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2023年9月15日 (金)

木星 2023/09/15

23:20起床。
寝たのが21:30だったので今日はピンチ。
0時前からガニメデの木星面経過が見られるので連続撮影をするのが目的。
晴れていましたが日本海の秋雨前線で湧きあがった高い所の雲が流れ込んで来ています。
23:30ではまだ口径の一部が庇にけられていたので土星に向かってみました。
Sat_202309141429_6
9月14日23時29分  D=180mm、F=2700mm、2.5×パワーメイト、ADC、Neptune-C II 、SharpCap 4.0

本体の影が左側のリング上に落ちるようになりました。

Jup_202309141448_8
9月14日23時45~52分  D=180mm、F=2700mm、2.5×パワーメイト、ADC、Neptune-C II 、SharpCap 4.0、15ms、Gain=300、4000フレームを50%スタック×8、RegiStax 6でWavelet処理

すでにガニメデは木星面にかかっていました。今日は南極近くをこするように経過していきました。
北赤道縞の白い輝点がダブルになっています。

Jup_202309141549_0
9月15日00時45~52分  D=180mm、F=2700mm、2.5×パワーメイト、ADC、Neptune-C II 、SharpCap 4.0、15ms、Gain=290、4000フレームを50%スタック×8、RegiStax 6でWavelet処理

ガニメデは木星面に一番深く入り込んだ時でも木星面から少しはみ出していました。連続撮影は90分間おこなったのであとで動画にしてアップします。
白いダブル輝点が中央に来ました。右下側が新しく湧いたものと思われます。

Jup_202309141649_1
9月15日01時45~52分  D=180mm、F=2700mm、2.5×パワーメイト、ADC、Neptune-C II 、SharpCap 4.0、15ms、Gain=290、4000フレームを50%スタック×8、RegiStax 6でWavelet処理

北赤道縞の左寄りに左上右下に白い湧き上りが切れ込みのように見えています。南側は赤道に向かって左下方向に流れ出しています。
その左にも白い輝点が発生しています。

次のタイミングでは濃い目の雲がかかって撮影できず、目覚めてすぐ寝に入ったので睡眠時間が稼げました。
Jup_202309141849_8
9月15日03時45~52分  D=180mm、F=2700mm、2.5×パワーメイト、ADC、Neptune-C II 、SharpCap 4.0、15ms、Gain=340、4000フレームを50%スタック×8、RegiStax 6でWavelet処理

雲は流れて行きましたが気流が悪いまま残りました。

Jup_202309141949_0
9月15日04時45~52分  D=180mm、F=2700mm、2.5×パワーメイト、ADC、Neptune-C II 、SharpCap 4.0、15ms、Gain=290、4000フレームを50%スタック×8、RegiStax 6でWavelet処理

気流がだいぶ回復しました。暗斑列が良く見えます。
この面でも北赤道縞の中央に白い輝点が接近して2つ見えています。

Jup_202309142039_0
9月15日05時37~40分  D=180mm、F=2700mm、2.5×パワーメイト、ADC、Neptune-C II 、SharpCap 4.0、10ms、Gain=280、4000フレームを50%スタック×6、RegiStax 6でWavelet処理

日出時刻は5:20過ぎまで遅くなりました。いつまでも暑くて夏の気分ですが最早の頃から1時間も遅くなったんですね。光の秋です。
イオの影が落ちています。
北赤道縞の北辺が鋸の歯状にギザギザしています。

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