木星 2023/09/25
4日ぶりの木星です。
夏の太平洋高気圧は勢力を弱め秋雨前線は南下して移動性高気圧に北から覆われる天気で下層は東寄りの風、上層は北西風で不揃い。木星は細かく揺れていました。
朝の気温は昨日よりも下がって17度くらい。過ごしやすくなりましたが木星面は詳細が見えにくくなりました。
どっちが良いかと聞かれたら暑くても好気流が続いた頃を選びます。
9月24日23時33~41分 D=180mm、F=2700mm、2.5×パワーメイト、ADC、Neptune-C II 、SharpCap 4.0、15ms、Gain=340、4000フレームを50%スタック×8、RegiStax 6でWavelet処理
7番白斑が見えています。
北赤道縞の中央付近北側に大きな白斑。その前後には白い雲の切れ込みがあるようです。
気流が良くないので今日は仮眠時間を1時間半に伸ばして撮影間隔をあけることにしました。
9月25日01時00~07分 D=180mm、F=2700mm、2.5×パワーメイト、ADC、Neptune-C II 、SharpCap 4.0、15ms、Gain=290、4000フレームを50%スタック×8、RegiStax 6でWavelet処理
この時間が一番気流が良かったようです。
北赤道縞には数か所白い輝点が湧いているようです。
中央付近の8番白斑の北には大赤斑の右から流れてくる暗斑列と色付き白斑の後ろに延びる縞が途切れたあたりから続く暗斑列、白斑の南側にも暗斑列が見られます。
9月25日02時00~07分 D=180mm、F=2700mm、2.5×パワーメイト、ADC、Neptune-C II 、SharpCap 4.0、15ms、Gain=290、4000フレームを50%スタック×8、RegiStax 6でWavelet処理
目覚まし設定を誤り1時間後に起きてしまいました。
気流が悪くなっています。左端はイオ。
南半球高緯度の左寄りに赤っぽい白斑が見えます。
9月25日03時30~37分 D=180mm、F=2700mm、2.5×パワーメイト、ADC、Neptune-C II 、SharpCap 4.0、15ms、Gain=290、4000フレームを50%スタック×8、RegiStax 6でWavelet処理
相変わらずの気流です。
1番白斑が見えてきました。
9月25日05時17~28分 D=180mm、F=2700mm、2.5×パワーメイト、ADC、Neptune-C II 、SharpCap 4.0、15ms、Gain=290、4000フレームを50%スタック×8、RegiStax 6でWavelet処理
少し粘って大赤斑まで頑張りましたが東から流れてくる下層雲と上層を西から流れてくる薄雲の邪魔も入ってボケボケです。
南赤道縞の茶縞が大赤斑の右上で折り返す様子に変化はありません。
この時間になると木星は大きく西に移動して庇に隠れる寸前でした。
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