーの輪郭が失われいよいよ見えなくなってきました。
2番白斑と3番白斑の距離が縮まってきました。

Jup_202309281534_1
9月29日00時30~37分  D=180mm、F=2700mm、2.5×パワーメイト、ADC、Neptune-C II 、SharpCap 4.0、15ms、Gain=320、4000フレームを50%スタック×8、RegiStax 6でWavelet処理

空の透明度が悪くなり大きな月の光で靄ったような白い空になっていますが木星はさらに良く見えるようになりました。
色付き白斑の後ろから始まるグレーの縞が2列の暗斑列になっているのが見えてきました。
北赤道縞の中央付近から左下に直線状のフェストン、大赤斑の左に南赤道縞を横切るような直線状の縞が目立っています。

Jup_202309281637_5
9月29日01時33~41分  D=180mm、F=2700mm、2.5×パワーメイト、ADC、Neptune-C II 、SharpCap 4.0、15ms、Gain=330、4000フレームを50%スタック×8、RegiStax 6でWavelet処理

北日本を通過した低気圧に伴う前線が通過しているようで北から雲が流れ込み始め気流が急に悪化しました。高度が70度近いのに詳細は見えなくなっています。
この後雲は増え続けて全天を覆い終了。

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2023年9月26日 (火)

木星 2023/09/26

軽く2時間ほど仮眠して23:30から活動開始。
上空高い所の雲が流れてはいましたがほぼ晴れの天気。雲の流れも遅く気流は良くなってきているように見えました。

Jup_202309251457_2
9月25日23時53~00分  D=180mm、F=2700mm、2.5×パワーメイト、ADC、Neptune-C II 、SharpCap 4.0、15ms、Gain=290、4000フレームを50%スタック×8、RegiStax 6でWavelet処理

グレーの雲に縁取られた1番白斑が目立ちます。
その北側には暗斑列の発生源。

Jup_202309251602_0
9月26日01 時58~05分  D=180mm、F=2700mm、2.5×パワーメイト、ADC、Neptune-C II 、SharpCap 4.0、15ms、Gain=300、4000フレームを50%スタック×8、RegiStax 6でWavelet処理

雲がかかり気流が悪くなりました。
大赤斑が見えてきましたが詳細が見えません。

Jup_202309251726_9
9月26日02時24~29分  D=180mm、F=2700mm、2.5×パワーメイト、ADC、Neptune-C II 、SharpCap 4.0、10ms、Gain=320、4000フレームを50%スタック×8、RegiStax 6でWavelet処理

南から流れ込む下層の雲の邪魔があり撮影時間を短縮するためシャッタースピードを速くしたところ思いのほか解像しました。
大赤斑を取り囲んでいるグレーの雲は薄くなった感じ。
大赤斑左上の白い雲の沸き上がりが激しいです。
大赤斑左下にいる色付き白斑はいよいよ見えにくくなりました。

Jup_202309251821_0
9月26日03時17~24分  D=180mm、F=2700mm、2.5×パワーメイト、ADC、Neptune-C II 、SharpCap 4.0、15ms、Gain=300、4000フレームを50%スタック×8、RegiStax 6でWavelet処理

低空の雲は去りましたがまた元の気流に戻り詳細が見えなくなりました。
この後も期待薄なのでこれで打ち切って本寝に入りました。

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2023年9月25日 (月)

木星 2023/09/25

4日ぶりの木星です。
夏の太平洋高気圧は勢力を弱め秋雨前線は南下して移動性高気圧に北から覆われる天気で下層は東寄りの風、上層は北西風で不揃い。木星は細かく揺れていました。
朝の気温は昨日よりも下がって17度くらい。過ごしやすくなりましたが木星面は詳細が見えにくくなりました。
どっちが良いかと聞かれたら暑くても好気流が続いた頃を選びます。

Jup_202309241437_4
9月24日23時33~41分  D=180mm、F=2700mm、2.5×パワーメイト、ADC、Neptune-C II 、SharpCap 4.0、15ms、Gain=340、4000フレームを50%スタック×8、RegiStax 6でWavelet処理

7番白斑が見えています。
北赤道縞の中央付近北側に大きな白斑。その前後には白い雲の切れ込みがあるようです。
気流が良くないので今日は仮眠時間を1時間半に伸ばして撮影間隔をあけることにしました。

Jup_202309241604_0
9月25日01時00~07分  D=180mm、F=2700mm、2.5×パワーメイト、ADC、Neptune-C II 、SharpCap 4.0、15ms、Gain=290、4000フレームを50%スタック×8、RegiStax 6でWavelet処理

この時間が一番気流が良かったようです。
北赤道縞には数か所白い輝点が湧いているようです。
中央付近の8番白斑の北には大赤斑の右から流れてくる暗斑列と色付き白斑の後ろに延びる縞が途切れたあたりから続く暗斑列、白斑の南側にも暗斑列が見られます。

Jup_202309241704_2
9月25日02時00~07分  D=180mm、F=2700mm、2.5×パワーメイト、ADC、Neptune-C II 、SharpCap 4.0、15ms、Gain=290、4000フレームを50%スタック×8、RegiStax 6でWavelet処理

目覚まし設定を誤り1時間後に起きてしまいました。
気流が悪くなっています。左端はイオ。
南半球高緯度の左寄りに赤っぽい白斑が見えます。

Jup_202309241834_1
9月25日03時30~37分  D=180mm、F=2700mm、2.5×パワーメイト、ADC、Neptune-C II 、SharpCap 4.0、15ms、Gain=290、4000フレームを50%スタック×8、RegiStax 6でWavelet処理

相変わらずの気流です。
1番白斑が見えてきました。

Jup_202309242023_8
9月25日05時17~28分  D=180mm、F=2700mm、2.5×パワーメイト、ADC、Neptune-C II 、SharpCap 4.0、15ms、Gain=290、4000フレームを50%スタック×8、RegiStax 6でWavelet処理

少し粘って大赤斑まで頑張りましたが東から流れてくる下層雲と上層を西から流れてくる薄雲の邪魔も入ってボケボケです。
南赤道縞の茶縞が大赤斑の右上で折り返す様子に変化はありません。
この時間になると木星は大きく西に移動して庇に隠れる寸前でした。

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2023年9月24日 (日)

やっと秋が来た

6:00起床。
曇っています。
昨晩はうっすらと木星が見えたので望遠鏡をベランダに出して時々起きだして空の様子を見ていましたが雲が切れることは無く朝まで望遠鏡のフタが開くことはありませんでした。
気温は20度を割り込んで18度くらいまで下がり暑さに慣れた体にはヒンヤリと感じてトリハダが立ってしまうほど。しかしお隣のエアコン室外機は全力運転を継続していました。どんだけ暑がりなのやら。

7:10出発~多摩川CR~府中四谷橋~浅川CR~万願寺歩道橋~浅川CR~多摩川右岸~多摩大橋~羽村~新奥多摩街道~青梅~R411~奥多摩湖休憩
20230924_105937
空気感がすっかり秋の気配。一時期渇水が心配されていましたが奥多摩湖に限っては心配ないようです。
先週は焼け付くほど暑く感じた日差しが気温が下がっただけでやわらかく感じるようになりました。
走っていても掻いた汗がすぐ乾きサラサラで快適。カエルのように常に肌が汗でぬれていた先週までが嘘のようです。

~R411~青梅~新奥多摩街道~羽村~多摩川CR~多摩川原橋~多摩川に沿った道で15:00帰宅。

今夜は府中の花火大会で府中市側の多摩川CRは通行止め。川崎側も多摩川に向かう人の流れが始まっていたので多摩川原橋から多摩川CRをすてて一般道で帰宅。

走行距離:163km

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2023年9月21日 (木)

木星 2023/09/21

前日は雷こそなかったものの夜もずっと曇り空が続いたので安心して就寝。

3:20目覚めたので外を見る東の空から南中している木星付近は雲が無く晴れていたので慌てて望遠鏡を展開。
しかしピント合わせして撮影開始というところで南から流れ込んできた雲に覆われました。
せっかく準備したので粘り強く雲の切れ目待ちして撮影したのがこれ。
Jup_202309201919_9
9月21日04時18~20分  D=180mm、F=2700mm、2.5×パワーメイト、ADC、Neptune-C II 、SharpCap 4.0、10ms、Gain=340、4000フレームを60%スタック×4、RegiStax 6でWavelet処理

薄雲越しの雲の切れ目は小さく、スタック枚数を稼ぐためシャッタースピードを速くして撮影。使えたのは2分間だけでした。
昨日よりボケボケです。
大赤斑が右端、4番と5番白斑が中央に見えますが毎晩見慣れているからわかるだけ。左上はエウロパ。
北赤道縞中央左には白い雲の切れ込みが見えます。

そんなことより今日の月によるアンタレスの掩蔽はこの天気でどうでしょうか?

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2023年9月20日 (水)

木星 2023/09/20

0:00起床
透明度の落ちた空でしたが晴れていました。
Jup_202309191517_4
9月20日00時13~21分  D=180mm、F=2700mm、2.5×パワーメイト、ADC、Neptune-C II 、SharpCap 4.0、15ms、Gain=300、4000フレームを50%スタック×8、RegiStax 6でWavelet処理

気流は悪くなり小刻みな揺れが続いていました。模様もぼやけ気味で詳細が見えなくなりました。
北赤道縞左、中央、右手に白い雲の引き延ばされたラインは分かります。

Jup_202309191617_6
9月20日01時14~21分  D=180mm、F=2700mm、2.5×パワーメイト、ADC、Neptune-C II 、SharpCap 4.0、15ms、Gain=290、4000フレームを50%スタック×8、RegiStax 6でWavelet処理

安定して悪い気流が継続。高度が高いのに詳細は見えません。
7番と8番白斑。南赤道縞の赤茶の島状班。北赤道縞は活発なエリアが見えています。

Jup_202309191717_1
9月20日02時13~20分  D=180mm、F=2700mm、2.5×パワーメイト、ADC、Neptune-C II 、SharpCap 4.0、15ms、Gain=300、4000フレームを50%スタック×8、RegiStax 6でWavelet処理

見え方は一向に良くなりません。
暗斑列が点々と連なっているのがぼんやり見えます。

Jup_202309191822_2
9月20日03時18~26分  D=180mm、F=2700mm、2.5×パワーメイト、ADC、Neptune-C II 、SharpCap 4.0、15ms、Gain=320、4000フレームを50%スタック×6、RegiStax 6でWavelet処理

低い雲が南から流れ込んで木星にかかり撤収しようかと思いましたが無理やり撮影。
うーむ。

Jup_202309191914_0
9月20日04時10~17分  D=180mm、F=2700mm、2.5×パワーメイト、ADC、Neptune-C II 、SharpCap 4.0、15ms、Gain=300、4000フレームを50%スタック×8、RegiStax 6でWavelet処理

雲は去りましたが気流は変わらず。
これまでが良い気流の下で見続けて来たので目が肥えてしまっていました。
秋の気流とのお付き合いが始まりそうです。

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2023年9月19日 (火)

木星 2023/09/19

0:00起床。
今日も透明度が高い快晴で気流もよさそうでしたが日中の南風が残りベランダに吹き付けて望遠鏡を揺らしていました。
秋雨前線の準備は出来ているようですがまだ大併用高気圧が強く南岸まで下がりません。おかげで毎晩夏の気流の中で木星を見ていられるわけです。

Jup_202309181514_0
9月19日00時10~17分  D=180mm、F=2700mm、2.5×パワーメイト、ADC、Neptune-C II 、SharpCap 4.0、15ms、Gain=280、4000フレームを50%スタック×8、RegiStax 6でWavelet処理

風による揺れですこしブレた感じ。前半は大赤斑の面です。
南赤道縞の動きは変化無いようです。1番白斑の上の方にリング暗斑があります。これが大赤斑に接近した時どうなるか。
1番白斑と2番白斑の間に白い帯があり途中暗斑で区切られて分割されているように見えます。

Jup_202309181614_0
9月19日01時10~17分  D=180mm、F=2700mm、2.5×パワーメイト、ADC、Neptune-C II 、SharpCap 4.0、15ms、Gain=280、4000フレームを50%スタック×8、RegiStax 6でWavelet処理

大赤斑ほぼ正面のタイミング。
大赤斑を取り巻く薄暗い雲は相変わらずまとわりついています。ぱっと見大赤斑が大きくなったような錯覚。
色付き白斑のに輪郭がなく目立ちません。

Jup_202309181714_1
9月19日02時10~17分  D=180mm、F=2700mm、2.5×パワーメイト、ADC、Neptune-C II 、SharpCap 4.0、15ms、Gain=280、4000フレームを50%スタック×8、RegiStax 6でWavelet処理

北赤道縞の南縁には青黒い雲が多く見られますが北側の茶色の縞は幅が狭く縞の一番細い区域です。
色付き白斑が正面に近い位置ですが周辺の色と差が無く目立ちません。

Jup_202309181814_0
9月19日03時10~17分  D=180mm、F=2700mm、2.5×パワーメイト、ADC、Neptune-C II 、SharpCap 4.0、15ms、Gain=280、4000フレームを50%スタック×8、RegiStax 6でWavelet処理

北赤道縞中央のダブル輝点は左上右下に拡散して広がり、新たに白い輝点が発生しています。
白斑列の北側、色付き白斑の後ろから始まる縞は暗斑が多く一番暗い縞に見えます。

Jup_202309181914_1
9月19日04時10~17分  D=180mm、F=2700mm、2.5×パワーメイト、ADC、Neptune-C II 、SharpCap 4.0、15ms、Gain=280、4000フレームを50%スタック×8、RegiStax 6でWavelet処理

北赤道縞の一番活発なエリアの右半分が見えてきました。
左上右下の引き延ばされて白さを失いながら切れ目が残りその右端に輝点が見えます。

Jup_202309182014_0
9月19日05時10~17分  D=180mm、F=2700mm、2.5×パワーメイト、ADC、Neptune-C II 、SharpCap 4.0、15ms、Gain=280、4000フレームを50%スタック×8、RegiStax 6でWavelet処理

右の輝点から左の輝点までの距離が広がりました。その間に引き延ばされて白さを失った縞が3本見えます。

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2023年9月18日 (月)

木星 2023/09/18

0:00起床
前日午後のピーカンの空がそのまま夜まで持ち越され透明度の良い星空。
しかし日中の南風がそのまま残りベランダに吹き付けて望遠鏡を揺らしました。

Jup_202309171523_0
9月18日00時19~26分  D=180mm、F=2700mm、2.5×パワーメイト、ADC、Neptune-C II 、SharpCap 4.0、15ms、Gain=280、4000フレームを50%スタック×8、RegiStax 6でWavelet処理

昨日木星面を通過したイオがもう木星の裏を回って出てきました。
北赤道縞の活発な部分が中央から右に見えます。左上右下の白い切れ込みはさらに引き延ばされました。
中央付近では白い輝点が縦に2つ並んでいます。

Jup_202309171623_5
9月18日01時19~26分  D=180mm、F=2700mm、2.5×パワーメイト、ADC、Neptune-C II 、SharpCap 4.0、15ms、Gain=280、4000フレームを50%スタック×8、RegiStax 6でWavelet処理

北赤道縞中央のフェストーンの左にある白い雲はさらに拡散し一部がフェストーンに並行して左下に流れ出しています。

Jup_202309171723_5
9月18日02時19~28分  D=180mm、F=2700mm、2.5×パワーメイト、ADC、Neptune-C II 、SharpCap 4.0、15ms、Gain=280、4000フレームを50%スタック×8、RegiStax 6でWavelet処理

北赤道縞南縁の中央付近の青黒い雲は東西に連なっています。
この付近の暗斑列は大きさと間隔がバラバラで南北にブレています。

Jup_202309171823_0
9月18日03時19~26分  D=180mm、F=2700mm、2.5×パワーメイト、ADC、Neptune-C II 、SharpCap 4.0、15ms、Gain=280、4000フレームを50%スタック×8、RegiStax 6でWavelet処理

大赤斑の縁が左端に見え始めました。大赤斑の右側の南赤道縞はいくつもの層に分かれています。
一番南側の層はリング暗斑がいっぱい。
大赤斑から右に伸びる細い縞を辿ると1枚前の写真の中央あたりまでたどることができます。

Jup_202309171924_4
9月18日04時19~29分  D=180mm、F=2700mm、2.5×パワーメイト、ADC、Neptune-C II 、SharpCap 4.0、15ms、Gain=280、4000フレームを50%スタック×8、RegiStax 6でWavelet処理

中央やや右の青黒い雲はモニター上でも暗く見えていました。
大赤斑の右下から1番白斑の上あたりはツブツブの暗斑がいっぱい。

Jup_202309172024_2
9月18日05時19~28分  D=180mm、F=2700mm、2.5×パワーメイト、ADC、Neptune-C II 、SharpCap 4.0、15ms、Gain=280、4000フレームを50%スタック×10、RegiStax 6でWavelet処理

日出時刻に向かって気流が悪くなっていき木星の縁がナミナミと揺れていました。
せっかく大赤斑が中央のタイミングでしたがボケて詳細は見えません。朝まで頑張ったのにガッカリ。
大赤斑の芯が左上側に伸びているように見えます。気流が悪いせい?
相変わらず南赤道縞の茶縞は大赤斑の右上で折り返しています。

一通り画像処理を終えてから自転車で昼食を食べに出発。
9:10出発~多摩川CR~羽村~新奥多摩街道~羽村のかつやで昼食~新奥多摩街道~羽村~多摩川CRで14:20帰宅。
走行距離:83km



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2023年9月17日 (日)

日高の栗2回目

木星撮影を終えて朝食をとり自転車走に出発。
日出過ぎまで晴れていた空がいつの間にか低い雲に覆われて日差しが陰りました。
暑くなる予報でしたがこれはラッキー。今日も日高の栗買い出しです。
コースは都内を横切って荒川、入間川に沿って飯能に向かいその後日高に侵入します。

7:20出発~多摩川CR~都19、都12~ひばりが丘~県36~志木~羽根倉橋~荒川CR~川島あたり~入間川CR
ずっと曇り空で助かりました。川島あたりでは所々路面がウェットになっていて雨が降ったようです。
P50_20230917_095912
R254落合橋アンダーパス付近
この付近では草刈りが遅れていて入間川CRは背の高い草に覆われて自転車のすれ違いができないほど。半袖だったらチクチクにやられていたところでした。

~飯能~R299~巾着田~栗街道
巾着田は曼殊沙華のシーズンらしく付近の道は渋滞。栗も売り切れている可能性がありましたが残っていました。でも1000円の栗は売り切れ。

~県30~県15~巾着田~R299~飯能市街~県195~都193~都28~東青梅~新奥多摩街道~羽村~多摩川CR~多摩大橋~多摩川右岸~浅川CR~万願寺歩道橋~浅川CR~府中四谷橋~多摩川CRで16:10帰宅。

いつの間にか雲が消えていて多摩大橋からはカンカン照りで暑い暑い。太陽光の強さは3月末と同じなのに何でこんなにジリジリと焼けるように感じるのでしょう。

走行距離:166km

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木星と金星 2023/09/17

23:30起床。
今夜は大赤斑の面からスタートなので中央に来るタイミングで撮影開始しようとしましたが群馬方面で沸いた雷雲の残りかすの雲が北から流れ込んで来て邪魔していました。
Jup_202309161454_7
9月16日23時51~57分  D=180mm、F=2700mm、2.5×パワーメイト、ADC、Neptune-C II 、SharpCap 4.0、15ms、Gain=320、4000フレームを50%スタック×8、RegiStax 6でWavelet処理

せっかく大赤斑の面なのですが雲がかかって気流が荒れ気味で詳細が見えません。ガッカリ。
南赤道縞の濃い茶縞は相変わらず右上で折り返しているようです。
左の方はイオの影

次のタイミングは雲に覆われていたためすぐに仮眠に戻りました。

Jup_202309161701_8
9月17日01時56~06分  D=180mm、F=2700mm、2.5×パワーメイト、ADC、Neptune-C II 、SharpCap 4.0、15ms、Gain=320、4000フレームを50%スタック×10、RegiStax 6でWavelet処理

まだベールのような薄雲がかかって木星は明るさを失っていました。でも気流は改善して縞がツブツブの集合体に見えてきました。。
北赤道縞の中央に15日2枚目に見えていたダブル輝点が少し拡散した姿で見えています。左側の輝点のすぐ左上にも湧きあがってきた小さな輝点が見えます。
南赤道縞の中央やや右、5番白斑の右上に木星面経過中のイオの姿。

Jup_202309161756_1
9月17日02時52~59分  D=180mm、F=2700mm、2.5×パワーメイト、ADC、Neptune-C II 、SharpCap 4.0、15ms、Gain=340、4000フレームを50%スタック×8、RegiStax 6でWavelet処理

好気流が続いています。15日の3枚目とほぼ同じ面です。
北赤道縞の左寄り、左上右下に白い切れ目がさらに引き延ばされて右下側に新たな輝点が発生しています。
右は木星面系岡を終えたイオ

Jup_202309161857_1
9月17日03時53~00分  D=180mm、F=2700mm、2.5×パワーメイト、ADC、Neptune-C II 、SharpCap 4.0、15ms、Gain=300、4000フレームを50%スタック×8、RegiStax 6でWavelet処理

北赤道縞の活発なところが正面に来ました。
白い輝点が次々と発生しています。どうなるのでしょう。

Jup_202309161956_1
9月17日04時52~59分  D=180mm、F=2700mm、2.5×パワーメイト、ADC、Neptune-C II 、SharpCap 4.0、15ms、Gain=300、4000フレームを50%スタック×8、RegiStax 6でWavelet処理

北赤道縞の左手の白い輝点は15日の5枚目の中央に見えていた接近した2つの輝点の姿。合体して拡散し始めています。

最後に金星を撮影
Ven_202309162018_7
9月17日05時17分  D=180mm、F=2700mm、Neptune-C II 、SharpCap 4.0
いろいろ画像をこねくり回してみましたがまだ模様は見えてきません。

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2023年9月15日 (金)

木星 2023/09/15

23:20起床。
寝たのが21:30だったので今日はピンチ。
0時前からガニメデの木星面経過が見られるので連続撮影をするのが目的。
晴れていましたが日本海の秋雨前線で湧きあがった高い所の雲が流れ込んで来ています。
23:30ではまだ口径の一部が庇にけられていたので土星に向かってみました。
Sat_202309141429_6
9月14日23時29分  D=180mm、F=2700mm、2.5×パワーメイト、ADC、Neptune-C II 、SharpCap 4.0

本体の影が左側のリング上に落ちるようになりました。

Jup_202309141448_8
9月14日23時45~52分  D=180mm、F=2700mm、2.5×パワーメイト、ADC、Neptune-C II 、SharpCap 4.0、15ms、Gain=300、4000フレームを50%スタック×8、RegiStax 6でWavelet処理

すでにガニメデは木星面にかかっていました。今日は南極近くをこするように経過していきました。
北赤道縞の白い輝点がダブルになっています。

Jup_202309141549_0
9月15日00時45~52分  D=180mm、F=2700mm、2.5×パワーメイト、ADC、Neptune-C II 、SharpCap 4.0、15ms、Gain=290、4000フレームを50%スタック×8、RegiStax 6でWavelet処理

ガニメデは木星面に一番深く入り込んだ時でも木星面から少しはみ出していました。連続撮影は90分間おこなったのであとで動画にしてアップします。
白いダブル輝点が中央に来ました。右下側が新しく湧いたものと思われます。

Jup_202309141649_1
9月15日01時45~52分  D=180mm、F=2700mm、2.5×パワーメイト、ADC、Neptune-C II 、SharpCap 4.0、15ms、Gain=290、4000フレームを50%スタック×8、RegiStax 6でWavelet処理

北赤道縞の左寄りに左上右下に白い湧き上りが切れ込みのように見えています。南側は赤道に向かって左下方向に流れ出しています。
その左にも白い輝点が発生しています。

次のタイミングでは濃い目の雲がかかって撮影できず、目覚めてすぐ寝に入ったので睡眠時間が稼げました。
Jup_202309141849_8
9月15日03時45~52分  D=180mm、F=2700mm、2.5×パワーメイト、ADC、Neptune-C II 、SharpCap 4.0、15ms、Gain=340、4000フレームを50%スタック×8、RegiStax 6でWavelet処理

雲は流れて行きましたが気流が悪いまま残りました。

Jup_202309141949_0
9月15日04時45~52分  D=180mm、F=2700mm、2.5×パワーメイト、ADC、Neptune-C II 、SharpCap 4.0、15ms、Gain=290、4000フレームを50%スタック×8、RegiStax 6でWavelet処理

気流がだいぶ回復しました。暗斑列が良く見えます。
この面でも北赤道縞の中央に白い輝点が接近して2つ見えています。

Jup_202309142039_0
9月15日05時37~40分  D=180mm、F=2700mm、2.5×パワーメイト、ADC、Neptune-C II 、SharpCap 4.0、10ms、Gain=280、4000フレームを50%スタック×6、RegiStax 6でWavelet処理

日出時刻は5:20過ぎまで遅くなりました。いつまでも暑くて夏の気分ですが最早の頃から1時間も遅くなったんですね。光の秋です。
イオの影が落ちています。
北赤道縞の北辺が鋸の歯状にギザギザしています。

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2023年9月14日 (木)

木星 2023/09/14

23:40起床。
天気は快晴、風もなく穏やか。
今シーズン初めて夜半前からの撮影となります。木星すでに庇から現れていました。

Jup_202309131454_3
9月13日23時50~57分  D=180mm、F=2700mm、2.5×パワーメイト、ADC、Neptune-C II 、SharpCap 4.0、15ms、Gain=290、4000フレームを50%スタック×8、RegiStax 6でWavelet処理

北赤道縞からのフェストーンの流れが不規則です。
北赤道縞右寄りの白い雲の輝点は昨日の画像と比べて拡散しています。
大赤斑の右の縁がかすかに見え始めています。

Jup_202309131554_1
9月14日00時50~57分  D=180mm、F=2700mm、2.5×パワーメイト、ADC、Neptune-C II 、SharpCap 4.0、15ms、Gain=290、4000フレームを50%スタック×8、RegiStax 6でWavelet処理

大赤斑を取り巻く雲から右に伸びる細い縞は大赤斑の右の方では途切れ途切れになっています。
1番白斑は相変わらず安定した明るさ。

Jup_202309131654_1
9月14日01時50~57分  D=180mm、F=2700mm、2.5×パワーメイト、ADC、Neptune-C II 、SharpCap 4.0、15ms、Gain=290、4000フレームを50%スタック×8、RegiStax 6でWavelet処理

エウロパが後ろから出てきた後でした。
大赤斑の右上で茶縞が折り返す動きは変わらず。
1番と2番白斑の間にいくつかぼやけた平べったい奴が見えます。

Jup_202309131754_1
9月14日02時50~57分  D=180mm、F=2700mm、2.5×パワーメイト、ADC、Neptune-C II 、SharpCap 4.0、15ms、Gain=290、4000フレームを50%スタック×8、RegiStax 6でWavelet処理

色付き白斑が中央の位置ですが存在が目立ちません(輪郭が薄れた?)。中にかすかに模様が見えています。
3番白斑と4番白斑の間にアーチをかけるように白い平べったい奴が見えます。
北半球中緯度以北はツブツブだらけです。

撮影途中から次第に下層の断雲が増えてきました。

Jup_202309131846_3
9月14日03時44~47分  D=180mm、F=2700mm、2.5×パワーメイト、ADC、Neptune-C II 、SharpCap 4.0、15ms、Gain=330~400、4000フレームを50%スタック×4、RegiStax 6でWavelet処理

仮眠から起きてピント合わせしている最中から下層雲が南から押し寄せてきて木星にかかってきました。予定時刻よりも前でしたがただちに撮影を開始して5ショット目からは撮影困難となりました。

雲がかかっていた割には像が安定していました。
4番白斑と5番白斑のには以前からある白い平べったい奴が健在で両白斑間の長さがあります。
色付き白斑の左に続くグレーの縞は2列のツブツブ暗斑の連なりです。

大赤斑が去ったので望遠鏡を撤収して終了。

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2023年9月13日 (水)

木星 2023/09/13

0:00起床。
一部に薄雲があるもののほぼ快晴で静かな夜。気温も23度台まで下がって蒸し暑さはありません。
木星は0時前には庇から出てくるようになりました。夜明けまで5時間も撮影時間が取れるようになるのはうれしいのですがいつ寝るかが課題となりつつあります。撮影の合間に仮眠を取るもののどこかで最低3時間はまとまった睡眠が必要です。
夜9時前に寝るのか?。この先次第に秋雨シーズンに移行するから今までのように連夜の撮影は難しくなり悪天による休息日の頻度が高くなるから大丈夫かな。
Jup_202309121522_1
9月13日00時18~25分  D=180mm、F=2700mm、2.5×パワーメイト、ADC、Neptune-C II 、SharpCap 4.0、15ms、Gain=290、4000フレームを50%スタック×8、RegiStax 6でWavelet処理

好気流でした。
7番白斑が中央、8番白斑が左に見えます。その北側、中間あたりにも白斑が見えます。
北赤道縞の左寄りには白い雲が引き延ばされて左上右下のライン状になっています。

Jup_202309121619_1
9月13日01時15~22分  D=180mm、F=2700mm、2.5×パワーメイト、ADC、Neptune-C II 、SharpCap 4.0、15ms、Gain=290、4000フレームを50%スタック×8、RegiStax 6でWavelet処理

北赤道縞の左上右下の白いライン状の模様が中央に来て目立っています。
南赤道縞の中央付近を東西に貫く細い茶色の縞が良く見えます。

Jup_202309121719_0
9月13日02時15~22分  D=180mm、F=2700mm、2.5×パワーメイト、ADC、Neptune-C II 、SharpCap 4.0、15ms、Gain=290、4000フレームを50%スタック×8、RegiStax 6でWavelet処理

北赤道縞の南縁に白い雲の沸き上がり輝点がいくつも見えます。
暗斑列は右に行くほど小さく淡くなっています。

Jup_202309121819_1
9月13日03時15~22分  D=180mm、F=2700mm、2.5×パワーメイト、ADC、Neptune-C II 、SharpCap 4.0、15ms、Gain=290、4000フレームを50%スタック×8、RegiStax 6でWavelet処理

南赤道縞の南縁にリング状暗斑が連続しています。一番左が一番大きい。

Jup_202309121920_2
9月13日04時16~23分  D=180mm、F=2700mm、2.5×パワーメイト、ADC、Neptune-C II 、SharpCap 4.0、15ms、Gain=290、4000フレームを50%スタック×8、RegiStax 6でWavelet処理

暗斑列は中央付近の発生源近くからすぐに北に曲がっています。
1番白斑は安定した見え方。

Jup_202309122019_1
9月13日05時15~22分  D=180mm、F=2700mm、2.5×パワーメイト、ADC、Neptune-C II 、SharpCap 4.0、15ms、Gain=280、4000フレームを50%スタック×8、RegiStax 6でWavelet処理

木星が南中を大きく過ぎて鏡筒の東西展開をすると写り方が変わるような気がする。
大赤斑の右下から1番白斑の右上あたりにかけて細かい暗斑が細長い楕円状のエリアに集中しています。ここから右方向に暗斑列が伸びています。
南赤道縞南縁の茶縞は大赤斑の右上で多くが折り返しています。

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2023年9月12日 (火)

木星 2023/09/12

0:30起床。
木星のいる空域は晴れていましたが南東方向から積雲系の雲が流れてきていました。レーダーを見ると細かい降水エコーが含まれています。
急な雨に注意しながらの撮影です。
Jup_202309111554_1
9月12日00時50~57分  D=180mm、F=2700mm、2.5×パワーメイト、ADC、Neptune-C II 、SharpCap 4.0、15ms、Gain=300、4000フレームを50%スタック×8、RegiStax 6でWavelet処理

気流は安定していました。昨日ぼやけて見えた大赤斑付近がハッキリ見えます。
南赤道縞南側の茶縞は大赤斑右上でほとんど折り返しています。僅かに北側を回って左側にスロープ状に南下。
大赤斑の周囲は茶色い雲に取り巻かれ右側に細い縞を伸ばしています。
色付き白斑があまり目立ちません。
北赤道縞の北側に淡いグレーの細い縞が見られます。

次のタイミングでは雲に覆われ切れ目待ちしました。
30分ほど待ってやっと狭い切れ目が訪れました。その後方には降水エコーを伴った雲が接近中なのでシャッタースピードを速めての撮影
Jup_202309111729_7
9月12日02時27~31分  D=180mm、F=2700mm、2.5×パワーメイト、ADC、Neptune-C II 、SharpCap 4.0、10ms、Gain=330、4000フレームを50%スタック×7、RegiStax 6でWavelet処理

積雲近辺で気流は乱れまくってがっかりな木星面。
雨雲が近いので急ぎ望遠鏡を撤収して終了。

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2023年9月11日 (月)

木星 2023/09/11

0:40起床。
雲だらけの空で下層と上層の雲が南から流れてきています。雲に濃淡があり所々切れ目も見えたので切れ目待ちしながら撮影開始。
Jup_202309101629_4
9月11日01時25~32分  D=180mm、F=2700mm、2.5×パワーメイト、ADC、Neptune-C II 、SharpCap 4.0、15ms、Gain=300、4000フレームを50%スタック×8、RegiStax 6でWavelet処理

雲のかかった状態で解像度は落ちています。
昨日の最後の写真とほぼ同じ面で白斑列の見えない場所。
暗斑列が木星面を左から右へ連なっています。
北赤道縞の南端は黒い雲が多く白い筋のような雲が幾本か見えます。

Jup_202309101724_2
9月11日02時20~27分  D=180mm、F=2700mm、2.5×パワーメイト、ADC、Neptune-C II 、SharpCap 4.0、15ms、Gain=290、4000フレームを50%スタック×8、RegiStax 6でWavelet処理

今日一番雲の影響のないタイミングでした。
北赤道縞の中央付近に白い雲の沸き上がりが明るく見えています。
南赤道縞の中央あたりに大きなリング状暗斑が見えます。

Jup_202309101827_5
9月11日03時23~31分  D=180mm、F=2700mm、2.5×パワーメイト、ADC、Neptune-C II 、SharpCap 4.0、15ms、Gain=400、4000フレームを50%スタック×8、RegiStax 6でWavelet処理

雲が途切れず像が悪化しました。
1番白斑が中央でその北側あたりが暗斑列の発生源。


Jup_202309101943_7
9月11日04時40~46分  D=180mm、F=2700mm、2.5×パワーメイト、ADC、Neptune-C II 、SharpCap 4.0、15ms、Gain=330、4000フレームを50%スタック×3、RegiStax 6でWavelet処理

大赤斑が中央のタイミングですが雲の量が増え3ショットだけしか使えませんでした。
大赤斑の北側を乗り越えていた南赤道縞の茶縞の左側への流れが減り大赤斑の右上で折り返しているようです。
2番白斑がもうすぐ大赤斑の中央経度を通過です。3番は色付き白斑南の通過終わりました。
大赤斑を取り巻く淡いグレーの雲は健在で右に細い縞を伸ばしています。

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2023年9月10日 (日)

ISSを撮る 2023/09/10

木星撮影の途中でISS撮影に切り替え。
5インチ鏡筒を経緯台に載せて自動追尾させて撮影します。
今日は北西から南東の空へほぼ天頂近くを通っていくのですがベランダからは久から出てきた後の姿を撮影します。
自動追尾とはいえ一発で焦点距離1500mmのNeptune-C IIの画角に導入できるわけもなくできるだけ早く手動で微調整して視野に入れる必要があります。

Ura_202309091827_4
望遠鏡をアライメントして時間に余裕があったので天王星の衛星を撮影してみました。
天王星の右側近い方からアリエル、ウンブリエル、チタニア、オベロン。
一番内側のミランダは天王星の左上淡い光芒の中に埋もれて判別つきません。

そして本番。
Iss_202309091909_3_drizzle15
9月10日04時05分頃  D=127
mm、F=1500mm、Neptune-C II 、SharpCap 4.0、1.0ms、Gain=240、RegiStax 6でWavelet処理、1.5倍拡大
現在古川宇宙飛行士が滞在している国政宇宙ステーション。
ISSをほぼ真下から見上げた姿。ISSは写真の下に向かって飛行。今日は夏の気流だったので写りが良いです。
後方右側の離れた光点はほとんど影になって見えていないラジエータの一部だけに光が当たって光っている姿?。
ISS撮影はずいぶん久しぶりでした。

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日高の栗

木星撮影を終え画像処理途中で睡眠を取らずに自転車走に出発。
気が付けば9月も2週目の週末でいつまでも夏だと思っていましたが日高の栗の季節になっていました。
たぶん道端で販売が始まっているのではないかと想像し買い出しに行きます。

7:30出発~多摩川CR~府中四谷橋~浅川CR~万願寺歩道橋~浅川CR
日曜日なのに都立日野高校の生徒が新築の校舎にゾロゾロと吸い込まれていきます。
昨日と今日で文化祭です。僕は今年の文化祭を見学に行き屋上ドームの中の望遠鏡が何なのかを見て見たかったのですが、最近の高校文化祭は事前登録制となっているそうで、すでに定員に達しているとのこと。
フラッとおっさんが見に行けるものではなくなっていました。何でそんな風になってしまったのだろう。とてもガッカリ。

~多摩川右岸~多摩大橋~羽村~新奥多摩街道~東青梅~都28~県195~飯能~R299~巾着田~栗街道
P50_20230910_104429
ありました。
左の1000円のかごは売り切れています。大粒の栗だったらしい。

~県30~県15~巾着田~R299~飯能市街~県195~都193~都28~東青梅~新奥多摩街道~羽村~多摩川CR~多摩大橋~多摩川右岸~浅川CR~万願寺歩道橋~浅川CR~府中四谷橋~多摩川CRで15:30帰宅。

帰宅後、茹で栗作成中。

走行距離:148km

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木星 2023/09/10

0:20起床。
静かに晴れていました。気温は23度くらいまで下がって熱帯夜から解放。ここ数日、夜が快適になってきました。
望遠鏡も良い感じに冷えてすぐに撮影に入りました。
Jup_202309091545_3
9月10日00時41~48分  D=180mm、F=2700mm、2.5×パワーメイト、ADC、Neptune-C II 、SharpCap 4.0、15ms、Gain=290、4000フレームを50%スタック×8、RegiStax 6でWavelet処理

右の明るい線はイオの移動した跡。すぐ右に沈みかけた大赤斑が見えます。
3番から5番の白斑が見えます。3番のすぐ北にある色付き白斑があまり目立ちません。
北赤道縞は幅は広くありませんが南北にうねっています。

Jup_202309091645_0
9月10日01時41~48分  D=180mm、F=2700mm、2.5×パワーメイト、ADC、Neptune-C II 、SharpCap 4.0、15ms、Gain=290、4000フレームを50%スタック×8、RegiStax 6でWavelet処理

北赤道縞の白く明るい雲は5日に見えていたものかな?


Jup_202309091745_0
9月10日02時41~48分  D=180mm、F=2700mm、2.5×パワーメイト、ADC、Neptune-C II 、SharpCap 4.0、15ms、Gain=290、4000フレームを50%スタック×8、RegiStax 6でWavelet処理

北赤道縞の左端にもう一つ明るい白い雲の沸き上がりが見えてきました。中央付近には南赤道縞にある茶色の島状班と同じようなものが見えています。

このあとISSの通過撮影のため木星撮影は中断。

無事ISS撮影に成功し木星撮影を再開。
Jup_202309091926_4
9月10日04時22~29分  D=180mm、F=2700mm、2.5×パワーメイト、ADC、Neptune-C II 、SharpCap 4.0、15ms、Gain=290、4000フレームを50%スタック×8、RegiStax 6でWavelet処理

例の白い雲は中央付近に来ると前の白い雲よりも明るく見えました。
北赤道縞の左寄り北辺あたりも茶色の島状班に変化するのでしょうか。

Jup_202309092024_2
9月10日05時20~27分  D=180mm、F=2700mm、2.5×パワーメイト、ADC、Neptune-C II 、SharpCap 4.0、15ms、Gain=290、4000フレームを50%スタック×8、RegiStax 6でWavelet処理

木星は南南西の空に移動したので鏡筒を東側に反転して撮影。西側で撮影していた時と何となく写り方が違う気がする。
北赤道縞には小さい白い雲の沸き上がりがさらに2つ見えています。
北半球中緯度の縞は二重になっています。

最後に金星を撮影して終了。
Ven_202309092041_9
9月10日05時40分  D=180mm、F=2700mm、Neptune-C II 、SharpCap 4.0、2.0ms、Gain=0

まだ雲の模様は見えません。

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2023年9月 8日 (金)

木星の北赤道縞の変化

早朝から昼前の強い雨により一気に気温が下がって日中は20℃そこそこで窓を開けて外気を取り入れていると肌寒ささえ感じる一日でした。

202308302009_pipp
8/31、9/1、2、3、5の5日間に撮影した写真からコマ送りを作成。4日が無いのが惜しい。
これを見ると北赤道縞の北側はほとんど移動せず南側が速いスピードで右に流れています。
南側に発生した白い雲の輝点が右に流されながら北側に発生した白い雲とつながって左上右下のラインとなりさらに南側が右に流されて引き延ばされていくのが分かります。
さらに最後の写真では1枚目とほぼ同じ場所に白い雲の沸き上がりの輝点が発生しています。
南半球では暗斑列や白斑列が異なった速度で右に移動していくのが分かります。
南赤道縞の北側は右へ、南側は左に移動し縞の中ほどにある濃い茶色の島状班はわずかに左に移動しています。

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2023年9月 7日 (木)

木星 2023/09/07

0:30に目覚めると全天雲に覆われた空の切れ目から木星がちらっと見えていました。
気象衛星の画像を見ると覆っている雲は東進してその西側に切れ目も見られるので念のため望遠鏡を出して二度寝。
4:00起きてみるとまだ雲が多い状態でしたが西に大きな雲の切れ目が近づいていたので撮影に入りました。
Jup_202309061922_2
9月07日04時18~25分  D=180mm、F=2700mm、2.5×パワーメイト、ADC、Neptune-C II 、SharpCap 4.0、15ms、Gain=290、4000フレームを45%スタック×8、RegiStax 6でWavelet処理

雲の切れ間に入ると8ショット連続で撮影できました。気流は悪化して秋の気流になっています。
右の方に4番と5番白斑、左の方に7番白斑が見えています。
北赤道縞の左の方の白斑の近くに左上右下に伸びる白い雲の沸き上がりが見られます。この場所は5日に白い光点が見えていた位置でそれが広がったものと思われます。

このあとすぐに雲が覆ってしまったので撤収して終了。

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2023年9月 6日 (水)

木星 2023/09/06

0:30目が覚めました。
所々に雲がありましたが木星は見えていたのでベランダに望遠鏡を展開。
気象衛星画像を見ると台風に連なる雲が南西方向から北上中で間もなく上空を覆うような動きなので望遠鏡が外気温になじむのを待たずにまずは1ショット。
Jup_202309051600_1
9月06日00時56~03分  D=180mm、F=2700mm、2.5×パワーメイト、ADC、Neptune-C II 、SharpCap 4.0、15ms、Gain=290、4000フレームを50%スタック×8、RegiStax 6でWavelet処理

8番白斑が中央を過ぎた面です。
気流は悪く鏡筒も冷え切らず像はボケ気味で暗斑列が何とか分かる程度。

次のタイミングではすっかり雲に覆われてしまい雲の切れ間もなさそうなので各局1ショットで撤収して終了。

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2023年9月 5日 (火)

木星 2023/09/05

2:00目覚めると月が光っていました。すぐそばに木星も見えていました。
ベランダは雨でびしょびしょ。低い雲が速いスピードで北に流れていました。レーダーを確認すると南に接近して来るエコーは無かったので望遠鏡を展開することにしました。
Jup_202309041722_8
9月05日02時21~24分  D=180mm、F=2700mm、2.5×パワーメイト、ADC、Neptune-C II 、SharpCap 4.0、10ms、Gain=330、6000フレームを50%スタック×4、RegiStax 6でWavelet処理

雲は絶えず流れ続けて木星面を通過していました。出したばかりの望遠鏡は外気温になじんでおらずエウロパやその影の右下に滲みが出ています。
4番、5番白斑が中央沿過ぎたあたりで北赤道縞の北辺に3つの大きな白斑が見えます。

Jup_202309041842_5
9月05日03時39~45分  D=180mm、F=2700mm、2.5×パワーメイト、ADC、Neptune-C II 、SharpCap 4.0、15ms、Gain=310、4000フレームを50%スタック×6、RegiStax 6でWavelet処理

相変わらずの雲の流れで10ショットのうち雲による明滅の少ない連続した6ショットを採用。
木星は南中に近く高度が上がり望遠鏡は外気温になじんで像が良くなりました。
エウロパが7番白斑の右上にくっついて見えています。
数日前から見えている北赤道縞の左上右下方向のライン状の白い雲の沸き上がりはさらに東西方向に引き延ばされて暗くなり角度が浅くなりました。
そのすぐ近く、中央付近に明るい白い雲。フェストーンは広がり切ったのかほぼ水平方向に繋がっています。

4時台に起きてみると低い雲で覆われ月も見えなかったので撤収して終了。

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2023年9月 4日 (月)

木星MAP 2023/09/01-02

湿った気流による雨ふりで星見は8月23日以のお休みで久しぶりのまとまった睡眠で体力回復。
最近は2番木星撮影できると全周を撮影できているので気流の良かった9月1日と2日でMAPを作成してみました。

20230831_20230901_map1
大赤斑の左側
等間隔になった2番から5番白斑の列
色付き白斑の左上から7番白斑付近の北まで伸びる縞
北赤道縞のすぐ北側に等間隔で3つ並ぶ大きな白斑

20230831_20230901_map2
大赤斑の右側
白斑の中で一番明るく見える1番白斑、その少し北側から発生して右上に流れて行く暗斑列
大赤斑から伸びる細い縞は右の方で北上して来る暗斑列に重なってしまいます。



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2023年9月 3日 (日)

木星 2023/09/03

0:20目が覚めました。
予報では天気下り坂予報でしたがまだ晴れていたので曇ってくるまで木星撮影することにしました。
木星は0:30でギリギリ庇から姿を現すようになってきました。
Jup_202309021533_0
9月03日00時29~36分  D=180mm、F=2700mm、2.5×パワーメイト、ADC、Neptune-C II 、SharpCap 4.0、15ms、Gain=290、4000フレームを50%スタック×8、RegiStax 6でWavelet処理

庇ギリギリで建物からの気流の影響があったかもしれません。かなりボケています。
ボケているおかげでフェストーンが分かりやすくなっています。
北赤道縞の北側に等間隔で3つの白斑があるのも分かります。

Jup_202309021632_0
9月03日01時28~35分  D=180mm、F=2700mm、2.5×パワーメイト、ADC、Neptune-C II 、SharpCap 4.0、15ms、Gain=300、4000フレームを50%スタック×8、RegiStax 6でWavelet処理

だいぶ気流が回復しました。昨日最後の面の続きです。
北赤道縞に見えた左上右下方向のライン状の白い雲の沸き上がりは東西方向に引き延ばされています。

Jup_202309021734_6
9月03日02時31~38分  D=180mm、F=2700mm、2.5×パワーメイト、ADC、Neptune-C II 、SharpCap 4.0、15ms、Gain=290、4000フレームを50%スタック×8、RegiStax 6でWavelet処理

7番と8番白斑が見えています。
中央やや右寄りから左に暗斑列が見えますが間隔がほぼ一定です。

Jup_202309021847_8
9月03日03時44~51分  D=180mm、F=2700mm、2.5×パワーメイト、ADC、Neptune-C II 、SharpCap 4.0、15ms、Gain=300、4000フレームを50%スタック×8、RegiStax 6でWavelet処理

中央付近の北赤道縞が一番活発だったところですが活動が落ち着いてきているようで茶の色が薄くなったようです。
暗斑列はずっと等間隔に並んでいます。

Jup_202309021942_7
9月03日04時39~46分  D=180mm、F=2700mm、2.5×パワーメイト、ADC、Neptune-C II 、SharpCap 4.0、15ms、Gain=330、4000フレームを50%スタック×8、RegiStax 6でWavelet処理

結局明け方まで晴れていましたが、この時間は雲がかかって像が悪くなりました。
この付近の北赤道縞は色が濃くなっています。
中央から左の暗斑列は不規則な並びです。

望遠鏡を撤収しようとベランダに出て東の空を見ると庇ギリギリに金星が見えました。口径の一部がまだ庇にかかっていたので完全に抜け出すまで待って撮影してみました。
Ven_202309022022_0
9月03日05時22分  D=180mm、F=2700mm、2.5×パワーメイト、ADC、Neptune-C II 、SharpCap 4.0、153ms、Gain=30、10000フレームを50%スタック、RegiStax 6でWavelet処理

金星は2700mm直焦点撮影です。右上は比較のため同焦点距離で撮影した木星。
まだ細くて模様を写すのは無理ですね。ずっと北の空にいたので射程外でしたがこの先どんどん南の空に移動して来るので狙いやすくなってきます。

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2023年9月 2日 (土)

小沢峠2回

木星の画像処理を途中で投げ出して涼しいうちに自転車走に出発。

6:30出発~多摩川CR~府中四谷橋~浅川CR~万願寺歩道橋~浅川CR~多摩川右岸~多摩大橋~多摩川CR~羽村~新奥多摩街道~東青梅
早朝は多摩川の涼しい川風が上流から吹き降りて来て快適。
P50_20230902_075907
中央線鉄橋を過ぎたあたりで上空を覆うように鵜の大編隊が飛来。写真は縮小したのでゴマ粒みたいですがすべて鵜。28mm広角ですが右端は編隊が入り切っていません。
編隊飛行としては統制が取れておらずきれいな雁行ではなく我先に的な感じで編隊の形が常に変形し続けていました。これが本当の「烏合乗衆」。彼らはどこに住んでいるのでしょう。
飛んでいく先は多摩大橋方面。こんな群れが着水した日には川の中の魚は食べつくされてしまいそう。

~都194~都53~吹上峠~都193~松ノ木TN~都53~小沢峠折り返し~都53~都193~都28~都194を2周回
P50_20230902_095455
小沢峠手前は傾斜が急で上り甲斐があります。
トンネルを越えて名栗には下らず折り返して成木地区の長く緩い下りを楽しんだ後小曾木から黒沢に戻ってもう一周回して帰途につきました。

~都28~東青梅~新奥多摩街道~羽村~多摩川CRで15:00帰宅。
走っていて確実に昼前後の太陽光が弱まってきたのを実感。

走行距離:153km

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木星 2023/09/02

1:00起床。
月光に照らされてうっすらと高い所の薄雲が所々に見えますが晴れています。
まだ南風が残っていて時々鏡筒を揺らします。
Jup_202309011624_1
9月02日01時20~27分  D=180mm、F=2700mm、2.5×パワーメイト、ADC、Neptune-C II 、SharpCap 4.0、15ms、Gain=290、4000フレームを50%スタック×8、RegiStax 6でWavelet処理

夏の気流から少し悪化して細かく揺らいでいました。昨日の最後の写真と比べても解像度が落ちています。
今日は大赤斑以降の見栄えの良いところです。
北赤道縞は幅が細くなっていく面です。

Jup_202309011718_4
9月02日02時14~21分  D=180mm、F=2700mm、2.5×パワーメイト、ADC、Neptune-C II 、SharpCap 4.0、15ms、Gain=290、4000フレームを50%スタック×8、RegiStax 6でWavelet処理

大赤斑正面のタイミング。イオが木星の裏側から出現しました。
相変わらずグレーの雲が大赤斑の周囲を取り巻いています。


Jup_202309011817_0
9月02日03時13~20分  D=180mm、F=2700mm、2.5×パワーメイト、ADC、Neptune-C II 、SharpCap 4.0、15ms、Gain=290、4000フレームを50%スタック×8、RegiStax 6でWavelet処理

色付き白斑が中央、2番から5番白斑の列。4番が意外に大きく見えます。3番が間もなく色付き白斑の経度を通過します。
薄いながらも長いフェストーンが中央付近から左端赤道上に伸びています。

Jup_202309011918_5
9月02日04時14~22分  D=180mm、F=2700mm、2.5×パワーメイト、ADC、Neptune-C II 、SharpCap 4.0、15ms、Gain=290、4000フレームを50%スタック×8、RegiStax 6でWavelet処理

南赤道縞の中央の光点。衛星かと思いましたが白い雲です。
4番と5番はほぼ同じ大きさですが5番は縁がぼやけています。
4番5番の白斑の南側の白いゾーンの2つの小さな白斑は移動がゆっくりで北側の白斑列に置いて行かれています。

Jup_202309012017_1
9月02日05時13~20分  D=180mm、F=2700mm、2.5×パワーメイト、ADC、Neptune-C II 、SharpCap 4.0、15ms、Gain=280、4000フレームを50%スタック×8、RegiStax 6でWavelet処理

北赤道縞の左寄りには右下左上にライン状の白い雲の沸き上がりが見られます。

この先の天気予報が芳しくありませんが睡眠不足を解消するチャンスかも。

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2023年9月 1日 (金)

木星 2023/09/01

1:00起床。
9月になりました。そのせいか明け方の気温がグッと下がり、撮影の合間ベランダに足を出して仮眠していたら寒さで目が覚めました。気温は23度台まで下がっていました。
天気はほぼ快晴で所々に薄雲がたなびく程度。南風が残って鏡筒を揺らしました。

Jup_202308311613_1
9月01日01時12~18分  D=180mm、F=2700mm、2.5×パワーメイト、ADC、Neptune-C II 、SharpCap 4.0、15ms、Gain=310、4000フレームを50%スタック×8、RegiStax 6でWavelet処理

昨日の最後の写真とほぼ同じ面。気流の程度もほぼ同じ。
1日で模様の大きな変化はなくほぼ同じ。写真を入れ替えても気づきません。
でも詳細に比較すると南赤道縞の中央海老茶の島状斑の左に茶縞を挟んで小さな白斑が南北に並んでいますが、昨夜は上側が少し左寄りにいました。

Jup_202308311710_9
9月01日02時09~12分  D=180mm、F=2700mm、2.5×パワーメイト、ADC、Neptune-C II 、SharpCap 4.0、10ms、Gain=310、4000フレームを50%スタック×6、RegiStax 6でWavelet処理

イオの影が落ちています。イオ本体もすぐ近くにいたので左寄せの構図にしました。
影の前後にリング状暗斑がいくつか並んでいます。

Jup_202308311810_7
9月01日03時09~12分  D=180mm、F=2700mm、2.5×パワーメイト、ADC、Neptune-C II 、SharpCap 4.0、10ms、Gain=310、4000フレームを50%スタック×6、RegiStax 6でWavelet処理

イオとその影が木星面上です。
8番白斑が沈みかけて1番白斑が見えてくるまでの間が一番寂しい面です。

Jup_202308311909_0
9月01日04時05~12分  D=180mm、F=2700mm、2.5×パワーメイト、ADC、Neptune-C II 、SharpCap 4.0、15ms、Gain=280、4000フレームを50%スタック×8、RegiStax 6でWavelet処理

1番白斑が見えてきました。左縁には大赤斑の右端の輪郭が浮かび上がってきています。
木星の北をこっそりカリストが通過していたので少し北に寄せた構図にしました。何やら濃淡が見えています。

Jup_202308312009_1
9月01日01時05~12分  D=180mm、F=2700mm、2.5×パワーメイト、ADC、Neptune-C II 、SharpCap 4.0、15ms、Gain=280、4000フレームを50%スタック×8、RegiStax 6でWavelet処理

イオがギリギリ右側に入ったので右寄せの構図にしました。
1番から8番の7個の白斑の中で現在は1番白斑が一番明るいということに決しました。

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