木星 2023/09/03
0:20目が覚めました。
予報では天気下り坂予報でしたがまだ晴れていたので曇ってくるまで木星撮影することにしました。
木星は0:30でギリギリ庇から姿を現すようになってきました。
9月03日00時29~36分 D=180mm、F=2700mm、2.5×パワーメイト、ADC、Neptune-C II 、SharpCap 4.0、15ms、Gain=290、4000フレームを50%スタック×8、RegiStax 6でWavelet処理
庇ギリギリで建物からの気流の影響があったかもしれません。かなりボケています。
ボケているおかげでフェストーンが分かりやすくなっています。
北赤道縞の北側に等間隔で3つの白斑があるのも分かります。
9月03日01時28~35分 D=180mm、F=2700mm、2.5×パワーメイト、ADC、Neptune-C II 、SharpCap 4.0、15ms、Gain=300、4000フレームを50%スタック×8、RegiStax 6でWavelet処理
だいぶ気流が回復しました。昨日最後の面の続きです。
北赤道縞に見えた左上右下方向のライン状の白い雲の沸き上がりは東西方向に引き延ばされています。
9月03日02時31~38分 D=180mm、F=2700mm、2.5×パワーメイト、ADC、Neptune-C II 、SharpCap 4.0、15ms、Gain=290、4000フレームを50%スタック×8、RegiStax 6でWavelet処理
7番と8番白斑が見えています。
中央やや右寄りから左に暗斑列が見えますが間隔がほぼ一定です。
9月03日03時44~51分 D=180mm、F=2700mm、2.5×パワーメイト、ADC、Neptune-C II 、SharpCap 4.0、15ms、Gain=300、4000フレームを50%スタック×8、RegiStax 6でWavelet処理
中央付近の北赤道縞が一番活発だったところですが活動が落ち着いてきているようで茶の色が薄くなったようです。
暗斑列はずっと等間隔に並んでいます。
9月03日04時39~46分 D=180mm、F=2700mm、2.5×パワーメイト、ADC、Neptune-C II 、SharpCap 4.0、15ms、Gain=330、4000フレームを50%スタック×8、RegiStax 6でWavelet処理
結局明け方まで晴れていましたが、この時間は雲がかかって像が悪くなりました。
この付近の北赤道縞は色が濃くなっています。
中央から左の暗斑列は不規則な並びです。
望遠鏡を撤収しようとベランダに出て東の空を見ると庇ギリギリに金星が見えました。口径の一部がまだ庇にかかっていたので完全に抜け出すまで待って撮影してみました。
9月03日05時22分 D=180mm、F=2700mm、2.5×パワーメイト、ADC、Neptune-C II 、SharpCap 4.0、153ms、Gain=30、10000フレームを50%スタック、RegiStax 6でWavelet処理
金星は2700mm直焦点撮影です。右上は比較のため同焦点距離で撮影した木星。
まだ細くて模様を写すのは無理ですね。ずっと北の空にいたので射程外でしたがこの先どんどん南の空に移動して来るので狙いやすくなってきます。
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